先日の錫杖岳前衛壁、「注文の多い料理店」核心部(取り付きから100mの高さ)。
ここ数年でもっとも緊張した瞬間でした、セカンドで登ったのに。
リードだったら喉から心臓飛び出してきましたよ、きっと。
Aさんに撮ってもらったびびるわたしの登攀姿
アンダーホールドが甘いので最初の細かいスタンスの踏み替えがめっちゃ怖くて、この動画の前も何度も踏み出しては引っ込んでほとんど泣き出しそうでした。でもそれしか方法がないので、半泣きで踏み換えしてあとは大急ぎでもう一回踏み換えして安定したスタンスまで足が伸びたら安定しました。途中細かいスタンスでザイルを踏んだりして滑りそうで、生きた心地しなかった。ほんと怖かった。
今回の山行記録はなかなか時間がとれないのでもう少し後でアップします。
しばらく山とランは遠のいています
仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020
2012年8月31日金曜日
2012年8月30日木曜日
【山グッズ】テントのポール折っちゃいました。
先日の山行で、不覚にもテントのポールを2本とも追ってしまいました。
1本目はテント設営に慣れていない人にきちんと説明していなかったので、ポールの連結部分がしっかり填っていないのにポールを曲げてテントを立てようとしたことが原因。2本目は、わたしが酔ってちょっとふらついてテントにもたれてしまったため、1本目と同様に真ん中部分が折れました。
1本目はテント設営に慣れていない人にきちんと説明していなかったので、ポールの連結部分がしっかり填っていないのにポールを曲げてテントを立てようとしたことが原因。2本目は、わたしが酔ってちょっとふらついてテントにもたれてしまったため、1本目と同様に真ん中部分が折れました。
雪山の稜線でもない限り、最近のテントのポールは折れないものと思っていましたが、意外にあっけなく折れました。
で、1本目はテントに附属の補強用チューブを折れた部分に取り付けて対応、2本目はチューブが無いのでペグを添え木にガムテープでポールに貼り付けて補強しました。こういうこともあるので補強用チューブは二本持っていた方がいいかもしれません、特に冬は。
で、1本目はテントに附属の補強用チューブを折れた部分に取り付けて対応、2本目はチューブが無いのでペグを添え木にガムテープでポールに貼り付けて補強しました。こういうこともあるので補強用チューブは二本持っていた方がいいかもしれません、特に冬は。
ポールは修理に出しますが、さていくらかかるか、心配。
2012年8月29日水曜日
丹後ウルトラどうしようかなあ。
夏山3本終わって、次は、9月の丹後ウルトラ、10月の実家のはんだ山車まつり、11月の淀川マラソン団体戦、大阪マラソンとイベントが続きます。
ただ、今年は6月末にあったサロマからずっと疲れが抜けきらず疲労感が続いています。大人しくしておけばいいのですが、一夏で3回も本番岩登り行ったりして、この歳で当たり前と言えば当たり前なんですが。そんなわけで、7月も8月も全然目標の距離を走れていません。走らないと当然体重もかなり増えました。
秋の気配を少し感じ始めたこの数日、悩みは深まるばかりです。
ただ、今年は6月末にあったサロマからずっと疲れが抜けきらず疲労感が続いています。大人しくしておけばいいのですが、一夏で3回も本番岩登り行ったりして、この歳で当たり前と言えば当たり前なんですが。そんなわけで、7月も8月も全然目標の距離を走れていません。走らないと当然体重もかなり増えました。
で、9月にある3回目の歴史街道・丹後100kmウルトラマラソンに出るかどうか悩んでいます。丹後走って、11月の淀川マラソン団体戦までに疲労を抜く自信がどうもなくて。それと、走るんではなくて完登できなかった屏風岩東壁ルンゼに再挑戦したいという気持ちもちょっとだけあります。
秋の気配を少し感じ始めたこの数日、悩みは深まるばかりです。
2012年8月28日火曜日
山から帰ってきたらPINK FLOYDの「The WALL」が届きました。
山から帰ってきたら、アマゾンに注文していたPINK FLOYD "THE WALL" RemasterのBOX SETが届きました。
本当だったら、山の中で岩登りの合間にテントサイトで"The WALL"を聴きたかったのですが、ちょっと間に合わず、今回はテントサイトで手持ちのPINK FLOYDの「狂気」とベストアルバムを聴いていました。
このボックスセット、日本版を買うと軽く1万円を超えますが輸入盤がアマゾンで2966円で売っていました。知人に教えてもらって、すぐに購入しました。あまりに安いので違うセットが届くのではないかと心配していました。
このボックスセット、日本版を買うと軽く1万円を超えますが輸入盤がアマゾンで2966円で売っていました。知人に教えてもらって、すぐに購入しました。あまりに安いので違うセットが届くのではないかと心配していました。
このBOX、29cm角で、やたら大きいのです
中にはCD6枚、DVD1枚、それにグッズが詰まっています
2012年8月27日月曜日
今年の夏山、終了
2012年8月24日金曜日
この夏、3回目の山
ランニング記録8月19日から8月25日 今週も暑くて
明日から山なので、その予定をいれて今週のランニング記録とします。
今週も暑かったですね、あまり走れませんでした。山から降りたら必死で距離稼がないとね。
