しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2009年10月31日土曜日

ランニング記録 10月25日から10月31日 レース前一週間「風強」

この週は、明日行われる今シーズン最初のマラソン「大阪・淀川市民マラソン」前の調整の一週間でした。
減量もそこそこ出来、走り込みも十分、1年ぶりに3時間10分台の記録を出したいです。

本日、「風が強く吹いている」が封切りでした。マラソン前にどうしても見たく、朝から一人で映画を見に行ってきました。この映画、年齢層は幅広いですね、もちろんランナーらしきおじさんも見かけました。やっぱり、「走ることって楽しいな」と改めて感じる映画でした。

さあ、明日も楽しく走りたいと思います。



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10月25日日曜日、レース前の30km走。これで一安心。

10月26日月曜日、本日、なんとか今月も月間目標の250kmを越えました。

10月27日火曜日、レース前なのでゆっくり朝ラン、夜、鹿児島県霧島に移動。

10月28日水曜日、レース前ですが、霧島に初めて来たので天降川沿いを海に向かって走りました。ランニング後から、グリコーゲンローディング開始。お酒も少し解禁。

10月29日木曜日、レース前のためランは無し。

10月30日金曜日、レース前のためランは無し。東京から松本経由で神戸にもどる

10月31日土曜日、レース前のためランは無し。 明日のレースに向けて気持ちを高めるため、本日封切りの「風が強く吹いている」を朝見に行く。



























月日


曜日


距離 (km)


時間


時速 (km)


累積 (km)


備考


10月25日

10月26日
10月27日
10月28日
10月29日
10月30日
10月31日










26.0
4.0
6.6
10.0
10.0
-
-
-


2:26:59
0:29:00
-
1:09:37
1:15:00
-
-


-


10.6
8.3


-
8.6
8.0
-
-
-



13,027
13,033
13,043
13,053
-
-
-


自宅
自宅
自宅
自宅


鹿児島霧島


週間合計
距離(km)


56.6


地球一周
到達度


32.6%


 

※体重; 60.0kg(15.3%)でスタート
※月間累積走行距離 (10月); 271.4km


2009年10月30日金曜日

今シーズンの目標タイム

大阪・淀川市民マラソンまで2日を切りました。


昨シーズンは、体重のせいか、結局10分を切るどころか、10分台のタイムも出せませんでした。今回は体重もある程度減り、調子もいいので、目標タイムを以下のように再び設定することにしました。

目標ペースは下表のように22分/5km(4分24秒/km)、これをどこまで保持できるかです。


2009年10月29日木曜日

グリコーゲンローディング開始

11月1日の大阪・淀川市民マラソン2009が迫りました。

走り込みと少々の食事制限は昨日の朝までで終わり。昨日から、グリコーゲンローディングを開始しています。

今回、減量はほぼ2kgできました。目標3kg減は達成できませんでしたが、まずまずです。走り込みも今月は昨日までで271.4kmになりました。昨日の霧島のランニングの後から、食事は好きなようにとって、果物やジュースを多めにとってグリコーゲンの蓄積に努力しています。昨日の夜は久しぶりに気兼ねなくお酒も飲みました。

あとはしっかりストレッチして疲れを取り、必要以上に太らないように気をつけて当日に臨みます。でも、天気よくないみたい。


2009年10月28日水曜日

【出張ラン】霧島までやってきました

昨晩、大阪からプロペラ機に乗って鹿児島県霧島にやってきました。

本来だったら、レースまでもうわずかなので、あまり走らないのが普通ですが、初めて来た場所ですから、どうしても走りたくなってしまいました。

ゆっくりジョギングペースで海を目がけて走りました(往復10km)。鹿児島は暖かいので薄着で気持ちよく走れました。

 
ホテルから天降川に出て、そのまま海に向かいました。


海が近くなり、河口が見えます。


まだ、朝日は赤いです。海を見ながらのんびりしてしまいました。


本日の天降川ランニングコース


2009年10月27日火曜日

おいおい、呆れました。。。

毎週のように新幹線に乗って神戸から東や西に移動するわたしは、いつも座席の背もたれを気兼ねせずに倒せるように車両の一番後の席を予約します。

この一番後の席と壁との間は、大きなスーツケースを入れらることが多く、背もたれを倒せないことがあります。まあそれはそれで先を越されたと我慢するとして、先日、とってもびっくりしたことがありました{/まいった/}。

わたしが大阪から新幹線に乗車すると、すでに一番後の席と壁の間には大きなベビーカーが折りたたまれもせずに突っ込まれ、その上に大きなミッキーマウスの風船がフワフワ浮いているのです。
これでは背もたれは一切倒せないので「今日は最悪」と思いながら、せめて壁からPCの電源を取ろうとベビーカーを少し移動させてごちゃごちゃしました。すると、男性が車両の中央からやってきて「どかします」とベビーカーを座席と壁の間から引き出しました。

「ベビーカー置くなら折りたためよ」と不快に思っていたわたしは、引き出されたベビーカーを見てびっくりです。
なんとこの親は、ベビーカーの中に子供を寝かせているのです。子供をまるで荷物扱い。”両親は席も遠いのに、よくもまあ、こんな小さな子供を荷物のように座席と壁の間に押し込むよな”と、悪寒が走りました。
あっけに取られて見ていたら、父親は子供抱いて母親にまかせ、また戻ってきてベビーカーを折りたたみ、ミッキーマウスの風船を持って自分の席に戻って子供を自分の膝の上で寝かせていました。結局、この親は、子供を膝の上で寝かせるのがいやだったんでしょうね。こんな親が車に子供を置いてパチンコしているのでしょうか。子供を膝の上で寝かせるなんてとっても幸せなことなのに、悲しくなってしまいました。

こんなヤツには、税金からこども手当を渡してほしくないです!


