とっても恥ずかしいことですが、つい最近まで、スノースコップはテント場の整地や雪洞を掘るためのものとして考えていました。そのため、わたしはピッケルの柄に取り付ける簡易タイプのスノースコップを使っていました(過去の記事はこちら)。
でも、今やスノースコップは雪崩セルフレスキュー3点セットの重要な要素なんですよね。今シーズン、ビーコン、ゾンデ棒をそろえましたが、スノースコップはこれまでのもので良いと思っていました。
しかし、レスキューという場面では役不足だというのが前回の雪山でわかりました。雪崩による埋没者を救い出すには15分しかありません。まず、簡易タイプのスノースコップでは、ピッケルの柄にスコップを取り付けるのに時間がかかることがの大きな問題です。加えて、私が使うバイルは柄が短くてピックが鋭いためこの形式のスコップではとても掘りにくいのです。
ということで、専用のスノースコップを手に入れました。購入したのは、写真のBlack Diamond社製のDeploy3。柄がワンタッチで伸ばせるのと565gの軽さから選択しました。
いずれにしても実際にレスキュー目的で使うことはないように祈るばかりです。
柄が縮んでいるところ 柄を伸ばしたところ
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