しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2011年8月31日水曜日

【出張ラン】やっと北海道から神戸に帰ります

本日の仕事片付いたのでやっと北海道から神戸に帰ります。  

先週の火曜日に北斗星で移動して北海道に入りましたので、車中1泊札幌7泊8日とまるで海外出張なみの長い滞在となりました。すっかり避暑ができました(といっても土日は暑かったです)。  

滞在中、北海道マラソン前に16km、マラソン後に35.1km、計51km札幌駅前~豊平川往復コースを走りました。道マラを含めると93.295km、よく走りました。おかげさまで今月も目標を越え月間走行距離280kmとなりました。  

 
いろいろなところに出張に行ってついでに走っていますが、豊平川はNo.1クラスのコースです。河川敷にゴミがほとんど落ちていなく、水面が近くて親水性が高く、芝生がきれい。わたしは札幌に来たらここを走れるだけで幸せ。北海道に来たらランナーは是非走ってほしいです。ただし、冬は市内の除雪した雪の堆積場所なのでまったく走れません。 
  
 
北海道最終日の今朝は、豊平川を遡って札幌オリンピックのジャネットリンで有名な真駒内アイスアリーナまで足を伸ばしました。札幌駅前から往復19.1km、でも豊平川を走るとまったくその距離が苦になりません。真駒内公園の中も走りましたが、ここは紅葉のときよさそうですよ。  



2011年8月30日火曜日

ふくらはぎ対策 足裏の8の字テーピング

最近、ふくらはぎが張り、さらには足裏に痛みが出ることが多くなりました。もちろんふくらはぎはそれなりにストレッチしているつもりなんです。   
スポーツ整体でふくらはぎが熱くなるくらいマッサージしてもらうと一晩寝るとかなり痛みが取れます(もちろん歯を食いしばって耐えるのですが)。でもちょっと走るとまた張ってくる。   

北海道マラソンの前日、エントリー会場で、プロの整体師さんがテーピングの指導をしてくれるコーナーがあり、そんな相談をしました。その回答として、「ふくらはぎの張りが取れなかったり、レース中に足裏が痛くなったり、足が攣ったりするのはアーチが下がってふくらはぎに負担がかかっているからだと思う」と言われ、プロに足裏の8の字テーピングを教えてもらいました(参考Webページはこちら)。 
参考Webページでは太いタイプのテープが使われていますが、細いテープで二重に張った方が足に違和感がなくていいです。実際に太さの違うテープを張ってもらって比較しそう思いました。これかなり強力で足裏が気持ちいいです。  
北海道マラソン本番では、このテーピングをして望みました。ゴール間際で右足のふくらはぎに痙攣がきましたが全般的に脚の痛みはどこにも出ず効果はあったのではないかと思います。ゴール間際の痙攣はエイドでほとんどスポーツドリンクを飲めなかったからだと思っています。  


ちなみに、今回北海道入りが早かったので札幌でスポーツ整体探しました。ここのマッサージなかなか強力でよかったです。 

札幌スポーツ整体院「ラヴァネラ」 
http://www2.ocn.ne.jp/~ravenala/index.html 
大通り公園のTV塔の横にあります 


2011年8月29日月曜日

さて、今週末は黒部丸山東壁

北海道マラソンが終わって、次は今週末の黒部の丸山東壁。昨年のリベンジに行きます。
北海道マラソンはそれほど脚にダメージがありませんでした。そこまで暑さで走れていないのですね。暑さによるダメージで体のだるさはあるのですが、十分余裕で山に入れそうです。

で、この後、さらに9月18日、過酷な歴史街道丹後100kmウルトラマラソンが控えています。このレースも暑いのですよ。でも4時30分スタートなので涼しいうちに半分は終わってます。今年の夏のチャレンジのフィナーレ、過酷さ楽しみたいです。


2011年8月28日日曜日

北海道マラソン2011完走記 暑かった

北海道マラソン2011 北海道庁の赤レンガが見えてきたときは、ほんと救われた気持ちになりました、もうゴールだと。左の写真はゴール後ホテルへの帰り道振り返った赤レンガ、忘れられない光景になりました。  