2012年8月23日木曜日
2012年8月22日水曜日
軽量エアマットは取り扱い要注意
1年ほど前に、コンパクトでいいなと夏用に購入したマット、
NEMO社ZOR (285g、価格8000円程度)ですが、ちょっと弱いです。
NEMO社ZOR (285g、価格8000円程度)ですが、ちょっと弱いです。
先日行った山で、岩小屋で地面に直敷きしたのが失敗でした。とがった石もなかったので大丈夫と思ったのですが、なんと空気の注入口の根本に穴が開いてしまいました。これは地面の石との接触が原因ではないかもしれません。
今週末から山なので、穴を特定して附属の修理用の生地を接着剤で貼り付けて修理しました。この附属の生地がよくできていて修理は完璧にできるのですが、穴が開いたのはこれで2回目。軽量化のためにかなり生地が薄いのが原因だと思います。
今週末から山なので、穴を特定して附属の修理用の生地を接着剤で貼り付けて修理しました。この附属の生地がよくできていて修理は完璧にできるのですが、穴が開いたのはこれで2回目。軽量化のためにかなり生地が薄いのが原因だと思います。
結論としてこのエアマットはテントの中でしか使えないですね。今更ですがビバークは嵩張るけどウレタンマットを持っていくかザックを下に敷くだけで我慢するしかないようです。
2012年8月21日火曜日
今日から出張、バジルが心配
庭でいろいろハーブや野菜を栽培していますが、スイートバジルはほんと水がいっぱい必要みたいです。
この暑さですぐにハーブが萎れるので、プランターはすべて鉢底にプレートを置いて水を溜めるようにしてます。夏の間は根腐れは心配ないみたいで、この方法によってかなり改善されました。ただ、スイートバジルの鉢は日中は6時間も経つとプレートの水は涸れてしまうんです。他の鉢はそこまで減っていないのに、極端にスイートバジルの鉢は水が減ります。スイートバジルは直植えも炎天下ですぐに葉が萎れてますので
他のハーブよりもかなり水が必要みたいですね。
今日から出張、週末そのまま山に入ります。来週月曜日まで自宅に戻りません。
数週間前の出張ではバジルが枯れかけていたので、今回は家族にスイートバジルの水を切らさないように念入りにお願いして出かけます。
この暑さですぐにハーブが萎れるので、プランターはすべて鉢底にプレートを置いて水を溜めるようにしてます。夏の間は根腐れは心配ないみたいで、この方法によってかなり改善されました。ただ、スイートバジルの鉢は日中は6時間も経つとプレートの水は涸れてしまうんです。他の鉢はそこまで減っていないのに、極端にスイートバジルの鉢は水が減ります。スイートバジルは直植えも炎天下ですぐに葉が萎れてますので
他のハーブよりもかなり水が必要みたいですね。
今日から出張、週末そのまま山に入ります。来週月曜日まで自宅に戻りません。
数週間前の出張ではバジルが枯れかけていたので、今回は家族にスイートバジルの水を切らさないように念入りにお願いして出かけます。
2012年8月20日月曜日
京都マラソン2013申し込みました
来年3月の第二回京都マラソン申し込みました。
結果発表は10月末、今年は遅れず予定どおり発表してもらいたいですね。篠山ABCマラソンのエントリー締め切り前に白黒はっきりさせたいので。
まあ、二年連続は難しいと思うので当たる気はまったくしませんが。
まあ、二年連続は難しいと思うので当たる気はまったくしませんが。
2012年8月19日日曜日
週末ハーブ栽培&エスニック8月19日 ハバネロの赤
ハバネロの実の赤はとっても可愛らしい赤。
レモングラスが今年はとっても大きく育っています。久しぶりにこれを使って、トムヤムクンを作ってみました。これだけ大きくなると茎の根本だけ使って、レモングラスの香りいっぱいのトムヤムクンが出来上がります。トムヤムクンとパットマクワ(ナスのバジル炒め)の組み合わせ、とってもおいしいです。
秋まきパクチー(コリアンダー)の芽が出てきました(写真左)。パクチーの芽はとっても弱弱しくすぐに倒れてしまいます。春巻きパクチーはもうほとんど枯れてしまったので、早く大きくなってほしいです。
害虫攻撃がひどかったクレソンが、最近被害が少なくなってきました(写真右)。きれいな部分を摘んで自家製ピザに添えて食べえるとなかなか美味しかったです。
庭のハバネロ、毎週のように食べているパックブン・ファイデン(空芯菜炒め)とガイパットガパオラートカオ(鶏挽肉のバジル炒めのせご飯)に使ってみました。激辛で汗がボタボタ落ちてきます。ただ、一週間で一個消費が限界かな。
レモングラスが今年はとっても大きく育っています。久しぶりにこれを使って、トムヤムクンを作ってみました。これだけ大きくなると茎の根本だけ使って、レモングラスの香りいっぱいのトムヤムクンが出来上がります。トムヤムクンとパットマクワ(ナスのバジル炒め)の組み合わせ、とってもおいしいです。
秋まきパクチー(コリアンダー)の芽が出てきました(写真左)。パクチーの芽はとっても弱弱しくすぐに倒れてしまいます。春巻きパクチーはもうほとんど枯れてしまったので、早く大きくなってほしいです。
害虫攻撃がひどかったクレソンが、最近被害が少なくなってきました(写真右)。きれいな部分を摘んで自家製ピザに添えて食べえるとなかなか美味しかったです。
2012年8月18日土曜日
ランニング記録8月12日~18日、走りました!
2012年8月17日金曜日
【山グッズ】ハーケンは薄い方がいい?
