今回のオフィス移転で、モニタケーブルについて新たにいろいろ知ることが多かったので忘れない内にまとめてみました。モニターとPC本体を長く離す場合は、以下のような知識がないと簡単には映像がうまく映らない可能性があります。
■HDMIケーブル
主流はVer2.0ですが、細かい規格がいろいろありそうで、4K以上の画像を通信する場合は相性もあり注意が必要。
規格上長さの制限は無いとのことですが、実用的には最大10Mと考えた方がいいようです。それ以上長くすると信号が欠落する可能性が高くなるみたいです。市販のHDMIケーブルは4K対応の10Mケーブルの種類は豊富で安価なものが多く、フラットケーブルも安く手に入ります。10M以上に延長したい場合は、リピータ付きの中継アダプターが必要ですがこれも種類が豊富で安価です。
■DisplayPortケーブル
最新は、Ver1.4。HDMIでは想定していない超高解像度にも対応しており、モニターケーブルの規格としてはHDMIを上回ります。
規格上の長さ制限は、最大15M。ただし、長尺のケーブルの種類はHDMIと比較すると選択肢が少なく、かなり高額です。HDMIとの普及度の違いと言えるでしょう。フラットケーブルは見つけることが出来ませんでした。
■変換アダプター
変換する方向が片方向のものがほとんどなので注意して購入する必要があります。
・PC→【DisplayPort→HDMI】→モニター
種類は豊富で安価
・PC→【HDMI→DisplayPort】→モニター
モニターのDisplayPortを使ってHDMIケーブルをPCに接続したい場合に必要なアダプターですが、製品は極めて少ない。見つけたのはHDMIがオスでDisplayPortがメス、しかもUSBによる給電が必要、価格も高価で、本件用途には適していないものでした。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MTSOL4U
・PC→【VGA→HDMI】→モニター
種類は豊富で安価
・PC→【HDMI→VGA】→モニター
種類は豊富で安価、オスメスの組合せも豊富。モニタの余っているVGAコネクタに接続するためにも利用可能。
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