とにかく暑かったです。スタート時点で28.5度、この暑さがこんなに辛いとは。記録は、 

 3:54:42  

このタイムは、2005年の初マラソンの時のタイムと同じ。最近のレースから35分近く遅くなってしまいました。レース前はどんなに暑くても3時間半は切るつもりだったのですが、この暑さはわたしにはとても無理でした。でも、道マラの旧制限時間の4時間をぎりぎりクリアできたのでとっても満足です。  

今回も、予定どおりマラソンに参加でき、猛暑の中を完走できて、こんな健康を与えてくれている神様に感謝します。マラソン初めて7シーズン目、今度こそ途中危険かと必死でした。よく頑張ったよね。   


とにかく暑かった。写真はゴール後にホースで水をかけてもらう選手。 


北海道マラソンの完走メダル。おしゃれでいいでしょ。これもらえてとってもうれしい。 





8月28日、朝起きると外はまさに快晴、「あぁ今日も暑くなるな」とがっかり。山だったら大喜びの天気なんですが。

 
スタートの中島公園、照り返しがまぶしく、暑くてみんな木陰に隠れて準備をしています。


暑いとは聞いていましたが、12時10分のスタート時点からもう28.5度、ほんと暑かったです。
最初の1kmから異様に息が上がるので、周りにつられて突っ込んでしまったかなと思って1kmのラップを見てびっくり、いつものマラソンより40秒ほど遅い。これはやばいと設定したペース4分48秒を維持しようとしましたが、体が重くてなかなか思うようになりません。「食べ過ぎてしまったか、しまった、こんなのでゴールできるか」と不安に思いながら5kmまで来ました。そこで初めてのエイド、水を思いっきりかぶったら体がすっと楽になりました。これでこれは暑さの影響なんだとわかりました。

このレースは思いっきり水かぶりながら走ればいいんだと理解し、設定ペースで走り続けたました。が、15kmすぎから、まるでマラソン後半のいつものようなペースダウンが始まりました。いくらエイドで水をかぶってもペースは落ちる一方。体を冷やすために水もがぶ飲みしましたが胃がもう”ちゃぷちゃぷ”で気分も悪くなってくる始末。これは途中棄権になってしまうかも、とにかく4時間切ればいいやと思い、計算しながら進みました。

ペースはその後もどんどん落ち、30km地点で計算すると、このスローペースでは4時間もやばいかも、もう歩いてでも完走できればいいやと弱い自分が思い始めました。でもその近くのエイドでおばちゃんに大きな氷をもらってそれを帽子に入れて頭冷やしながら走ったら少し元気回復。多少はまともなペースになり、エイドも時々立ち止まらなくてよくなって北大を必死で走り抜けました。北大を出れば、最後の赤レンガを必死でめざし、なんとか旧制限時間の4時間を切ってゴールできました。以前の道マラだったら収容車に追われながらのゴールでした。無事ゴールできてほんとよかったです。    


 
ゴール前、必死にゴール目指して走るランナー

 
ゴール後選手は大通り公園でぐったり。一方ぞくぞく収容者が戻ってきます。バスからは必ずタンカーで人が運び出されます。ゴール後もその場でもどしたり、倒れたりする人を見かけます。わたしもゴール後数時間気分が悪かったです。


ゴール後周囲をぶらぶらと見物していたのですが、大きなテントが気になって覗いたら、そこはまるで野戦病院状態でした。数多くのベットがテント中に所狭しとならんで、点滴のポールが乱立していました。今まで20回以上マラソンに出ていますが、こんな状態は初めて見ました。ここまで救護施設を準備するなら、もうスタート時間を9時にしたらいいのに。いつか死人が出てしまいますよ。ちょっとこの光景は複雑な気持ちになりました。

 
北海道マラソンは完走メダルはとってもおしゃれなんですが、参加賞のTシャツがいけませんね。北海道の地図がプリントされているTシャツはさすがに普段着ることができません。サロマの参加賞のポロシャツはワンポイントでよかったのに。歴史ある大会なんですからもう少しセンスの良いTシャツがほしかったです。
右の写真は、計測用のICチップのタグ。最近このタイプが増えてきましたね。こんなチップならレース前にゼッケン含めていっしょに送付してくれたらいいのに。前日エントリーの狙いはわかりますが、札幌近郊の人には面倒でならないですよね、きっと。
それと、道マラのエイドって水が中心で、スポーツドリンクも少ないし、レモン、ドライフルーツ、氷砂糖、チョコレートなどの食べ物がとっても少なかったです。このあたりもサロマと比べたらずいぶん見劣りしました。こんな過酷なレースですからエイドは充実してほしかったです。
でも、応援はすばらしかったですよ。ありがとうございました。