2012年8月16日木曜日
【山グッズ】クライミングパンツ新調しました
2012年8月15日水曜日
通勤ランしてみました。その2
昨日も通勤ラン(帰宅ラン)しました。
昨夜のコースは、JR新長田駅の鉄人28号からスタートし、須磨の海岸を走って須磨駅から少しもどって山側に向かい、きついアップダウンを5回クリアして自宅に戻りました。距離は21.6km、累積の登り400m弱のタフなコースでした(コース図はこちら)。自宅にずいぶん遅くにたどり着きましたが、このコース、排気ガス臭くなく楽しめました。この日の走行距離は午前中に走った距離を含めて28.8kmとなりました。
昨夜のコースは、JR新長田駅の鉄人28号からスタートし、須磨の海岸を走って須磨駅から少しもどって山側に向かい、きついアップダウンを5回クリアして自宅に戻りました。距離は21.6km、累積の登り400m弱のタフなコースでした(コース図はこちら)。自宅にずいぶん遅くにたどり着きましたが、このコース、排気ガス臭くなく楽しめました。この日の走行距離は午前中に走った距離を含めて28.8kmとなりました。
2012年8月14日火曜日
通勤ランしてみました
お盆なので、時間にちょっと余裕があり、昨夜は大阪からの帰りに通勤ランしてみました。通勤ランするのは実は初めてです。
さすがに、大阪から神戸の西区まで走って帰るのは時間的に無理なので、JRで須磨海浜公園駅まで移動、そこで着替えてスタートし、まず須磨の海岸を走りました。そのまま2号線を走って舞子で明石海峡大橋をくぐり、塩屋から山側に向かって自宅に戻りました。距離は20.8km、朝走った距離を加えると今日は28km走りました。
最近、ストレスや体のだるさでランの意欲がなかなかわきませんでした。でも、ちょっと工夫してみたら久しぶりにとっても楽しいランニングとなり、ストレスもかなり解消できました。
本日のコース。須磨から塩屋までは2号線を走ったのですが車が渋滞して少々排気ガス臭いです。この場所は神戸マラソンのコースで海見ながら走れてとっても気持ち良い場所なんですが、通常はちょっとナイトランには不向きかもしれません。
須磨ビーチ。ちょっと短いけど海の家の前を走れます。
明石海峡大橋。イルミネーションが美しい。
さすがに、大阪から神戸の西区まで走って帰るのは時間的に無理なので、JRで須磨海浜公園駅まで移動、そこで着替えてスタートし、まず須磨の海岸を走りました。そのまま2号線を走って舞子で明石海峡大橋をくぐり、塩屋から山側に向かって自宅に戻りました。距離は20.8km、朝走った距離を加えると今日は28km走りました。
最近、ストレスや体のだるさでランの意欲がなかなかわきませんでした。でも、ちょっと工夫してみたら久しぶりにとっても楽しいランニングとなり、ストレスもかなり解消できました。
本日のコース。須磨から塩屋までは2号線を走ったのですが車が渋滞して少々排気ガス臭いです。この場所は神戸マラソンのコースで海見ながら走れてとっても気持ち良い場所なんですが、通常はちょっとナイトランには不向きかもしれません。
須磨ビーチ。ちょっと短いけど海の家の前を走れます。
明石海峡大橋。イルミネーションが美しい。
2012年8月13日月曜日
週末ハーブ栽培&エスニック8月12日 暑いときこそタイ料理
暑いときこそ、タイ料理。
今週は、ココナッツミルクたっぷりのゲーンペットヌア(牛肉のタイ風レッドカレー)に初めて作ってみました。庭で収穫した食材としては、ピーマン、ハバネロ、パクチーの実、スイートバジルを使っています。暑いときにこの口当たりの良い辛さは良いですよ。
ゲーンペットヌア(牛肉のタイ風レッドカレー) 。
初めてタイ米を炊いて(鍋で)、本格的なガイパットガパオラートカオ(鶏肉のバジル炒めご飯)を作ってみました。バジルは庭で収穫した本場のホーリバジルを使っています。タイ米美味しいです。
ムートードナンプラーも夏にはさっぱりしていて良いです(豚肉をナンプラーにつけてかりかりになるまで焼きます、左の写真の右の皿)。スダチに付けて食べました。ついでに新鮮なピーマンは塩炒めが一番かも(左の写真の左上の皿)。
スイートバジルの葉が茂ってきたので少しすいて、摘み取った葉をバジルペーストにしました(右の写真)。
ホーリバジルの背が高くなってきたので添え木と、先芽を摘みました(左)。
スイートバジルの葉が茂ってきたので、乾燥で痛んだ葉を中心に少しすきました(中)。摘み取った葉はバジルペーストに。
スイートバジルの挿し木がどんどん成長しています。水は鉢の下に水を溜めてたっぷり与えてます。
5月に種を蒔いた春まきパクチー、もう花芽を摘むのを止めてどんどん花を咲かさせています。種を蒔くのが遅かったのか、結局あまり大きくなりませんでした。
根本に秋まきパクチーから採取した種を蒔いてみました。少し前にもちょっとだけ種を蒔いてみたんですが、ちょっと秋まきには早すぎたのか未だに発芽しません。今回は本格的に種を蒔きました。
パクチーの発芽は時間がかかり、しかも発芽率は悪いです。秋まきの9月まで待てないので、いろいろ試してみてます。
今週は、ココナッツミルクたっぷりのゲーンペットヌア(牛肉のタイ風レッドカレー)に初めて作ってみました。庭で収穫した食材としては、ピーマン、ハバネロ、パクチーの実、スイートバジルを使っています。暑いときにこの口当たりの良い辛さは良いですよ。
ゲーンペットヌア(牛肉のタイ風レッドカレー) 。
初めてタイ米を炊いて(鍋で)、本格的なガイパットガパオラートカオ(鶏肉のバジル炒めご飯)を作ってみました。バジルは庭で収穫した本場のホーリバジルを使っています。タイ米美味しいです。
ムートードナンプラーも夏にはさっぱりしていて良いです(豚肉をナンプラーにつけてかりかりになるまで焼きます、左の写真の右の皿)。スダチに付けて食べました。ついでに新鮮なピーマンは塩炒めが一番かも(左の写真の左上の皿)。
スイートバジルの葉が茂ってきたので少しすいて、摘み取った葉をバジルペーストにしました(右の写真)。
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今週のハーブ栽培
やっぱり出張から帰ってくるとスイートバジルがかなり弱っています。水をたくさんかければすぐに元気になるのですが、葉の痛みは完全には回復しません。スイートバジルはほんと水がたくさん必要みたいです。鉢植えはすべて鉢の下にプレートを置いて水を張っているので大丈夫ですが、乾燥しやすい場所に直植えしたバジルがどうもいけません。
加えてちょっとショックなこと。庭のピーマン、虫もつかないし楽勝だなと思っていたのですが、害虫が実や茎に食らいついていることを発見。実に部分的に擦り傷のような跡が何カ所もありました。この害虫、カメムシのようです。下の写真はその幼虫? つまんでも臭くはないですが。5匹ほど捕まえて処分しました。成虫は取り逃がしました。
加えてちょっとショックなこと。庭のピーマン、虫もつかないし楽勝だなと思っていたのですが、害虫が実や茎に食らいついていることを発見。実に部分的に擦り傷のような跡が何カ所もありました。この害虫、カメムシのようです。下の写真はその幼虫? つまんでも臭くはないですが。5匹ほど捕まえて処分しました。成虫は取り逃がしました。
ただ、朗報があります。やっと、カマキリが出没し始めました。カマキリにはこのカメムシと少々大きくなったバッタをまずやっつけてもらいたいです。
ピーマンに群がるカメムシの幼虫?