2009年10月26日月曜日

神戸市長選、惜しかった

日曜日にあった神戸市長選、おしかったです。

新人の樫野孝人さんがあと8000票まで現職に迫りました。

神戸市長は元神戸市助役、兵庫県知事は元自治省。どちらも元役人で、なぜか、何回も再選しています。ベッドで生活する娘を持つわたしには、この10年間、神戸は住みにくくなる一方。このあたりで他の自治体のように強力なキャラクターの首長が出てきてもいいのに。なんでこの地域はこんなに保守的なんでしょうか。


2009年10月25日日曜日

丹後100kmウルトラマラソンの結果が送られてきました

9月に参加した2009歴史街道・丹後100kmウルトラマラソンの完走証がやっと送られてきました。

100km参加者は、1034人、内完走者738人(72.6%)でした。
わたしの順位は、男子で173位、総合で189位。もっと順位が悪いと思っていましたが、思ったほど悪くなかったです。下記のスプリットタイムを見えるとあの苦しかった60km過ぎからを思い出します。来年再挑戦するかどうかは、来年の夏、考えます。

       10km    0:56:18
         20km    1:42:58
         30km    2:38:30
         40km    3:43:03
         50km    4:47:21
         60km    5:57:57
         70km    7:29:09
         80km    8:42:21
         90km  10:03:15
       100km  11:29:01


さあ、これから、一週間後のレースに向けて最後の長距離走してきます。


2009年10月24日土曜日

ランニング記録 10月18日から10月24日 調子上がってきました

体重が減ってきたからでしょうか、「風が強く吹いている」を読んでテンションが高くなったからでしょうか、週末、15kmほどペース走したら、平均13.2km/hで走れました。なかなか調子いいです。あと数日走り込んで、もう少し体を絞ります。

この週は、が深まっていくのを各地で感じた一週間でした。季節の変わり目は、ランニングが一段と楽しくなります。ただ、寒くなってくると、冬物のランニングウエアが加わるので、出張の荷物がさらに大きくなってたいへんですが。


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10月18日~19日月曜日、自宅でランニング。長距離走をしようとしましたが、なかなかその気になれず。夕方そのまま東京へ移動。

10月20日火曜日、朝、代々木公園を走り、そのまま仙台に移動。仙台はもう紅葉がかなり本格的。夜はぐっと冷え込んでいました。

10月21日水曜日、仙台は、いつもの広瀬川方面で早朝ラン。ランニングウエアは冬物を持っていってよかったです、朝はかなり冷え込んでいました。夜、東京に戻る。

10月22日木曜日、この日は、朝、代々木公園にカメラを持って走りに行く。季節の変わり目はランニングが一段と楽しくなります。

10月23日金曜日、朝仕事していたらランニングの時間が足りなくなり、少しスピードを出して走る。なかなか調子いいです。

10月24日土曜日、今月はレース前にも関わらずまったく長距離走が出来ていないので、ペース走15kmと6.6kmのジョグを行った。平均13.2km/hでこのコースを走れたのは初めてかも。体重が軽くなってきた効果かもしれません。


月日

曜日

距離 (km)

時間

時速 (km)

累積 (km)

備考

10月18日
10月19日
10月20日
10月21日
10月22日
10月23日
10月24日








10.0
10.0
10.0
9.4
8.0
10.0
15.0
6.6

0:58:00
1:06:00
1:02:00
1:15:00
-
0:54:33
1:08:00
0:42:00

10.3
9.1
9.7
7.5
-
11.0
13.2
9.4

12,928
12,938
12,948
12,957
12,965
12,975

12,997

自宅
自宅
代々木公園
仙台
代々木公園
代々木公園
自宅

週間合計
距離(km)

79.0

地球一周
到達度

32.4%

 
※体重; 61.8kg(13.5%)でスタート、週末60.5kg(13.9%)
※月間累積走行距離 (10月); 214.8km

2009年10月23日金曜日

再び、”風が強く吹いている”

再度、10月末封切りの映画「風が強く吹いている」の話題(映画の公式ページはこちら)。

原作を読み終えました。
この本、ランナーは是非読んでほしいです。まるで自分が走っているみたいに感じる本です。読んでいるとどんどんランニングハイになって読むスピードが上がっていきます。

映画も楽しみですね。11月1日の大阪・淀川市民マラソンの前日に封切りなので、気持ちを高めるため見に行けたらなんて考えています。

PS. 早くなるコツは、やはり、この本を読んでも、故障をしないように十分ストレッチをしてしっかりと練習をすること。そして体重を減らすことみたいです。わたしも風を強く感じたいです。


