サブテン目指して、挑戦したサロマ湖100kmウルトラマラソン。最近には珍しく、自分なりにちゃんと練習してきたつもりだったのですが、サブテンにはほど遠いタイムでした。
10時間55分、これが今回の記録。
2年前に初挑戦したウルトラはアップダウンの激しい「歴史街道丹後100kmウルトラマラソン」。この丹後より34分短縮できただけでした。
サロマを少し甘く見ていたようです。、サロマは平坦と聞いていたので、サブテン狙えると思っていたのですが、そう簡単ではありませんでした。
タイムの推移から見ると前半40kmで貯金30分(通過タイム3時間30分)、フルマラソンの42.195km通過時は3時間40分と、後半の大失速を見ると、わたしの脚力には入りのタイムが速すぎたようです。
この後、アップダウンがあって、これが脚に響いて、心配していた左脚に違和感が出始め、ふくらはぎが断続的に攣りはじめました。55kmの荷物のデポがあるエイドステーションに着いたころには、脚もかなりバテててきました。まったく事前にコースを調べていなかったので、こんなアップダウンがあるとは意外でした(丹後と比べたら小さなアップダウンですが)。このアップダウンは、貯金を使ってもっとゆっくり走ってダメージを少なくすべきでした。
55kmのエイドステーションで、やばくなってきた左膝のテープを貼り直し、iPodを装着し、暑くなってきたのでウエアをノースリーブに着替えワセリンと日焼け止め再度塗り込んで、エネルギーと水分補給を十分にとっていたら、15分貯金を減らしていました。ここで長居はだめとアドバイス受けていましたが、それほどこの時点でダメージが有ったいうことです。
そこから必死で貯金を食いつぶさないように走りましたが、今度は問題の無かった右のふくらはぎに何度も痙攣がでて、予兆があると立ち止まっては必死でストレッチして走り続けました。
しかし、75km地点で貯金を食いつぶしてしまってからは気持ちが切れてしまいました。完走だけは絶対に死守しないとと最低限の気持ちを維持しながら、ふくらはぎに、きつい痙攣がでないようにゆっくり走りつづけました。
50kmすぎると1kmごとに距離が表示されます、ラスト10kmは1kmがまるで10kmのように感じ、とにかくゴールが遠いんです。ゴールは、遅かった丹後ウルトラのような感動は残念ながらありませんでした。甘かったなという気持ちと、またどこかでこの苦しみを味わうのか、しんどいな、という気持ちの方が強かったのです。
サロマはとっても遠いので再びチャレンジできるかどうかはわからないですが、サブテン取る気持ちに変わりはないのでチャレンジを続けていこうと思います。
サロマのゴールの様子。それにしても、ラスト20kmのワッカ原生花園の往復コースはよかったです。そして、エイドステーションのスイカがおいしかった。また、後半の私設エイドステーションで「そんな情けない顔しないで」と冷たいタオルをわたしてくれたおばちゃん、ありがとう。
今回、サロマ湖、オホーツク海を見ながら走りましたが、デジカメは持たなかったので写真は一枚もなし。終わった後、不自由な体でしたが無理してオホーツク海の見えるところに行き、写真を撮りました。これがオホーツク海です。
いっしょに走ったKさん、サブテンおめでとう。いつかその達成感をわたしも味わいたいです。
※後日、ゴールの写真がネットにアップされました。
ゴール時の姿は腰が下がってなんかボロボロって感じですね。
2 件のコメント:
はじめまして。サロマ湖ウルトラマラソン、お疲れ様でした。僕も完走しましたが、あまりのつらさにもう2度と走るもんかと思いました。なぜ、またウルトラマラソンに挑戦しようと思えるのですか?
> ラッセイラー さん
はじめまして
初ウルトラの二年前の丹後はもっときつかったのですが、ゴールがとっても感動したんです。今回はそれがあまりなくてなんか忘れ物したような気がするんです。それでまだエントリができる丹後に再チャレンジしようと思いました。丹後は感動したけど、二度と走らないと思っていましたよ。
それと1年以上あけない方がウルトラ走れる脚になるかと思って。
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