ホーリバジルの背が高くなってきたので添え木と、先芽を摘みました(左)。
スイートバジルの葉が茂ってきたので、乾燥で痛んだ葉を中心に少しすきました(中)。摘み取った葉はバジルペーストに。
スイートバジルの挿し木がどんどん成長しています。水は鉢の下に水を溜めてたっぷり与えてます。
5月に種を蒔いた春まきパクチー、もう花芽を摘むのを止めてどんどん花を咲かさせています。種を蒔くのが遅かったのか、結局あまり大きくなりませんでした。
根本に秋まきパクチーから採取した種を蒔いてみました。少し前にもちょっとだけ種を蒔いてみたんですが、ちょっと秋まきには早すぎたのか未だに発芽しません。今回は本格的に種を蒔きました。
パクチーの発芽は時間がかかり、しかも発芽率は悪いです。秋まきの9月まで待てないので、いろいろ試してみてます。
2012年8月12日日曜日
2012年8月11日土曜日
【FunClimb通信】六甲山保塁岩朝トレ No.2
六甲山保塁岩で二回目の早朝岩トレしました。
ちょっと天気が心配で雨が時々ぱらつきましたが、それ以上天気が悪化せずトレーニングできました。
朝トレはほぼ午前中で終えて解散なので、1日が長く使えていいです。通常外岩行くと家にもどるのはぎりぎり夕食に間に合う程度なので家にいる時間も短く1日があっという間に終わってしまいます。ただ、岩トレ終わってからいつもちゃんと走ろうと思うのですが疲れてちょっとだけしか走る気力が沸いてこないというのがいけませんねえ。
今日は指導を受けてやっと課題だったフィンガークラックルートをカムセットしながらリードできたのでちょっとわかってきた感じがします。まだ途中で乗ってはいけないスタンスに乗ってカムをセットしてしまうので完全なRPではないですが、取りあえずこれでいいか。
9月末までは、気持ちがいいし、もう一つのフィストクラックルートの課題をクリアするため早朝トレときどきしたいとカレンダー睨めっこしています。
ちょっと天気が心配で雨が時々ぱらつきましたが、それ以上天気が悪化せずトレーニングできました。
朝トレはほぼ午前中で終えて解散なので、1日が長く使えていいです。通常外岩行くと家にもどるのはぎりぎり夕食に間に合う程度なので家にいる時間も短く1日があっという間に終わってしまいます。ただ、岩トレ終わってからいつもちゃんと走ろうと思うのですが疲れてちょっとだけしか走る気力が沸いてこないというのがいけませんねえ。
今日は指導を受けてやっと課題だったフィンガークラックルートをカムセットしながらリードできたのでちょっとわかってきた感じがします。まだ途中で乗ってはいけないスタンスに乗ってカムをセットしてしまうので完全なRPではないですが、取りあえずこれでいいか。
9月末までは、気持ちがいいし、もう一つのフィストクラックルートの課題をクリアするため早朝トレときどきしたいとカレンダー睨めっこしています。
2012年8月10日金曜日
【山行記録】前穂高屏風岩東壁ルンゼ 1回目のチャレンジ
以前から登ってみたかった(触れてみたかった)前穂高屏風岩東壁ルンゼ、登って来ました。
わたしが心配していた1ルンゼ押し出しに移る徒渉は、予想外に楽勝でした。
3ピッチ目(左の写真、リードSさん) カンテを回り込んで人工登攀が始まります。このピッチは結構ボルトのリングは残っていました。右の写真は、この3ピッチ目をフォローするわたし、この後、三日月レッジにトラバースしてピッチ終了。
4ピッチ目(左の写真、リード榊原)、このピッチあたりから岩壁は完全に日陰になったので涼しくてやっと登攀が楽しくなってきました。一部フリーで抜けるのかピンが見つからなかったのですが、リードのわたしは怖いのでハーケンやカムで越えました。右の写真は4ピッチ目をフォローするSさん。
5ピッチ目(リードSさん、左の写真) 最初のトラバースに入るところが気持ち悪いです。右の写真はこのピッチをフォローするわたし。このピッチで下部岩壁はほぼ終了(17:30ごろ)、約4時間45分かかりました。このピンの状態でこの猛暑さなら、こんなものじゃないかなと思います。
上部岩壁を眺める T4~T2のバンド
ここからの草付きで楽勝だと思っていたのですが、T4にもどるバンドの踏み跡に上がるまでがとんでもない恐怖のブッシュ漕ぎで1時間(2ピッチ)でした。ハイマツだったらランニングビレーも取れるし安心なのですが、草しかないです。気分を落ち着かせるために太めの茎束ねてタイオフしました。右から攻めたのがよくなかったようです。帰宅した後、ルート図を見るとまっすぐ東壁ルンゼ上部岩壁取り付き目指して岩を登った方がいいみたいです。確かに後半見つけた踏み跡らしきルートは下からまっすぐ上がってきていました。
岩小屋で食事 岩小屋から見た月がとってもきれい
その後、T4の頭に移動して1ピッチ懸垂下降したら、もう真っ暗。T4甘く見てました、慎重に降りていたら3時間もかかり、結局岩小屋については22時です。
浮き石いっぱいの踏み後をヘッドライトで降りて、懸垂下降をさらに一回、そこでザイルは残して、あとはスリングつなげて降りましたが、ごちゃごちゃやるより、さっさともう一回懸垂下降した方がよかったかもしれません。ザイル残してもユマーリングになれていないので翌日あまり迅速に登れませんでした。この夜間行動により体力も消耗し、睡眠時間もわずかになり翌日の行動に大きく影響しました。
8月4日土曜日
計画では、未明に出発してT4を夜間登攀し、夜明けの5時には上部岩壁に取り付く予定でした。でも前日、就寝するのが遅く、疲れもあり朝はだらだらと準備して結局T4登り出したのがすっかり夜があけて5時半くらいでした。T4頭に着いたのが7時前、せっかくフィックス張ったのにユマーリングが下手で登攀するのと大差がありませんでした。で、こんな時間になると東壁はもう昨日のような猛暑地獄になっていました。この時点で雲稜ルートに変更しようかなという気持ちも(ここで気持ちはかなり折れています)。