2009年10月22日木曜日

代々木公園 秋の深まり


代々木公園の秋も深まってきました。

写真は代々木公園横の銀杏並木、銀杏のにおいがくさいです。

11月も終わりになれば、風のある日は銀杏の落ち葉シャワーを浴びながら走れます。とっても楽しみです。


PS. 「風が強く吹いている」、封切りが間近なのでTVでもよく出てきますね。今わたしは、「走」くんにがわたったところを読んでいます。かなり興奮しています。


2009年10月21日水曜日

【出張ラン】秋深まる仙台を走る

昨日、仙台にやってきました。今朝は仙台駅前から広瀬川沿いにある桜ヶ丘公園(左の写真)をめざし、そこから八幡宮あたりまで走りました(往復9.4km)。


仙台は紅葉も本格的に始まって、早朝はかなり冷え込んでいました。冬のランニングウエアを持ち込んで正解でした。


広瀬川。この川は残念ながら河川敷を走ることはできません。

 
左の写真は、ランニング中に見つけたコンビニで薪が売られているところ、冬支度が進んでいます。
右は、前日、仙台の方に教えてもらった名物「金華さばの缶詰」「カレイの縁側の缶詰」。ランニング中、24hスーパーでもさば缶を買って抱えて走ったのですが、それは残念ながらどこにでもあるものでした。が、客先に車で向かう途中で見つけました!



本日の仙台ランニングコース


2009年10月20日火曜日

東京の空に飛行船

先週ですが、ふと空を見上げると、飛行船が通り過ぎていきました。せわしい東京ですが、この光景はちょっとのんびりしてしまいますね。


2009年10月19日月曜日

少し体重が減り始めました---レース前準備

10月3日から始めた減量ですが、少し体重が減りました。
マラソン大会までに3kg減を目標にしていてまだ半分もクリアできていませんが、体脂肪率が減ってきたのでこの調子で続ければ2kgは確実にクリアできそう。

わたしの減量は、出来るだけお酒を飲まないようにすること。それ以外は特に食事制限などはしません。
仕事が終わるとついつい飲んでしまい、いつの間にかほぼ毎日飲むようになってしまいました。軽くお酒を飲んでも少しはつまみも食べますから800kcalくらいのカロリー摂取になります。遊びの時や、仕事でどうしても必要なとき以外は飲まないようにすれば、体重も減っていきますし、体調もよくなります。お酒は習慣的になって量が増えるとメンタル面でもあまり良い影響を与えないそうです。
もちろん、毎日のようにお酒を飲んでいるときよりカロリー摂取量が減って、毎日ランニングもしているので、普通に食べていてはお腹がすきます。これは慣れるまで、寒天など使ってごまかしています。

9日間禁酒すると7000kcal程度摂取を抑えることができ、体重1kg減量できます。10月3日以降12日間は禁酒できたのですが、だいたい計算通り体重が減っています。まだ、仕事が終わるとどうしても飲みたくなるので、あのまずい「ノンアルコールビール」を飲んでごまかします。ノンアルコールビールは、刺激が強くカロリーの低い食べ物(キムチなど)をつまみに、一気に飲んで味を感じないようにし、「これはビールだ」と念じて飲みます。しばらくはこんな食生活が続きそう。

でも、少し体重が減ると、ランニングより先にまずクライミングで体が軽くなったことを実感できますね。


2009年10月18日日曜日

ランニング記録 10月11日から10月17日 マラソンに気合が入る

東京マラソンの当選メールが来て、マラソンに気合いが入り始めました。

まだまだ、スピードを出して走ることができませんが、淀川マラソン、加古川マラソン、東京マラソンとだんだんスピードをアップしていきたいと思います。


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10月11日日曜日、久しぶりに六甲山の保塁岩で外岩クライミング。そのため、この日は朝少しだけランニング。

10月12日月曜日、昨日のクライミング疲れがあったので、予定していた長距離走は中止とする。

10月13日火曜日、お昼にランニング。夕方東京マラソン当選のメールが届く。

10月14日水曜日、早朝、代々木公園をゆっくり走る。

10月15日木曜日、昨日に続いて代々木公園を朝ゆっくり走る。

10月16日金曜日、朝仕事を片付けていると時間がなくなり、8kmだけ代々木公園を走る。夜、三つ峠登山口に移動。

10月17日土曜日、今シーズン最後の三つ峠、昨年リードしたときに残置スリングに手を出してしまった「クーロアール」を、今回はきちんとフリーで登る。


月日

曜日

距離 (km)

時間

時速 (km)

累積 (km)

備考

10月11日
10月12日
10月13日
10月14日
10月15日
10月16日
10月17日








6.6
10.0
10.0
10.0
10.0
8.0
6.2

0:40:00
0:58:07
0:56:12
1:07:00
1:02:27
0:54:00
-

9.9
10.3
10.7
9.0
9.6
8.9
-

12,863
12,873
12,883
12,893
12,903
12,911
12,918

自宅
自宅
自宅
代々木公園
代々木公園
代々木公園
三つ峠

週間合計
距離(km)

60.8

地球一周
到達度

32.2%

 
※体重; 週末61.8kg(13.5%)
※月間累積走行距離 (10月); 135.8km

2009年10月17日土曜日

【FunClimb通信】三つ峠 秋

久しぶりに三つ峠にやってきました(10月17日)。紅葉がベストの時期でしたが、さすがにちょっと寒かったです。
この日は、昼前から大混雑。わたしが経験した三つ峠で一番込んでいました。天気はあまりよくなかったのですが、今シーズン最後の三つ峠、楽しめました。