2011年8月27日土曜日

北海道マラソン、ゼッケンもらいました

明日の北海道マラソンのゼッケンもらってきました。  

受付会場は、他の都市型マラソンに比較してずいぶん大人しめですね。でも、短い待ち時間でプロにテーピングしてもらうことができました。やっぱりプロは違いますね。足裏の八の字テーピング、これで不安なふくらはぎの対策になりそうです。  

ゼッケンもらうとマラソンモードになりますね。帰りに朝食用のくだものなどを買い出しして明日お昼のスタートに備えます。  

明日の最高気温は26度といつもの暑い北海道マラソンみたいです。初めての真夏のレースにかなり不安ですが、3時間半だけは確実に切りたいです。目標ペースは24分/5km(4分47秒/1km)として、前半少しは貯金して後半それを減らさないことに必死になろうと思います。  


ランニング記録8月21日から8月27日 北海道滞在中

今週は、北海道マラソン前のレスト期間。ただ、先週までにあまり走り込めていなかったので完全レストはやめてちょこちょこと走りました。 
豊平川のジョギング楽しんでいます。水曜日に北海道に来たときは涼しくて最高のコンディションでしたが、明日はやっぱり猛暑マラソンみたいです。  
世界陸上の女子マラソン見てテンション上げます。  

ちなみに、金曜日の夜、札幌駅前のビアガーデンでへんてこな関西弁の米国人による大道芸で盛り上がっていました。  




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8月21日日曜日、山の用意で時間が取れず10kmのみ走る。夜、ふくらはぎの張りを解消しようとスポーツ整体に行く。

8月22日月曜日、四国出張のため時間が取れず10kmのみ走る。この日が最後の走り込みのつもりでしたが、目標の距離を達成していないので、マラソンまでジョグで最低200kmはクリアしようと思う。

8月23日火曜日、朝仕事が片付かず、少しだけ走って大阪へ。夜上野から北海道に寝台列車で向かう。

8月24日水曜日、室蘭から夕方札幌に入る。時間が取れず走らず。

8月25日木曜日、時間が取れずランニングは無し。脚の疲れはかなり抜けてきている。

8月26日金曜日、夕方我慢できずに豊平川に走りにいく。豊平川でジョグ中の土佐礼子選手、渋井陽子選手を見かけたりしてちょっと興奮してスピードを出してしまい、そのためふくらはぎの張りがぶり返す。お風呂で必死にマッサージ。

8月27日土曜日、早朝、豊平川をゆっくりジョグ。これで200km達成したので、あとは明日の北海道マラソンのスタートまで両足のストレッチを続けるのみ。今日から暑くなりそう。

月日

曜日

距離 (km)

時間

時速 (km)

累積 (km)

備考

8月21日
8月22日
8月23日
8月24日

8月25日

8月26日
8月27日







10.0
10.0
3.8
-
-

8.0
8.0

0:55:00
1:00:00
-
-

-

-
-

10.9
10.0
-
-
-
-
-

18,554
18,564
18,568
-
-18,576

18,584

自宅

自宅
自宅


札幌 豊平川
札幌 豊平川

週間合計距離(km)

39.8

地球一周
到達度

46.4%

※体重;62.4kg(週初め)
※月間累積走行距離(8月);  203.1km


2011年8月26日金曜日

北海道 豊平川でジョグ

北海道に来て3日目、ずっと走る時間が作れませんでしたが 
本日夕方、やっと豊平川をジョグできました。  



本当はマラソン前なので完全休養にすべきなんでしょうが、札幌の豊平川のランニングは本当に気持ちいいんです。それと今日はとってもうれしいおまけ付きでした。  


豊平川の河川敷を走っていたら、行きに土佐選手(写真の赤いウエア)とすれ違いました。かっこいい走り方しているなと遠くから注意して見ていたのですが、すれ違う瞬間に土佐選手だとわかりました、あわてて振り返って一枚。  
さらに、帰りにまた土佐選手を見つけたのですが、今度は渋井選手も。二人で仲良くストレッチしていました。思わず、横を通り過ぎるときに「明日頑張ってください」と声をかけてしまいました(明日ではなく明後日なんですが、ちょっと興奮して)。にっこり会釈を返してくれて感激。土佐選手は久しぶりのレースなので顔が緊張気味ですが、渋井選手はリラックスしてました(渋井選手はしゃべらないとかわいらしいね)。
本当だったら正面から二入の写真を撮って、握手まで求めるところですが、さすがにレース前の調整の邪魔してはいけないので、さっさと走りすぎました。   

