2009年4月12日日曜日

奈良県の中学入学拒否、その後

奈良県下市町の車いすの少女に対する中学入学拒否問題(過去の記事はこちら)、残念ながらその解決は彼女の入学式に間に合わなかったみたいです。今朝の朝日新聞の関西版には再び大きな記事で掲載されていました(地方記事のためか、ネットでは現時点でまだ配信されていません)。


結局、彼女は大切な入学式に出席できず、現在は自宅学習とか。



新聞では、教育長が入学拒否をした理由をいろいろ並べています。さすが、否定する理由を並べるのはお得意のようで、恐れ入ります。決定したことはメンツがあるので、変えることができないなんて低レベルな話はもうここまでにして、否定するのではなく、必死で知恵を出し合って前向きに考えてほしいです。わたしの住む神戸では実現できているのですから、不可能なんてないはず。彼女の大切な人生をこんなくだらないことで制約しないでほしいです。普通にみんなと勉強したいだけなんですよ。

今回の問題が公になって、ネットを検索していると、いろいろ人権を無視した意見を言っている人たちが見つかります。悲しくなってしまいます。こういう発言する奴って、絶対に名乗りませんね。こんな重い意見を言うのであれば堂々と本名を名乗らないと。


2 件のコメント:

  1. 初コメントです。
    一応私もその筋の者ですから気になっていました。我が勤務地(高校)にこの4月全盲の生徒が入学してきました。この子1人のために、急遽点字ブロックだとか、研究会とか対応しました。と言うことで拒否、それも公立の学校が??我が県では考えられないです。
    ちなみに、他のブログ記事も時々見ていますよ。よろしくお願いします。

    返信削除
  2. >abu8kkkkさん
    ランナーなんですね
    こちらこそ、よろしくお願いします。
    この件、今時、ちょっと珍しいですよね。新聞に載らない部分でいろいろあるのでしょう。でも、マスコミが動くような問題になってしまいましたが、教育委員会は頑なにならないでほしいです。

    返信削除

申し訳ないですが、コメントの公開は管理者の確認後に行われます。