よーく見ると小さな人が何人か岩壁に張り付いています

  
左は初心者講習でしょうか。ロープがいっぱい垂れ下がっています。右は三つ峠定番亀ルートの1P目をリードするSさん、この後、三つ峠初めての彼は、例の八寸バンドのトラバースを満喫されていました。

      
左はクーロアール核心部を登るYさん、右は、クーロアールを懸垂下降しようとしているTさん。このルート、昨年初めて登ったときに思わず残置スリングをつかんでしまいましたが、今年はちゃんとフリーで登れました。

   
右は、SさんのA2人工のトレーニング、なかなか様になってきました。今日は天気が悪くなってきたのでこれでおしまい。
右は、例によって、神戸に帰る前に富士宮でバスを途中下車。富士宮やきをいただきました。富士宮に着いたのが19時で駅前のお店がほとんど閉店。必死でやきそばを食べられるところを探しました。おいしかった!


2009年10月16日金曜日

【読書】ダライ・ラマ自伝

9月の山行からずっと持っていた「ダライ・ダマ自伝」をやっと読み終えました。なかなか重たい内容で、しかも厚い本なので、ずいぶん時間がかかりました。

やはり、中国側から書いた本があれば読んでみたいです。未だにこんなことが普通に起こっていること、現時点でわたしの理解を超えています。

いつか、チベット高原鉄道に乗って、ラサに旅行に行きたいと思っていましたが、この問題をちゃんと理解しないと行けないですね。

ちなみに、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所の公式サイトはこちらです。たまたま会社の東京事務所の近くにあるので、その前をよく通ります。


2009年10月15日木曜日

12月の加古川マラソン、エントリーしました

東京マラソンも大切ですが、この地元兵庫県の大会も大切。12月の加古川マラソンもエントリしました。

加古川マラソンの公式ページはこちら

このコースはとっても走りやすいので、ここでシーズンベストを狙います。

ちなみに、会社で、初マラソンの人をまた一人増やそうと説得しているのですが、まだ首を縦に振りません。マラソン楽しいのにね。


2009年10月14日水曜日

【読書】風が強く吹いている

マラソンのテンションがめっちゃ高くなっている私は、10月末封切りの映画「風が強く吹いている」が待ちきれず、三浦しをんさんの原作を思わず買ってしまいました(映画の公式ページはこちら)。

実は、わたしはこのランニングの映画があることを最近知ったばかりで、原作をまったく知りませんでした。映画の話をブログに書いたら、会社の仲間が「この本おもしかったですよ」と教えてくれました。

まずは映画を見る前に読んでみようと思います。速く走るコツが隠されていたりして。


2009年10月13日火曜日

大当たり!

こんなメールがやってきましたよ。

大当たり です!

==============================================
◇◇ 東京マラソン 抽選結果(当選)のお知らせ ◇◇
==============================================
このたびは東京マラソンへご応募いただき、誠にありがとうございました。平成21年8月1日から8月31日の募集期間にて定員を大幅に超える申込みがあり、厳正なる抽選を行いましたところ、当選とさせていただきました。

この文章、読み始めたら、落選のメールような文言で始まったのでもう少しでゴミ箱行きでした。これで、晴れた日に東京の都心を走れます(1回目のときは、雨で凍えましたので、今回は晴れと決めつけています)。新宿のホテルもすぐに予約したのでこれで準備万端です。

くじ運の悪いわたしですから、なんかこれから良いこといっぱいありそう{/チョキ/}。


広島・長崎が20年夏季五輪招致

広島・長崎が20年夏季五輪招致を表明。久しぶりに「これはいい」という行政のニュースでした。
東京へのオリンピック招致はまったく興味がありませんでした。むしろ反対だったかもしれません。単なるイベント招致ではないオリンピック開催で、それによって何の変化を求めているのか、よく理解できませんでした。


広島・長崎となればその意義を強く感じる人も多いと思います。1都市開催、ホテル不足など課題は山積みのようですが、この趣旨であれば日本中が応援するのではないでしょうか。これを機会に、改めて広島・長崎で起こったことを日本全体が正確に理解し、世界に向けて平和を訴えていくことができたらと期待します。

※写真は、数年前に広島でランニングしたとき撮影したもの


2009年10月12日月曜日

ランニング記録 10月4日から10月10日 台風上陸

この週は、九州出張と東京出張に台風が重なって、出張族のわたしでもさすがに疲れました。そのため、予定していた走行距離よりもかなり少なくなってしまいました。
もうすっかり秋で、走り出しは肌寒くなってきました。レースも近いので新しいランニングウエアを探しています。

※11,12日は、ハセツネカップでしたね。今年は参加できませんでしたが、
 参加したみなさん、お疲れ様でした。
 ゴール速報は
こちら。トップは7時間半ですね、超人ですね、このタイムは。


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10月04日日曜日、長距離走をしようと思っていたが、15kmに留まる。まだ疲れが抜けていない。