北海道マラソン、いいですね。   



2011年8月25日木曜日

札幌で、女子マラソン選手も立ち寄る居酒屋

札幌滞在2日目(北海道マラソンまであと2日半)
本日夜は、札幌に来るとよく連れて行ってもらう海鮮居酒屋に行きました。  

おたる魚一心札幌店
(詳しくはこちら)  

で、いつものように、海の幸がとってもおいしいのですが、もっとうれしいこと発見しました。このお店でなんとSecond Wind AC(詳しくはこちら)の嶋原選手、尾崎選手、加納選手らの色紙を発見。女子マラソンのトップランナーがこのお店に来ているではないですか。すごいね、これは。   



ということで本日もレース前なのに北海道の食を満喫してしまいました。かなりやばいです。  


2011年8月24日水曜日

なかなか良い具合、北海道の天気

北海道、天気よくないですね。 

日曜日もこんな天気がいいなあ、涼しくてこれだったら走りやすい。
でも、仕事の服装は半袖しか持ってきていないので少し寒いかな?   

北斗星の朝はいつものように食堂車で朝食をと思ったのですが、夏休みなのでとっても混雑していてなかなか食べることができませんでした。   


でも家族4人で6400円の朝食かあ、朝からお父さんお疲れ様です。   

2011年8月23日火曜日

今晩は北斗星でカーボローディング

さあて、北海道マラソンに行って来るぞ。   

ではなく北海道出張でした。  
今回の出張は今月末まで北海道にいるのでとっても長いんです。  
土日暇なのでマラソンに出たりもします。    

で、いつものようにブルートレインの北斗星で北海道に向かいます。夏休みなのによくチケットが取れました(いつかはA寝台のチケットを取りたい、これは東京マラソンに当たるより難しい)。  
 

今晩は北斗星の中でマラソン前のグリコーゲンローディング(カーボローディング)です。と言ってもちっとも走り込んでいないし、食事制限も出来なかったので飢餓状態ではなく、特別に筋肉にグリコーゲンが蓄えられることはないでしょう。単に飲み過ぎてむくんで太るだけ、でも寝台列車の個室で飲むワインはおいしいんですね。  

Let's Enjoy Job & Running ! 


2011年8月22日月曜日

京都マラソン、人気すごいね

24時間TVも終わり、いよいよマラソンシーズン到来ですね。 
徳光さん頑張りました。ランナーの間では賛否両論あるみたいですが、わたしは歩いているのと同じようなスピードでも、頑張って走っている人が大好きです。  

やっと京都マラソンのエントリーが始まりましたね。コース設定に事務局の方は相当苦労したみたいですよ。関西の都市型マラソンでわたしが最も出たいのが京都マラソンです。エントリー初日の今日はかなりサイトが重くて、、、みんな抽選ってわかっていて焦らなくていいのに。人気すごいですね。やっとわたしも今エントリできました。  

京都は、東京を越えましょうよ。  



だってこんなコースを走れるなんてなんて幸せでしょうか。東京も大阪も神戸もゴールはバブル時代にできた空き地の目立つ埋め立て地、行政の思惑がぷんぷん。東京マラソンのゴール2回経験したのですがやっぱり東京だったら箱根駅伝のように東京のど真ん中でゴールしたいですよね。 
でも京都は違う。こんなマラソン大会を待っていたのです。  

第一回は競争激しいのでまず無理でしょうが、いずれ絶対に出たい大会です。


2011年8月21日日曜日

もう次の山の準備 リベンジ丸山

再来週の山の準備完了しました。 

今週中旬から来週中旬まで北海道に出張なので、次の山の準備を大急ぎでしました。
今回の山は、昨年、あとちょっとのところでDNFした黒部の丸山東壁緑ルートです。今回はばっちりいきたいと思います。