写真は上部岩壁1ピッチ目(リード榊原)をフォローするSさん。
Sさん、ハング越えをリードします
ハング越えは12時15分くらいに開始したと思います。逆さ打ちのハーケン、とってもしっかりしていて、あとは出口のリングが飛んでいるボルトと右にトラバースするための残置ラープに体重を移すのが怖いです。でも、ボルトの穴に通したケプラーの細いスリングは強力そうで、ラープもしっかり決まっているので、お気軽なセカンドのわたしは、とてつもない高度感の中で快適なルーフ越えでした。ここはセカンドであればイメージ的には丸山東壁緑ルートの一番目のハング越えと同じレベルです。
今回の最高到達点直下のSさん 懸垂下降するSさん
ハング越えして(二人の完了時間は13時15分くらいか?)、またまた私に長いピッチが回ってきました。このピッチ、もう日陰なので体は多少楽だったのですが、フリー混じりで相変わらずピンにタイオフしたり、ルートに悩んだりしながら結局リードに1時間くらいかかってしまい、今回の最高到達地点に2人が到着したのは14時45分くらいでした。
もう1ピッチ、草付き交じりのピッチを登ってへの字ハングへのルートを経験しておきたかった気持ちはありました。でも、過去の記録を見ると次のピッチはよく迷うようなので、ここで撤退を決定。あとは登ってきたルートをアンカーを十分補強しながら慎重に3ピッチで懸垂下降し、16時30分くらいにT4、そこから踏み後をたどりながら合計3ピッチ懸垂下降してT4取り付きにもどりました。ここで荷物を整理して、だらだらと降り、徒渉をして登山道に出たときはもう真っ暗でした。
横尾についたのが19時半(?)、ビール飲んでふらふらと徳沢に辿り着いたのが21時ごろではなかったかと思います。
翌日はゆっくり徳沢の空気を楽しんだあと、まだまだ続く炎天下の上高地を下山しました。
今回のザイルパートナーは、初めて本番に一緒に行く、FunClimbクラブ(詳しくはこちら)のSさん。5月からトレ計画をたてて人工登攀の練習してきました。
ただ、今回のチャレンジの結果は3ピッチ残して完登はできませんでした。
東壁ルンゼは二人とも初めて挑戦するルート、且つロングルートなので1回で登れるとは思っていませんでしたが、その通りになってしまったのはやはり残念です。なかなか山行報告書けなかったのもそこにあります。
直射日光が早朝から午後3時くらいまで当たる屏風岩東壁は、今年の猛暑でとんでもない暑さでした。登るスピードは、ピンを徹底的にタイオフして登ることもあるのですがそれ以上に暑さで超スローペース。でも、元々この時期に登るのですからそれは事前にわかっていたこと。それに見合ったわたしの体力・技術の未熟さ、途中ビバークを嫌って一旦T4尾根取り付きの岩小屋に降りて登り返すなどという大きく体力や時間を浪費するわたしの作戦ミスが敗退の大きな原因です。セオリーどおり荷物重いけどT2でビバークすればこの条件でも完登できていたかもしれません。パートナーのSさんには申し訳なかったです。
左の写真は下部岩壁3ピッチ目フォローの私。右は4ピッチをリードするわたし、やっと日陰になったのでこのピッチは正気にもどって楽しめました。
左は上部岩壁1ピッチ目(リード榊原)、A1とフリーが交互に出て来ます。猛暑で辛かったですがなかなか楽しいピッチ。右は上部2ピッチ目、ここはSさんが最初にリード、途中でラインを見失いわたしに交代、なんとかラインを見つけて、そこから延々、炎天下の中、タイオフ・アブミの繰り返しで何がどうなっていたんだか、わかりません。
東壁ルンゼはA1とフリーが混じるピッチが多いです。アルパイン用のシューズなのできちんとしたスタンスがないと不安、またA1からフリーに移るときにホールドが甘いとアブミを回収するのがとっても怖いです。何度か上のピンでテンションかけてアブミ回収したのでそれでかなり余分な時間がかかりました。次回はこういった練習もするのは当然とし、わたしには道具的にフィフィでアブミかけてアブミをひっぱり上げて回収するなど工夫が必要みたいです。
噂に聞いていたリングの飛んだボルトの連続、上部岩壁の公式2ピッチ目、今回は途中で交代しているので2,3ピッチ目となりますが特にの3ピッチ目はひどかったです。まず、いろいろラインはあるのですがそれがどれもラインとして繋がっていないように見えます。いくら見ても登れそうなラインが見つからないので最悪ボルトを打つのかと思っていましたが、岩と一体に見えた残置スリングもないボルトのヘッドを見つけました。これでラインが繋がりました。
当然、このピッチのボルトのリングはほとんど残っていないので、ほぼ全てタイオフして猛暑の中をボーっとしながらナメクジ並みのスピードで遠いゴールのハングを目指して登りました。ハング下の日陰に入ってやっと正気にもどりました。
一つ目のハング(Sさんリード)、ルーフの下向きのハーケンはとってもしっかりしています。もう一つ近くにあるボルト(これは使わなくてもいいですが念のため利用)と出口のボルトはボルトヘッドしかなく、3mmのケプラーを穴に通して利用。そのあと有名なラープの残置は見事にしっかり打たれていてわたしには問題なく見えました。それに思いっきり体重をかけてさらに上のしっかりしたハーケンを取れればこの2m張り出しのルーフはクリアできます。いずれにしてもリードは怖いと思います。セカンドのわたしは楽しいルーフ越えでした。
完登できなかったので、近いうちにもう一回チャレンジできたらなと思っています。
今回で、ルートの状態はだいたいわかったので、次回チャレンジするときは下部岩壁は少々重い荷物でも時間をかけて登り、T2でビバーク用具をおいて早朝から一気に登れば暑い時期にわたしでも登れるように思えます。崩壊が進んでいる場所も見あたらなく、自然的な危険度は他のクラシックルートと比較して低いと思います。もちろん、A1フリー混じりの練習して、水は人一倍持って登れるように荷物持ってもきちんと登れるように練習するのは大前提になりますね。