10月05日月曜日、自宅で早朝ラン。

10月06日、07日水曜日、仕事が朝早かったため、ランニング時間取れず。

10月08日木曜日、台風が治まった後、お昼に代々木公園を走る。大きな木が倒れていてびっくり。

10月09日金曜日、早朝、代々木公園を走る。まだ疲れが取れずスピードが出ない。

10月10日土曜日、自宅で、娘の誕生日のお祝いをする前に走る。もうすっかり秋で、ちょっと肌寒い。


月日

曜日

距離 (km)

時間

時速 (km)

累積 (km)

備考

10月04日
10月05日
10月06日
10月07日
10月08日
10月09日
10月10日








15.0
10.0
-
-
10.0
10.0
10.0

1:23:37
0:59:00
-
-
1:15:00
1:05:00
0:56:27

10.8
10.2
-
-
8.0
9.2
10.5

12,817
12,827
-
-
12,837
12,847
12,857

自宅
自宅


代々木公園
代々木公園
自宅

週間合計
距離(km)

55.0

地球一周
到達度

32.1%

 
※体重; 週末61.5kg(15.0%)
※月間累積走行距離 (10月);   75.0km

2009年10月11日日曜日

久しぶりの保塁岩

連休中日の11日日曜日は、久しぶりに地元六甲山の保塁岩でのんびりクライミングを楽しみました。

岩場にいた他のパーティの方で、石川県から来ている人たちがいました。3連休は関西の岩場を楽しむそうです。なんかうれしいですね、関西までわざわざ来て頂けるとは。

保塁岩の良いところは、六甲山山頂近くにあるため、とっても見晴らしが良いこと。神戸と瀬戸内海が一望できます。加えて駐車場から岩場がとっても近いのも良いですね。


保塁岩から見た神戸の街と瀬戸内海


いつもよりちょっと多めに登って、夕暮れ時になってしまいました


2009年10月10日土曜日

今年も体育の日がやってきました。 

我が家の体育の日は、今でも10月10日。
今年も、娘の誕生日がやってきました。

ベットでの生活がもうずいぶん長くなってしまいましたが、元気印の娘は、この一年間もずっと、笑顔を振りまいてくれました。毎年、この日は、あらゆることに感謝する一日です。


2009年10月9日金曜日

今シーズン初マラソンの人のために その3 「レース前の準備と当日」

今年、初マラソンの人は、そろそろレースが近くなってきて、気が重くなってきているのではないですか。わたしも4年前の初マラソンの1ヶ月前は、「本当に完走できるのだろうか」「どんな準備をしたらいいのか」といろいろ悩んでいました。

今年初マラソンの人に少しでも参考になればと思い、わたしの経験に基づく、マラソン当日から1ヶ月前の過ごし方と当日の準備について整理してみました。

 ※初マラソンの方への、過去の記事はこちらです。
  今シーズン初マラソンの人のために その1 「痛みの克服」
  今シーズン初マラソンの人のために その2 「シューズ選び」






1.レース1ヶ月前からのトレーニング



  • ランニング
    レース一週間前までは疲れがあまり残らない範囲で走り込みをしています。特に土日に何回か20~30kmの長距離走をいれています。これをしておくと自分の体が距離によってどのように変化していくか把握できますし、レース当日の不安も解消されます。ただし、30km以上走ると疲れがかなり残ってしまうので、やめた方がいいです。
    よく専門誌にはマラソン当日のペースで長距離を走るといいと書いてありますが、一人で長距離はなかなか難しいので、10Km程度で試してみるのもいいかもしれません。

  • 故障対策
    毎日十分なストレッチをして体が硬くならないようにします。走り込むと下半身や背中がどんどん硬くなっていくと思いますので、ストレッチはまめに行ってください。わたしは仕事で移動中などちょっと時間を見つけて簡単なストレッチを出来るだけするようにしています。

  • 体重コントロール(体重とスピードの関係はこちら、減量についてはこちら
    マラソンのタイムを縮めるのは体重を減らすことが一番近道だそうです。詳しくはわたしの過去の記事を見てください。目安として1kg減量したら5分タイムが縮まると思ってもいいかもしれません。経験的にも体重が増えるとレースが苦しくタイムも確実に落ちています。

 


2.レース前1週間の過ごし方(過去の記事はこちら



  • ランニング
    レース当日の5日前くらいまで、いつもの走り込みをします。ただし疲れが出ることは一切しません。そして下記のグリコーゲンローディングをレースの3~5日前に始めると同時に、ランニングをほとんど止めます。これで完全に疲れを抜いていきます。わたしの場合、この期間、ランニングの距離は2km/日くらいで、速度はジョギング程度、レース前日は本番のペースで走ります。

  • 故障対策
    疲れを抜くために、今まで以上に丁寧にストレッチを続けます。

  • グリコーゲンローディング(関連記事はこちら
    走るときのエネルギー消費は、まず筋肉に蓄えられるグリコーゲンから行われます。脂肪の消化は時間差がありますし、脂肪だけの消費では走れません。30km過ぎてからのエネルギー切れはこのグリコーゲンの枯渇が大きな原因です。それで、筋肉にグリコーゲンを十分蓄えておく必要があります。そのため、レース前にはグリコーゲンローディングを行います。
    まず、レース一週間前くらいから、食事を減らして疲れが残らない程度の長目の距離を走ります。これで体の飢餓状態をを作ります。この状態ができたら、糖分を一気にとります。わたしの場合は、果糖を多く含む果物をたくさん食べます。そうするとグリコーゲンがいつもよりたくさん筋肉に蓄えられ、体重が1~2kg増えます。以降レース当日まで、グリコーゲンが減らないように最低限の運動とします。ただし、ここで当日エネルギー切れしないように大食いしてしまうと脂肪がついて本当に太ってしまうので、わたしの場合は果物をいつもよりたくさん食べる程度にします。

