Power BIのレポートにデータ入力用アプリを張り付けて、そのアプリに入力するとレポートがリアルタイムで変更されるというデモ、よく1年前に見かけました。
実際にやってみました。PowerAppsを使います。これで作ると、アプリの稼働するサーバを個別に用意する必要ないし、認証はすべてMicrosoft365の認証を使えるのでこういった基盤づくりが不要でとっても便利です。
ただ、これを始める前に、PowerAppsのライセンス問題にぶち当たりました。
PowerAppsのライセンスはMicrosoft365ユーザにも付属しています。ところがこれは制限を受けていて本格的に使おうとすると別途ライセンスを購入しなければならないとか。この情報がMS社のサイト、365の管理画面で表記が異なっており、いったいどのライセンスが必要なのかなかなかわかりませんでした。
さんざん、MSさんのサポートに問い合わせ、文献しらべて最終的に以下のライセンスガイドにたどり着きました。
Power Apps, Power Automate and Power Virtual Agents Licensing Guide - May 2021
この表を見るとMicrosoft365のAppsのライセンスではプレミアムコネクタがついていないので、Azure SQL Databaseなどにアクセスできないことが明確になりました。いろいろ聞くと365ライセンスの範囲でAppsを使うには、データソースはSharepointかExcel Onlineに配置するケースがほとんどだそうです。
そんなわけで、PowerAppsのライセンスを別途購入しました。PerUserのライセンスを最初購入しましたが、やたら高いので、Per Appのライセンスに替えました。個人ではなく組織全体で2本まで共有が許されるライセンスです。これ、ライセンスを個人にセットしないので、その設定方法がすごく難解です。いろいろ試してやっとわかりましたが、ほんとあまりにドキュメントが難解でした。
PowerPlatformのライセンスは複雑すぎます。間違ってダブルでライセンスを購入するようなことが起こるので要注意です。今回いろいろ検索していたら、いつも見させてもらっている「吉田の備忘録」で以下の図を見つけました。この図を引用させていただきます。
ライセンスのしくみがあまりに難解だったので、この図を見て、やっぱりライセンスが複雑すぎるんだよなと納得する次第です。
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