しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2013年8月3日土曜日

【夏山】深夜0時スタートの海抜0(日本海)から剱岳トレラン

春から準備してきた、海抜0~剱岳トレラン走ってきました。
このコース、スタートは早月川の河口、深夜0時にスタートし、徹夜で走ります。馬場島までロードは約30km、そこからは早月尾根を登って標高2999mの剱岳に一気に上がります。



今回のメンバーは私を含めて3人、私以外(向かって右二人)はTJARマジ参加組みで詳しいタイムスケジュールなどお持ちで意気込みがすごい。わたしは土曜日中に帰りますが、お二人はビバークして槍方面に向かいます。
深夜に海岸で写真を撮ってもらいました。近くに住む友人のHくんが見送りに来てくれたんですね、感謝です。ちなみにわたしはこの時点で波でシューズを濡らしてしまいました、トホホ。
深夜0時、予定どおりここをスタート。


馬場島までロードは約30km、750mの登りです。真っ暗なので一人だと寂しいです。3人でよかった。
馬場島からは急登の早月尾根、登山道に入ります。だんだん夜が明けてきます。なぜかこの時点までずっと天気が悪く時々雨がぱらつきます。でも2250mの早月小屋近くになると晴れてきて、雲海に浮かぶ山々がとっても奇麗。そんな天気になって、やっと元気が出て来てペースが上がってきました。早月小屋まではなんか眠くて眠くて、脚の速い一般登山者には何人も抜かされてしまいました。


早月小屋からは、今までわたしを追い抜いていった登山者をほぼ全員抜き去り、トレランらしく頂上めざして駆け上がりました。天気が良くてほんと気持ちいい登りでした。頂上には10時に到着。目標よりは1時間遅れ、小屋でウダウダ長い休憩しているから仕方ないですけど。

 
剱の頂上は祠がなくなっていますね、残念。ほんと天気がよくてポカポカでずっと座っていたいと思うわけです。
こんなに天気がいいと頂上は大混雑で、この時点で、立山は無理だろうなと諦めましたが、でも剱だけで十分。海抜0から上がってくるという高さを実感できる登り方はなかなかのものですよ。癖になりそうです。

 
剱の下り、カニの横這いの前で大渋滞、この時点で立山まで行くのは完全に諦めました。剱山荘で例によってゆっくり食事などしてウダウダしていたら結構やばい時間になったので、そこからは真面目にトレランして室堂の17時のバスになんとか間に合わせました。ちなみに、仲間のTJARマジ参加組みの二人は立山方面に消えていきました。
わたしももっと走りたかったのですが、翌日に自治会に出ないといけないので、今回はこれでおしまい。ほんと楽しいトレランでした。

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記録(遅くてすみません)

・23:40          水平距離 標高
富山湾(早月川河口)       0km      0m
・0:00                             
富山湾~馬場島         31.5km    751m
・4:05(45分休憩)
馬場島~早月小屋        4.8km  2250m
・8:00(30分休憩)
早月小屋~剱岳           2.0km  2999m
・10:00(75分休憩)
剱岳~剱山荘              1.6km  2464m
・13:20(40分休憩)
剱山荘~室堂              5.2km  2432m
・16:40(バスまで20分)
                                45.1km 

スタートから10kmはわかりにくいです。地図を適当に見てわかりやすいルートで走るつもりだったのですが、予想以上に大回りになってしまいました。TJAR本番組はこの10kmは下見をして確実に頭にいれておいた方がいいですね。

ちなみにわたしがこのルートを走ろうと思ったのはTJARの初日のコースだからではないのですよ。昨年から何度か富山に仕事で来ることがあって、天気が良いときに見える剱・立山連峰がすばらしくって。夏にここから走って登ろうと思ったわけです。




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