以下、山行記録です。
ただ、今回のチャレンジの結果は3ピッチ残して完登はできませんでした。
東壁ルンゼは二人とも初めて挑戦するルート、且つロングルートなので1回で登れるとは思っていませんでしたが、その通りになってしまったのはやはり残念です。なかなか山行報告書けなかったのもそこにあります。
直射日光が早朝から午後3時くらいまで当たる屏風岩東壁は、今年の猛暑でとんでもない暑さでした。登るスピードは、ピンを徹底的にタイオフして登ることもあるのですがそれ以上に暑さで超スローペース。でも、元々この時期に登るのですからそれは事前にわかっていたこと。それに見合ったわたしの体力・技術の未熟さ、途中ビバークを嫌って一旦T4尾根取り付きの岩小屋に降りて登り返すなどという大きく体力や時間を浪費するわたしの作戦ミスが敗退の大きな原因です。セオリーどおり荷物重いけどT2でビバークすればこの条件でも完登できていたかもしれません。パートナーのSさんには申し訳なかったです。
左の写真は下部岩壁3ピッチ目フォローの私。右は4ピッチをリードするわたし、やっと日陰になったのでこのピッチは正気にもどって楽しめました。
それにしても本当に暑かったです、人一倍水分を必要とする体質のわたしには昨年出た過去最低記録の北海道マラソンみたいでした。初日、取り付きまで1ルンゼ押し出しを詰めるときから夕方近くになって岩に直射日光が当たらなくなるまでほとんど熱中症状態で、ボーとして動悸や頭痛もありました。こんな状態になってしまうと水をたくさんとってもあまり改善されなく、日陰になるまでただただ耐えるしかなかったです。水ではなくポカリにすればよかったかも。いずれにしても、こんな猛暑のときはわたしは水を1日3Lくらい持って徹底的な対策が必要みたいです。そう下部岩壁ではしなかった首筋の日よけも重要だったみたいです。
左は上部岩壁1ピッチ目(リード榊原)、A1とフリーが交互に出て来ます。猛暑で辛かったですがなかなか楽しいピッチ。右は上部2ピッチ目、ここはSさんが最初にリード、途中でラインを見失いわたしに交代、なんとかラインを見つけて、そこから延々、炎天下の中、タイオフ・アブミの繰り返しで何がどうなっていたんだか、わかりません。
東壁ルンゼはA1とフリーが混じるピッチが多いです。アルパイン用のシューズなのできちんとしたスタンスがないと不安、またA1からフリーに移るときにホールドが甘いとアブミを回収するのがとっても怖いです。何度か上のピンでテンションかけてアブミ回収したのでそれでかなり余分な時間がかかりました。次回はこういった練習もするのは当然とし、わたしには道具的にフィフィでアブミかけてアブミをひっぱり上げて回収するなど工夫が必要みたいです。
噂に聞いていたリングの飛んだボルトの連続、上部岩壁の公式2ピッチ目、今回は途中で交代しているので2,3ピッチ目となりますが特にの3ピッチ目はひどかったです。まず、いろいろラインはあるのですがそれがどれもラインとして繋がっていないように見えます。いくら見ても登れそうなラインが見つからないので最悪ボルトを打つのかと思っていましたが、岩と一体に見えた残置スリングもないボルトのヘッドを見つけました。これでラインが繋がりました。
当然、このピッチのボルトのリングはほとんど残っていないので、ほぼ全てタイオフして猛暑の中をボーっとしながらナメクジ並みのスピードで遠いゴールのハングを目指して登りました。ハング下の日陰に入ってやっと正気にもどりました。
タイオフは、わたしのリベットハンガーとSさんのワイヤー並みの強度を持つケプラーの3mmと4mmのスリング。これでランニングビレーとして信頼できる?アンカーをセットして登りました。ただ、タイオフはセカンドの回収も時間がかかるので1ピッチにやたらら時間がかかります。
いずれにしても、ケプラー大活躍でした、従来のナイロンロープの3mmスリングは体重かけるだけでぐっと伸びてとっても不安でランニングビレーに使うなどあり得なかったですから。ケプラーの山用スリングはまだ市販品は見つかりません。業務用のケプラーロープをわたしも手に入れようと思います。
いずれにしても、ケプラー大活躍でした、従来のナイロンロープの3mmスリングは体重かけるだけでぐっと伸びてとっても不安でランニングビレーに使うなどあり得なかったですから。ケプラーの山用スリングはまだ市販品は見つかりません。業務用のケプラーロープをわたしも手に入れようと思います。
一つ目のハング(Sさんリード)、ルーフの下向きのハーケンはとってもしっかりしています。もう一つ近くにあるボルト(これは使わなくてもいいですが念のため利用)と出口のボルトはボルトヘッドしかなく、3mmのケプラーを穴に通して利用。そのあと有名なラープの残置は見事にしっかり打たれていてわたしには問題なく見えました。それに思いっきり体重をかけてさらに上のしっかりしたハーケンを取れればこの2m張り出しのルーフはクリアできます。いずれにしてもリードは怖いと思います。セカンドのわたしは楽しいルーフ越えでした。
結局、上部岩壁は、最初のハングを越えたあともう1ピッチ、人工とフリーのミックスのルートを登り、そこでタイムリミットに設定して15時になったので、あと3ピッチ(i.草付きまじりでよく迷うピッチ、ii.への字ハング、iii.への字ハングを越えてからのボルトラダー)を残して懸垂下降としました。懸垂下降はほぼ登ってきたラインを降りるのでロープを垂らして次のポイントに届くかどうかよく確認しながらスムーズに降りることができました。3ピッチです。もちろん残置ロープは必要に応じて切断回収し、新しいロープを通し、しかもリングやカラビナも設置して整備しながら下降しました。
完登できなかったので、近いうちにもう一回チャレンジできたらなと思っています。
