しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2022年5月4日水曜日

【GW山行】白馬主稜20220502-04

白馬主稜登ってきました。予想どおり久しぶりの山はバテバテでパートナーに迷惑をかけましたが、天気はよく、楽しい白馬でした。

白馬主稜というとこんなきれいな雪稜を登っていくというイメージになります、12年前に登ったときもまさにきれいな雪稜の連続でした。

ただ、今回は、雪が少なく、雪が切れてブッシュや泥壁を何度も登らないといけません。テント持参ですから、わたしには相当きついのです。まるで剣岳北方稜線みたいです。

そんな中で、とってもゆっくり登らせてもらって白馬頂上にたどり着きました。私の好きな毛勝三山が見えて、ニンマリ。風が強いのですが、天気はとてもよくとっても気持ちのいい山行でした。
 5月2日 白馬尻
 5月3日 八峰過ぎてよい場所を見つけて早々にテント泊
 5月4日 前日に距離稼げなかったので大雪渓からそのまま下山





白馬尻から白馬主稜に取り付きます。
まずは八峰までですが、予想どおりここで完全にバテてしまいました。遠かったあ。軽装のアタック装備の人だけでなく、テント持っている人たちにも思いっきり抜かされました。
八峰を過ぎてからはどこでテントを張ろうかと、まだまだ登らないといけないと思いながら、歩き始めました。ところが、八峰のあと一つポコを越えたあたりで、雪稜のトレースの下に都合のいい吹き溜まりを見つけました。ブッシュも見えているのでこれが剥がれ落ちる心配はないと、まだかなり早い時間ですが、ここをテント場にしました。写真の右がリッジがルートになりますので後続の人も邪魔にはなりません。

もともと白馬主稜のどこかでテント泊したかったのですが、この場所は最高でした。特にこの夜は、風が強くここは溝の中なので風避けになりとっても快適でした。お酒もつまみに食べきっておなか一杯、最高のテントサイトでした。おそくら雪が多ければこの場所は綺麗な雪稜になって、ルート上をかなり切り出さないとテント場にはならないでしょうね。

翌日は夜明けと同時に出発、風は収まっていて快適な雪稜を進みます。がやっぱりピーク前はたいてい雪が切れて苦しいブッシュ登りになります。

白馬の稜線に抜ける最後のピッチに入ります。


それほど待ちもなく、最終ピッチを抜けます。50メートルザイルでは少々不足するのですが、そこはスノーアンカーでしっかり支店を作り登ります。単独の人はここはフリーソロで登るのですが、ステップがきちんと切れないところがあるので荷物が重いと怖いとは思います。
 


白馬の下山は、そのまま大雪渓に吸い込まれるように下ります。
ここは雪崩れることもあるので、素早く下りたいのですが、体は動かず、ゆっくり下山しました。楽しい山行でした。

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