2011年8月20日土曜日

ランニング記録8月14日から8月20日 涼しくなりました

週末はずいぶん涼しくなりましたね。ランニングがとっても気持ちいいです。  

今週は約70km走りました。北海道マラソンまであと一週間、あと2日走り込みます。  



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8月14日日曜日、八ヶ岳二日目、大同心雲稜を登って、そのまま下山。

8月15日月曜日、ふくらはぎがめちゃくちゃ張って、走らず。

8月16日火曜日、距離が足らないので長めに走りました。

8月17日水曜日、時間がとれず、短めに走る。

8月18日木曜日、午前中の仕事がキャンセルになったので、久しぶりに健康ライフプラザのトレッドミルでペース走しました。夜はジムクライミング。

8月19日金曜日、体がだるくて10kmをだらだらとジョグ。夜は疲れを取るためにスポーツ整体に。

8月20日土曜日、朝時間がなくちょっと走って、夕方は長めのランしました。涼しくなったのでランニングが気持ちいいですね。

月日

曜日

距離 (km)

時間

時速 (km)

累積 (km)

備考

8月14日
8月15日
8月16日
8月17日

8月18日

8月19日
8月20日







9.0
-
15.0
7.2
12.0
10.0

3.8
15.0

-

1:45:00
-
1:00:00
-
-
1:35:00

-
-
8.6
-
12.0
-
-
9.5

18,481
-
18,496

18,503
18,515
18,525
-
18,544

自宅


自宅
自宅
健康ライブプラザ
自宅
自宅

週間合計距離(km)

72.0

地球一周
到達度

46.2%

※体重;測定せず
※月間累積走行距離(8月);  163.3km

2011年8月19日金曜日

山で香を焚く

いつのころからか、忘れてしまいましたが
香を焚くのが大好きになってしまいました。先日の八ヶ岳ではインドの香をテントの横でいっぱい焚きました。家で焚くとど叱られますので。 



学生のときカラコルムの山を登るために滞在したパキスタン、はじめての海外出張で発電所建設をしたバングラデッシュ。この香りなんですね。 

ちなみに、家でも線香みたいな臭いのする和風の香は許されているので、時々焚いています。善光寺さんの香がなくなったので来年の長野マラソンの前に、お数珠を頂戴したあと買おうと思います。 



2011年8月18日木曜日

今年も「波田のすいか」

長野の後輩から今年も波田のすいかが送られてきました。

このすいかとってもおいしいんですよ。
初めて食べたとき「すいかってこんなにおいしかったんだ」と感動してしまいました。



2011年8月17日水曜日

北海道マラソン用サングラス、出来上がってきました

先日オーダーした北海道マラソン用度付きサングラスが出来上がってきました。 
これで炎天下のレースもばっちりのはず。


2011年8月16日火曜日

夏の八ヶ岳雑感

先日の夏の八ヶ岳、ちょっと補足します。  

最近は縦走より岩登りを優先していますので、ずいぶん夏の山歩きご無沙汰でした。大同心登ったあと、硫黄岳までプチ縦走したのですが、これがとっても気持ちよかったです。空がとっても青かった。  



八ヶ岳はいつも冬に来ていたので、夏の八ヶ岳がどんな様子か、実はとても楽しみにしていました。 
赤岳鉱泉までの登り、緑いっぱいの沢筋を歩くのでとても気持ちいいです。でも赤岳鉱泉に近づくと硫黄のにおいがしてきますね、これは冬よりよく臭います。もう秋が近づいているわけで、下の方では赤とんぼがいっぱい飛んでました。  
 


夏の赤岳鉱泉小屋は、小屋の入り口から、大きなウッドデッキが整備されています(冬は雪の下なのでしょうか)。ここにテーブルが置いてあってテント泊の人も炊事ができます。冬のアイスキャンディ用の休憩室も炊事ができるように解放されていて、わたしたちはここで炊事をしました。予想どおり夕方は激しい雷雨となり大正解でした。 
ただ、夏の赤岳鉱泉で少し残念なことがあります。山側のテント場があまりにゴミだらけ、空き瓶の割れたガラスまであってとてもテントを張る気がしない場所が多いです。長年のゴミのようで土に半分埋まっているものも多いです。わたしたちのテントの周りは少し片付けてゴミを固めて翌日ビニル袋にまとめようと思っていたのですが、朝起きるとその場所にテントが張られてしまいゴミは回収できませんでした。テント張った人はこのゴミをどうしたのかな
(割れたガラスもあった)。利用者が少しずつ片付けていったら、上高地の徳沢のような気持ちいいテント場になるのにね。1000円もテント場の利用料を小屋は取るのですからシーズン始めにもう少しきれいにしてもいいとも思う。  
 