 


3.レース前日の準備



  • 前日の食事
    ぜったいに食べ過ぎないこと。エネルギー切れにならないようにと食べ過ぎてレース当日胃の調子が悪く辛いレースを何度か経験しました。いつもより少なくてもいいと思います。
    加えて、走ると脇腹の痛くなる人は、繊維質の食べ物を減らしてください。腸内にあるガスが走る振動で一カ所に固まって膨れるので脇腹が痛くなるそうです。これを避けるためにガスの貯まりにくい食べ物にすることが有効です。
    お酒は控えること。体がむくんで重くなるだけです。

  • 当日の持ち物 ウエア
    レースの時期にもよりますが、日によって気温が相当変わるので、暑い日用と寒い日用をいつも2セット持って行きます。
    暑い日は、太ももを出てメッシュのショーツが縫い付けてあるランニングパンツと脇を出すノースリーブのウエアが最適です。股間や脇は熱が貯まりやすいのでこのあたりに風に当たるこのウエアは効果抜群です。とにかくマラソンは暑さが大敵ですので、暑い時は出来るだけ薄着にすることだと思います。ちなみに生地はできるだけ薄手で柔らかいものがいいです。脇や股間はよく擦れますので、縫い目も要注意です。
    寒いときは、ロングタイツ、ロングスリーブあるいはアームウォーマなどいろいろ持ち込んで会場で選択します。重ね着をしたりもします。走っていても手足が冷えると運動能力が落ちくるのでこのあたりの工夫はこまめにします。
    また、雨の日や寒い日のために使い捨てのコンパクトな合羽や、大きなビニル袋をポンチョのように穴をあけて上から被る簡易ウインドウブレーカをいくつか持って行くと便利です。
    あとはファッションなので、自分の気に入ったデザインのウエアをじっくり探すことでしょうか。ちなみに、最近、東京のランニング専門店で自分のウエアを探したのですが、女性のウエアがどんどん床面積を占め、男性のウエアの展示がとっても少なくなったような気がします。マラソンブームですね。

  • 当日の持ち物 その他(過去の記事はこちら
    詳細は、過去の記事をご覧ください。その中で重要なものとして、
     ・エントリーのための書類
     ・走るための用意(シューズ、ウエア、靴下、帽子など)
     ・時計と目標のスプリットタイムのメモ
      わたしは手首に5kmごとのスプリットタイムを記載した
      タグをつけます。入院患者に病院がよく使っているタイプです。
     ・走ったあとの用意(着替え、バスタオル)
     ・痛み対策・靴擦れ対策(テープ、絆創膏、ワセリンなど)
     ・ビニルシート(屋外で用意するので必須)

  • 早めに就寝
    用意が済んだら、さっさと寝ましょう。でも興奮してなかなか寝ることができないかもしれませんね。こんな時は、少しだけお酒を飲んだり、睡眠薬代わりに風邪薬飲んだりしてとにかく少しでも眠るようにします。

 


4.レース当日とスタート直前



  • 当日朝の食事
    当日朝の食事は、わたしはいつもバナナとカステラを少々、レース1時間前に高カロリーのゼリーやアミノ酸をとります。消化がよくてお腹に負担がかからない量しか食べません。ここで食べ過ぎると絶対にレース中に辛くなります。
    また、レース中に水分が不足するいけないからと思っていっぱいスポーツドリンクをとったりすることがあります。結局余分な水分は尿として排出されてしまうのでレース会場やレース中にで何度もトイレに行きたくなってしまいます。水分はむしろあまり取らずに、レース中のエイドステーションでこまめにとっていけば、レース中のトイレのロスタイムを減らすことができると思います。

  • トイレ対策
    スタート周辺の仮説トイレは確実に長蛇の列になります。ですのであまりそれを期待せずに、自宅を出るとき、途中の駅などでこまめにトイレに行って出し切ることです=余分な重量は身につけない。会場の最寄り駅のトイレも長蛇の列だと思います。レース中に我慢するのは辛いですし、コース途中でトイレに並ぶのも大きなタイムロス。わたしは、レース当日、このトイレに一番気を使います。万が一、トイレの列が長くて行けなかった場合は、走り出してコースの一番最初のトイレに駆け込むことだと思います。この段階ではまだトイレは空いています。また念のためティッシュを携帯して走った方がいいかもしれませんね。
    わたしの経験では、レース中にトイレに一度行かなかくて済んだときはとっても良いタイムが出ました。

  • エントリー手続き
    エントリ手続きに結構並んだりします。そのため、焦らないように出来るだけ早く会場に行った方がいいです。その後、ゼッケンをつけたり、着替えたりするのに結構時間がかかります。男性は外でタオル巻いて着替えたりできますが、女性は更衣室が混んでいるのでなおさらです。
    ちなみに、最近のレースは計測用にシューズに事務局から提供されるチップをつけます。これがないと記録が出ませんので、絶対に忘れないように。