今回で、ルートの状態はだいたいわかったので、次回チャレンジするときは下部岩壁は少々重い荷物でも時間をかけて登り、T2でビバーク用具をおいて早朝から一気に登れば暑い時期にわたしでも登れるように思えます。崩壊が進んでいる場所も見あたらなく、自然的な危険度は他のクラシックルートと比較して低いと思います。もちろん、A1フリー混じりの練習して、水は人一倍持って登れるように荷物持ってもきちんと登れるように練習するのは大前提になりますね。
以下、山行記録です。
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8月2日木曜日
名古屋の仕事が早く終わったので、早めに松本に移動し、最終バスで上高地に入りました。そこから大好きな徳沢まで移動してテント泊としました。パートナーのSさんは大阪から翌朝6時半に上高地に夜行バスで到着の予定です。
徳沢の夜はアロマキャンドルとワインで久しぶりにゆっくりして、睡眠も十分取れました(左の写真)。
翌朝の徳沢(右の写真)、パートナーが到着するまでに完全に準備して待機。この日はもう朝から猛暑、日陰は涼しいのですが日差しがやたら強いです。
8月2日木曜日
名古屋の仕事が早く終わったので、早めに松本に移動し、最終バスで上高地に入りました。そこから大好きな徳沢まで移動してテント泊としました。パートナーのSさんは大阪から翌朝6時半に上高地に夜行バスで到着の予定です。
徳沢の夜はアロマキャンドルとワインで久しぶりにゆっくりして、睡眠も十分取れました(左の写真)。
翌朝の徳沢(右の写真)、パートナーが到着するまでに完全に準備して待機。この日はもう朝から猛暑、日陰は涼しいのですが日差しがやたら強いです。
8月3日金曜日
徳沢にパートナーが到着し、急いで用意して横尾に移動。横尾でちょっとくつろいで、下部岩壁12時登攀開始を目指して移動する。
徳沢にパートナーが到着し、急いで用意して横尾に移動。横尾でちょっとくつろいで、下部岩壁12時登攀開始を目指して移動する。
横尾から見た屏風岩 屏風岩東壁ルンゼ全景
わたしが心配していた1ルンゼ押し出しに移る徒渉は、予想外に楽勝でした。
この日は、下部岩壁を登った後、一旦T4取り付きに降りて岩小屋にビバークする予定なので岩小屋に荷物をデポしました。そこから100mほど踏み後を下って下部岩壁を登攀開始したのが12時45分でした、予定より45分遅れ、猛暑で行動はすべてゆっくりになってしまっています。
1ピッチ目(左の写真、リードSさん) 苔苔のピッチ。
2ピッチ目(右の写真、リード榊原) このピッチ、苔と砂かぶりのピッチ、出だしでわたしがズリッとスリップしてしまい、ヒヤッとしましたが、気を取り直して、以後、砂やこけをできるだけ丁寧に取り除きながら慎重に登りました。
3ピッチ目(左の写真、リードSさん) カンテを回り込んで人工登攀が始まります。このピッチは結構ボルトのリングは残っていました。右の写真は、この3ピッチ目をフォローするわたし、この後、三日月レッジにトラバースしてピッチ終了。
4ピッチ目(左の写真、リード榊原)、このピッチあたりから岩壁は完全に日陰になったので涼しくてやっと登攀が楽しくなってきました。一部フリーで抜けるのかピンが見つからなかったのですが、リードのわたしは怖いのでハーケンやカムで越えました。右の写真は4ピッチ目をフォローするSさん。
5ピッチ目(リードSさん、左の写真) 最初のトラバースに入るところが気持ち悪いです。右の写真はこのピッチをフォローするわたし。このピッチで下部岩壁はほぼ終了(17:30ごろ)、約4時間45分かかりました。このピンの状態でこの猛暑さなら、こんなものじゃないかなと思います。
上部岩壁を眺める T4~T2のバンド
ここからの草付きで楽勝だと思っていたのですが、T4にもどるバンドの踏み跡に上がるまでがとんでもない恐怖のブッシュ漕ぎで1時間(2ピッチ)でした。ハイマツだったらランニングビレーも取れるし安心なのですが、草しかないです。気分を落ち着かせるために太めの茎束ねてタイオフしました。右から攻めたのがよくなかったようです。帰宅した後、ルート図を見るとまっすぐ東壁ルンゼ上部岩壁取り付き目指して岩を登った方がいいみたいです。確かに後半見つけた踏み跡らしきルートは下からまっすぐ上がってきていました。
岩小屋で食事 岩小屋から見た月がとってもきれい
その後、T4の頭に移動して1ピッチ懸垂下降したら、もう真っ暗。T4甘く見てました、慎重に降りていたら3時間もかかり、結局岩小屋については22時です。
浮き石いっぱいの踏み後をヘッドライトで降りて、懸垂下降をさらに一回、そこでザイルは残して、あとはスリングつなげて降りましたが、ごちゃごちゃやるより、さっさともう一回懸垂下降した方がよかったかもしれません。ザイル残してもユマーリングになれていないので翌日あまり迅速に登れませんでした。この夜間行動により体力も消耗し、睡眠時間もわずかになり翌日の行動に大きく影響しました。
8月4日土曜日
計画では、未明に出発してT4を夜間登攀し、夜明けの5時には上部岩壁に取り付く予定でした。でも前日、就寝するのが遅く、疲れもあり朝はだらだらと準備して結局T4登り出したのがすっかり夜があけて5時半くらいでした。T4頭に着いたのが7時前、せっかくフィックス張ったのにユマーリングが下手で登攀するのと大差がありませんでした。で、こんな時間になると東壁はもう昨日のような猛暑地獄になっていました。この時点で雲稜ルートに変更しようかなという気持ちも(ここで気持ちはかなり折れています)。
写真は上部岩壁1ピッチ目(リード榊原)をフォローするSさん。
上部岩壁登攀開始は7時10分ころでしょうか。結局予定より2時間以上の遅れ。
上記写真のコントラストから猛暑がご理解いただけると思います。このピッチは暑くて元気が出ないのに加えて、A1とフリーが交互に出て来てアブミの回収がとっても怖く、何度か、次のピンにテンションかけて下りアブミを回収したり、さらにリングのないボルトのヘッドにタイオフしたりしていたらわたしのリードは1時間近くもかかり、結局、このピッチは二人で1時間20分くらいかかってしまいました。