山から降りて最寄り駅の小淵沢駅に着くと、夏祭りやってました。こんなの初めて見ました。 



2011年8月15日月曜日

ラインホルト・メスナー「ヒマラヤ運命の山」、見てきました。

今日は、神戸の某映画館では男性でも1000円で映画を見れる日。 

ラインホルト・メスナーの映画「ヒマラヤ運命の山」を見てきました。この映画、純粋に山岳映画でとても正確でした。ウッドシャフトのピッケル一本とウールのミトンで急な雪の壁をノーザイルで登っていく技術の高さにびっくりします。 



メスナーは当時批判もありましたが私にとってはとてつもない超人。8000m峰を14座全部無酸素で世界で初めて登った人です。未だにこの人を越えるインパクトのある登山をした人はいないと思います。しかも今生きている。この人が執拗に拘った無酸素アルパインスタイル/単独登攀のすべては、1970年弟を亡くしたナンガパルバットから始まったんですね。  

映画で描かれたストーリーは、亡くなった弟、そして最後の目撃者であり自分たちを助けもせずに登頂を優先した二人が今この世にはいませんから、事実の検証はしようがありません。後述の二人の内一人はその後モンブランで亡くなり、一人は自殺だそうです。映画シーンからこの二人に関しては裏切りという忘れたくても忘れられない感情があるのかもしれません。 
生き延びる力があったからこそ、メスナーは栄冠を手にしたのでしょう。何があっても最後まで生きなきゃいけない、そんなことを山を通じて教えてくれるのではないでしょうか。  

映画の中で、メスナーが助け出され弟ギュンターが死んだ後、母親が、教会で凍傷の息子の手を握っているシーンがとても印象的でした。わたしが学生時代、くだらないミスで事故を起こして救出されたとき、今は亡き母親がわたしの手を握っていたことを思い出します。母もなぜかメスナーを知っていて、14座登った後に出版された写真集を送ってくれました。  

冒険的な山が好きな人には絶対に見てほしい映画です。 



2011年8月14日日曜日

【夏山】八ヶ岳大同心雲稜ルート

八ヶ岳の赤岳鉱泉に入ると横岳の手前に二つの大きな岩峰「大同心」「小同心」が迫ってきます。8月13・14日は、冬の偵察も兼ねて大同心雲稜ルートを登ってきました(硫黄岳からから写した左の写真で、奥にある横岳の手前にある垂壁を持つ岩峰が大同心)。  

この岩場は元来冬の岩場、夏は岩が不安定ではないかと不安だったのですが、意外に安定していました。またお盆で混雑を覚悟していましたが、小同心には数パーティ取り付いていたものの、大同心はわたしたちの独占状態、快適なクライミングができました。メンバーはいつもの大学時代の後輩のM氏。  

夏の大同心は、アルパインクライミング好きな初心者を三つ峠でトレーニングして最初に連れてくる本番の岩場にいいかもしれません。適度なピッチ数で、フリーもあるし、人工もある(頑張ればオールフリーにも)。ピンは多少荒れているけど決して少なくない。下山は一般道を使えば安全。    

 
左の写真は、冬の八ヶ岳、赤岳鉱泉に近づくと迫ってくる大同心(左)、小同心(右)。右の写真は、上記の夏の写真とほぼ同じ角度から見た冬の大同心。      

大同心雲稜ルートのピッチ数は通常6ピッチ。このルートは夏はオールフリーで登れるルートですが、今回わたしはそういった冒険はせずに、1ピッチ目と5ピッチ目の5.9のピッチをセカンドにしてもらいフリーでチャレンジしました。1ピッチ目はわたしでもリードでいけそう、5ピッチ目は一度テンションをかけていろいろ考えてやっと登れる状態だったのでフリーでリードするのはわたしにはちょっとチャレンジングかも。それより、2ピッチ目の凹角ですが、濡れていてしかもリードだったので今回のルート中この部分のみアブミ出して人工で登ってしまいました、ここがちょっと残念。 