  • レース特有の準備
    いつものランニングと違って長時間走るわけですから、レース特有の準備が必要です。擦れが出そうなところにはワセリンを塗り、靴擦れが出そうなところには最初から絆創膏を貼ります。また痛みが出そうなところにテーピングをします。また、ランニングシャツを直に着る男性は胸に絆創膏は必須ですね。
    加えて、暑いときはひどい日焼けになるので、首筋や腕には日焼け止めを。

  • ウォーミングアップ
    用意ができたら、いつもの静的ストレッチを少しだけ行います。そのあと、筋肉を暖めるため動的ストレッチを行いますが、これは手足をこまめに動かせばいいです。よくマラソン選手がスタート前にトラックを何周もしてアップしていますが、あの方たちはスタートと同時にすごいスピードで走りますからかなり体を温めないといけません。わたしのような場合は、そこまでしてしまうと大切なグリコーゲンが消費されてしまい、疲れてしまいますのでほどほどにしておきます。いつも、スタート地点で並んでいる間に貧乏揺すりのように脚を動かし、肩を上下させます。

さあ、これで準備万端、スタートのカウントダウンにドキドキしながら、ゴールの感動に向かって走り出すだけです。
今年初マラソンの方はすてきな時間が待っています、がんばってくださいね。


2009年10月8日木曜日

台風の後の代々木公園

今日の東日本は台風でたいへんでしたね。わたしは、昨日無理をして九州から東京に入ってよかったです、今日は地方から東京に入るのは至難の業だったと思います。


東京の交通機関は一日中大混乱でした。ただ、新宿の天気は、風は強かったのですが雨は少なく、お昼前には青空も広がってきました。午後から仕事先に向かう予定だったわたしは、ホテルで仕事をしていましたが、我慢できなくてお昼に代々木公園を走りに行きました。

公園内は、台風の後なので、木の葉や小枝が散乱していました。その中でびっくりしたのが、いつものランニングコースに大きな木がなぎ倒されていたこと。雨が少なかったので、朝、走ろうかと一旦は思っていたのですが、思い止まってよかったです。



2009年10月7日水曜日

小倉キックターンで出張ランは無し

今朝、台風のことを心配しつつ、九州方面に向かいました。ただ、いつもとちがって小倉でキックターンしてその日の内に東京に行かなくてはなりません。

もちろん、飛行機で東京に向かう予定でした。が、台風の影響で小倉は夕方から結構強い風、まだ飛行機は予定どおり運行してはいましたが、どうも不安で、まだ通常運行している新幹線で移動することにしました。

今まで何度も飛行機では降りる空港が変更になったり、強い揺れの中何度も旋回されたりして、痛い目にあっています。こういうときは長旅になりますが、安全な陸上移動にしました。さすがに長いですね、小倉から東京は。まるでウルトラマラソンって感じです。今やっと名古屋です。

そんなわけで、いつもだったら、一泊して出張ランですが、今週は強行軍となり、台風で天気も悪いのでほとんど走れないかも。ちなみに金曜日は松本経由で山には寄らず神戸に帰ります。


2009年10月6日火曜日

日本現代史

かなり前から鞄の中にいれていたのですが、なかなか読む時間が作れず、2ヶ月くらいかかって池上彰さんの「そうだったのか!日本現代史」を読み切りました。

池上彰さんの本は、これまで2冊読みました。
 そうだったのか!現代史
 そうだったのか!現代史パート2

これらは、とてもわかりやすく、世界現代史を解説されています。現代史って学校でまともに教えてもらえず、加えて歴史って私は受験勉強を連想してしまうので、生理的に受け付けませんでした。でもこの本は、ずいぶん、わかりやすく解説してくれていて、今の世界がどうしてこのようになっているのか教えてくれました。

今回読んだのは、「そうだったのか!日本現代史」。ちょうど、衆議院選挙があったり、TVで「官僚たちの夏」などが放映されていたので、臨場感があってとても興味深く読めました。高度成長、学生運動、日教組、沖縄、公害と企業の対応、バブルなど、これをきちんと整理してくれています。日本人としてしっかり理解しておく必要がありますね。


2009年10月5日月曜日

京たんご梨、今年は遅すぎたようです

丹後のウルトラマラソンのときにレース中に食べた京たんご梨がとってもおいしくて、帰ってからネットで探しまくって注文しました。


検索するとよくヒットする信頼できそうなネットショップは、季節モノなのですでに注文期間が過ぎていました。なんとか見つけた店は、少し安かったので不安でしたが、不安は的中。
送られてきた梨は、近所で売っているものとほとんど変わらない味。梨にシールも貼っていないのでこれ本物? わたしが食べた京たんご梨はとっても甘くてみずみずしかったです。

本物の京たんご梨の味が忘れられません。家族にも食べさせようと思ったのですが、、、、、
来年は、9月初めから信頼できるお店を探して注文しようと思います。来年も丹後のウルトラに出て、レースの前日に現地で本物を売っている店を探すのがいいのですが、その勇気があるかどうか現在は不明。


