今回の山行中、土曜日はずっと雨だったので、テントの中で一日中、「ダライ・ダマ自伝」を読んでいました。なかなか厚い本なので、まだ途中で、彼が間一髪でラサからインドに亡命したところまでです。
1997年、ブラッドピット主演の映画「セブンイアーズ・イン・チベット」に出てくる登山家ハインリッヒ・ハラーとの交流も書かれていました。わたしはこの映画を見て以来、ダライ・ラマにとても興味があり、一度、彼の本を読んでみたかったのです。
テントではさすがにギーのろうそくを灯すことまではしませでしたが、インドの香を炊いて雰囲気を出して読みました。
最近、こういった、「人々の平和や幸福」に人生を捧げる人たちの生き方についてよく知りたくていろいろな本を買ってしまいます。ダライ・ラマの本を読むと、チベットがどうして中国領なのかさっぱり意味がわかりません。この問題に世界がどうして積極的に動かないかも理解できません。中国側の考えを書いた本も読んでみたいです。
ダライ・ラマの本は、まだ途中なので、ウルトラマラソン中止してでも、もう一度9月中に穂高チャレンジして、そのときに読み終えたいななんて考えています。今、山のパートナーを説得中です。
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