上部岩壁2ピッチ目出だしをリードするSさん
2ピッチ目(リードSさん)は、交代時にちょっと休憩して、スタートは8時45分ごろ。本来はカンテから回り込んで2m張り出しのハングまで一気に上がる長い人工ピッチ。
上記写真のコントラストから猛暑がご理解いただけると思います。このピッチは暑くて元気が出ないのに加えて、A1とフリーが交互に出て来てアブミの回収がとっても怖く、何度か、次のピンにテンションかけて下りアブミを回収したり、さらにリングのないボルトのヘッドにタイオフしたりしていたらわたしのリードは1時間近くもかかり、結局、このピッチは二人で1時間20分くらいかかってしまいました。
上部岩壁2ピッチ目出だしをリードするSさん
2ピッチ目(リードSさん)は、交代時にちょっと休憩して、スタートは8時45分ごろ。本来はカンテから回り込んで2m張り出しのハングまで一気に上がる長い人工ピッチ。
登り始めにカンテを回り込んだところのピンのヘッドが折れていて、残ったブレードにタイオフで登ります。ただ、これはなかなかしっかりしていると感じました。次のピンが残置スリングがいっぱいで穴にスリング通せません。本来であればきれいにクリーニングしたいところですが、余裕もなくそのまま突破。で、40分ほどかけてレッジに出るとボルトラインが消滅。どうもよくわからないということで、ここで榊原に交代。
ハング下の日陰がとっても幸せ。炎天下のSさんを榊原がビレイします。
2ピッチ目後半をわたしが交代してリードし始めたのが9時45分ごろではないかと思います。 わたしは何メートルか登っていくつかあるボルトラインらしきものを目を懲らして観察。でもどれも途切れているように見えます。かなり時間をかけて探しましたがどうも見つからず、まだ時間があるのでボルトでも打とうかと思っていたとき、右の向こうににリングが取れてヘッドだけのボルトを発見。残置スリングもないので、まったく岩と同化していてなかなかこのピンが見つかりませんでした。
ここからボルトラダー再開、でもほとんどリングは無く、一つ一つリベットハンガーを掛けたり、ケプラーでタイオフしたりして、猛暑の中、ひたすらナメクジのように延々と登っていきました。1時間半近くかかっと後から教えてもらいましたが、登っているときは時間感覚もなくなっていました。やっとハング下に到着して、二人が集結したのがなんと12時すぎでした。でもハング下でやっと日陰になって休憩して気分的に落ち着きました。この時点でほぼ完登は無理だなと思っていましたがどこまで登れるか、まだ登る気持ちは切れていません。日陰になった効果は大きいです。
ハング下の日陰がとっても幸せ。炎天下のSさんを榊原がビレイします。
2ピッチ目後半をわたしが交代してリードし始めたのが9時45分ごろではないかと思います。 わたしは何メートルか登っていくつかあるボルトラインらしきものを目を懲らして観察。でもどれも途切れているように見えます。かなり時間をかけて探しましたがどうも見つからず、まだ時間があるのでボルトでも打とうかと思っていたとき、右の向こうににリングが取れてヘッドだけのボルトを発見。残置スリングもないので、まったく岩と同化していてなかなかこのピンが見つかりませんでした。
ここからボルトラダー再開、でもほとんどリングは無く、一つ一つリベットハンガーを掛けたり、ケプラーでタイオフしたりして、猛暑の中、ひたすらナメクジのように延々と登っていきました。1時間半近くかかっと後から教えてもらいましたが、登っているときは時間感覚もなくなっていました。やっとハング下に到着して、二人が集結したのがなんと12時すぎでした。でもハング下でやっと日陰になって休憩して気分的に落ち着きました。この時点でほぼ完登は無理だなと思っていましたがどこまで登れるか、まだ登る気持ちは切れていません。日陰になった効果は大きいです。
Sさん、ハング越えをリードします
ハング越えは12時15分くらいに開始したと思います。逆さ打ちのハーケン、とってもしっかりしていて、あとは出口のリングが飛んでいるボルトと右にトラバースするための残置ラープに体重を移すのが怖いです。でも、ボルトの穴に通したケプラーの細いスリングは強力そうで、ラープもしっかり決まっているので、お気軽なセカンドのわたしは、とてつもない高度感の中で快適なルーフ越えでした。ここはセカンドであればイメージ的には丸山東壁緑ルートの一番目のハング越えと同じレベルです。
今回の最高到達点直下のSさん 懸垂下降するSさん
ハング越えして(二人の完了時間は13時15分くらいか?)、またまた私に長いピッチが回ってきました。このピッチ、もう日陰なので体は多少楽だったのですが、フリー混じりで相変わらずピンにタイオフしたり、ルートに悩んだりしながら結局リードに1時間くらいかかってしまい、今回の最高到達地点に2人が到着したのは14時45分くらいでした。
もう1ピッチ、草付き交じりのピッチを登ってへの字ハングへのルートを経験しておきたかった気持ちはありました。でも、過去の記録を見ると次のピッチはよく迷うようなので、ここで撤退を決定。あとは登ってきたルートをアンカーを十分補強しながら慎重に3ピッチで懸垂下降し、16時30分くらいにT4、そこから踏み後をたどりながら合計3ピッチ懸垂下降してT4取り付きにもどりました。ここで荷物を整理して、だらだらと降り、徒渉をして登山道に出たときはもう真っ暗でした。
横尾についたのが19時半(?)、ビール飲んでふらふらと徳沢に辿り着いたのが21時ごろではなかったかと思います。
翌日はゆっくり徳沢の空気を楽しんだあと、まだまだ続く炎天下の上高地を下山しました。
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