2009年10月4日日曜日

穂高屏風岩、学生時代に登った岩に再び


9月27日日曜日、今年3度目の挑戦でやっと天候に恵まれ、穂高屏風岩を登ることができました。大学山岳部以来、数十年ぶりの屏風岩、ルートは雲稜ルートです。

前日の9月26日土曜日早朝、パートナーのMさんと上高地から徳沢に入りました。徳沢への到着が早かったので、屏風岩取り付きの数ピッチを登ってみることにしました。最近岩トレをしていなかったので練習目的です。さすがに天気が良いので、数パーティ取り付いていました。結局2ピッチ登って懸垂下降で戻り、取り付きに重いギアをデポして徳沢にもどりました。
この夜は、学生時代に登った岩にこの歳になって再び登れることに、ちょっと興奮していました。


屏風岩雲稜ルート、取り付きに近づくと屏風岩がどんどん覆い被さってきます。


T1からの1ピッチ目の凹角を登るわたし。ここから屏風岩の高度感がどんどん増していきます。

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9月27日、徳沢を未明の3時すぎに出て、横尾経由で屏風岩取り付きに向かいました。

 
屏風岩の取り付きに行く途中には渡渉があります(左の写真、前日の帰りに撮影)。夏に来たときより随分水量が減って、あまり冷たい思いはしなくてすみました。
右の写真は、1ピッチ目のT1尾根を登るわたしです(Mさん撮影)。



T1尾根を登るMさん。下に1ルンゼが見えます。


T1からいよいよ屏風岩が本格的に始まります。T1からの1ピッチ目の凹角を登るわたしです(Mさん撮影)。


凹角のピッチをビレイポイントから見下ろす。Mさんが木の下の方から登ってきています。


中央の写真は屏風岩で有名な扇岩テラス、横から見ると薄い岩の板が張り付いています。ここではビバークできます。左の写真は白い岩の青白ハング。右の写真は、扇岩テラスから東陵ルート方面を見たところです。扇岩テラスはまさに屏風のど真ん中にあります。
扇岩テラスからいよいよA1の人工登攀が始まります。

 
扇岩テラスから始まる垂壁をA1の人工登攀で登る。左の写真は先行するガイドパーティ。右の写真はリードするわたしです(Mさん撮影)。
このピッチ、半分以上のボルトのリングは無くなっています。ガイドさんたちは、残置スリングにどんどんアブミをかけていきますが、わたしは恐がりなのでワイヤー(リベットハンガー)をボルトのヘッドにセットして登りました。少々時間はかかりますが、これで安心できます。



垂壁を登るMさん。足の下の景色はずいぶん小さくなり、高度感は抜群です。岩登りの醍醐味を感じる瞬間です。ビレイポイントはとっても狭く、ほとんど体は宙にはみ出してしまいます。
そう、一箇所、途中のリベットが折れていて次のボルトまでやたら遠い場所がありました。わたしの身長ではアブミの最上段に乗っても届かなく、リストバンドにつま先突っ込んでやっと届きました。さすがにこの高度感の中では怖いです。


 
左の写真は、人工登攀2ピッチ目をリードし、トラバースするバンドに向かうMさん。右の写真は、同ピッチをフォローするわたし。背景(足下)に見える紅葉が始まった景色がきれいです。

 
左の写真は、人工登攀が終わって、その上のバンドをトラバースするわたし。頭がつっかえて微妙な姿勢になり、さらにトラバースは下を見てしまうので相当な高度感で緊張します。
右の写真は、トラバースが終わって東壁ルンゼに入り、その最終ピッチをリードするMさんです。今回時間がなくなってしまったので屏風の頭に抜けることは諦め、傾斜が緩んで階段状になったところを終了点とし、取り付き点に懸垂下降で降りることにしました。


左の写真にあるワイヤーが今回人工登攀で多用したリベットハンガーです。リングのなくなったボルトには効果的です。
中央と右の写真は、登攀が終わって懸垂下降で降りていくわたしです(Mさん撮影)。屏風岩は、懸垂下降のアンカーがよく整備されていますので、降りるルートを選んで行けばかなり安全に下れます。ただ、わたしは途中、欲張って降りすぎてしまい、適切なアンカーが見つからずちょっと焦りました。


扇岩テラスからT1まで一気に懸垂下降するわたし。この懸垂下降は気持ちいいですよ。T1まで降りれば垂壁部分は終わるので、垂直の世界から解放されます。あとは落石に注意してT1尾根を数ピッチ懸垂下降して取り付き点に戻ります。ただ完全に気を抜けるのは、渡渉が終わって一般登山道に出てからです。十分注意して下山しました。



今回、登りも降りも時間がかかり、さらに、途中でルートを間違えて、後続のガイドパーティに先行を譲りました。加えて、扇岩テラスで1時間ほど待ち時間もあったので、結局、取り付きにもどって渡渉をし、横尾に着いたのが18時となってしまいました。登攀が遅いのは明らかに練習不足で、ロープワークが悪すぎました。恐がりなので荷物も必要以上に重かったかもしれません。また、わたし個人では、1週間前のウルトラマラソンの疲れも残っていて、最後は足を上げるのがとてもしんどく、体力的にもきつい状態でした。

いずれにしても暗くなるまでに渡渉できたのがよかったです。でも、もう少し早く登れるようにならないと、これ以上の長いルートは登れないですね。
21歳の時に登った屏風岩をこの歳になって再び登れ、たいへん満足感のある楽しいクライミングでしたが、もっと練習して体力と技術をつけないとと反省するクライミングでもありました。