 
取り付きから見る大同心全貌    1ピッチ目核心(リードは人工で)  

ピンの状態ですが、取り付き部分から最初のハングまでがピンが少なく見つけにくいので、冬は要注意です。その他は比較的しっかりしたピンが適度にあります。 
ただし、最終ピッチのドームの登りは、ハーケンがリスに入り込んでスリングを通しにくいところ数ヶ所に残置スリングがぶら下がっていて、いかにもみんなひやひやしながら掴んでそう。また、ボルトのリングが飛んでいるところもありました。
このピッチは、冬は確実にアブミになる場所です。ルートはこの日私たちの独占状態だったので、少し時間をかけて、古い残置スリングは切断して新しいスリングに交換し、一ヶ所ハーケンを打って残置スリングに頼らずに登れるようにルート整備しました(右の写真は廃棄した古いスリング)。ただし、リングの飛んだボルトに関しては何もしていませんので、リベットハンガー等が必要です。
今後も、このスリングが古くなったり、ピンが痛んだら、それを見つけた人は是非、修復してほしいです。  


以下、今回の山行をもう少し詳しくご紹介します。



 
赤岳鉱泉から大同心稜を登ると大同心の岩場の取り付きに1時間ちょっとで到着します。大同心の基部を踏み跡をたどって40mほどトラバースすると、ペツルと普通のボルトが二本並んで打ってあるところがあります。そこが取り付きとなります(遠くからではよくわからないです)。  


1ピッチ目は、小ハング下のアブミを使い始める(もちろんフリーでもOK)までは、ピンが比較的少なめ。また上の方にあるペツルのハンガーがあるまでのハーケンが目立たないので見つけにくいです。最初の出だしのピンはカムを使いました。冬の記録によると雪に埋まってかなりの高さをノーピンで登っている例がありました。 
ちなみに、わたしはセカンドだったのでこの部分はフリー(5.9)で越えました。  
2ピッチ目は、フェースと凹角(わたしのリード)。出だしと途中の凹角部分が核心ですが、昨日の夕立で草付きや土の部分が乾いていなく、シューズが常に濡れてしまうので、凹角部分はフリー(5.9)はすぐに諦めアブミで越えました。この部分が唯一フリーにチャレンジできなかった箇所で少々心残り。  

 
3ピッチ目は、70cmほどの小さなピナクル目指して草付きのフェースを登ります。相変わらず濡れた草付きに神経を使います。傾斜が緩いので浮いた石にも要注意となります。右の写真はわたしです。  

 
4ピッチ目
(わたしのリード)は、傾斜の強い凹角気味のフェースをドーム下のバンドまで登ります。草付きも多少乾いてきて八ヶ岳独特のぼこぼこした岩質にも慣れ、快適にフリーで登れます。  

 
5ピッチ目は、ドームの基部のバンドをトラバース(20mほど)。右の写真で岩にわたしがへばりついています。
一部体が外に出る部分はありますが、草付きを慎重に選んで足をおいていけば簡単。このあたりは冬はアイゼンでスタスタと行けるのではないでしょうか。ただ、声が通らなくなるので要注意。今回小電力トランシーバを持ち込みましたがこれも電波が通じませんでした。やはり冬はアマ無線ですね。 


6ピッチ目は、ドームの登り(ルート図には40mと書かれていましたが実際は25m程度です)。傾斜がきつく冬はアブミ登攀になると思います。ここを手袋でフリーで登れる人はすごいですね。わたしはこのピッチをセカンドにしてもらいフリー(5.9)に挑戦しましたが、上部の小ハングで一度テンションをかけてじっくりホールドを探して組み立てないととても一発で越えることはできませんでした。上述したようにこのピッチはピンが多少荒れていたので、フリーで登るにしても十分準備しておかないと危ないですね。  

   
終了点
は、ドームの頭(左がM氏、右がわたし)  

 
左の写真は大同心の隣の小同心。下山は、天気もいいし、安全を考えて、懸垂下降して大同沢に降りて大同心基部に戻るのではなく、主稜線の一般登山道を使い、硫黄岳経由としました(2時間弱)。