2015年11月21日土曜日

茨城県の教育委員の発言に驚きました

今時、教育関係者からこんな発言を耳にするとは思いませんでした
これ聴いてから、ずっと気分悪いです
まるで、ナチスがユダヤ人の迫害の前に行われたT4作戦の思想を持っているようで。
 T4作戦、知らない人が多い。WIKIはこちら
 NHKでの放送。「シリーズ戦後70年 障害者と戦争 ナチスから迫害された障害者たち」


この事件のNHKニュースから引用
この問題は、18日に開かれた茨城県の教育の方針を話し合う会議で、茨城県の教育委員で東京で画廊を営む長谷川智恵子氏が「妊娠初期に障害の有無が分かるようにならないのでしょうか。4か月をすぎるとおろせないですから。生まれてきてからでは本当に大変です」などと発言したものです。
長谷川氏は19日、謝罪とともに発言を撤回するというコメントを出しましたが教育委員は続ける意向を示していました。
しかし、20日になって茨城県の橋本知事に電話で教育委員を辞職する意向を伝えたということです。

18日の会議での発言がすぐに報道され、ネット上で炎上し、翌日19日には釈明、それでも収まらないから20日には辞任だそうです。考え方は人それぞれで、それをコントロールすることは誰もできないので仕方ないが、この立場で、しかも「特別支援学校を視察した経験から」のお話しだそうで、まあ、あまりにお馬鹿な発言でした。視察で何を見てきたんだろうね。
彼女は、こんな発言は謝罪したら収まるとでも思ったのでしょうか、この謝罪もひどい、最初から辞任すべきでした。本業を頑張ればいいわけだし。取り返しのつかない発言でしょう。


この事件は、茨城県知事が彼女の考え方に同意したと報道され、知事が21日に釈明しています(記事はこちら)。やばいと思ったのでしょうね。この釈明は、完全な「言い訳」としか見えないなあ。でも知事はうまく回避しそうな雰囲気。


この教育委員の発言は、とかく出生前診断の話しにすり替えされそうですが、
この問題に特に怒っている人は、人権や家族の子どもに対する愛情を無視しているからでしょう。少なくともわたしはムカつきました。この騒動に便乗して、出生前診断の持論を述べている人いますが、ずれてますね、それは別のところでしてほしい。

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