毎年毎年、わたしにとって最高の旅の演出をしてくれた寝台列車、夜行列車が無くなっていき寂しい限りです。はまなすは学生時代にはまだ無かった列車ですが、札幌から青森への移動に何度か利用していて、旅の雰囲気満載でお気に入りの急行寝台列車でした。
朝日新聞 2015年12月19日
青森)「はまなす」「カシオペア」、ラストラン決まる北海道新幹線の開業に伴い廃止される急行「はまなす」(青森―札幌)と寝台特急「カシオペア」(上野―札幌)の最終運行日が決まった。「はまなす」は青森発の下りが来年3月21日、札幌発の上りが同20日で、いずれも到着は翌日。
急行列車はわたしの世代の旅好きには特別な存在です。学生時代、山に行くときはいつも夜行の急行列車。北アルプスに行くときも北海道の大雪山に行くときも夜行の急行列車でした。寝台のある夜行列車もありましたが、学生時代はいつも向かい合わせの直角椅子で、いつか思う存分、特急や寝台列車に乗りたいなと思っていました。当時は周遊券で乗れる急行が貧乏学生の大切な移動手段でした。
新幹線が各地に延伸して、当時の特急は新幹線が、当時の急行は在来線特急がその役割を担うようになり、移動時間も短縮して急行列車は快速列車と差が無くなり、いつの間にか「はまなす」が最後の急行列車になっていました。これも無くなるんですね。とっても寂しいです。
わたしにとっての寝台列車は、これでサンライズ瀬戸・出雲のみになってしまいますね。わたしは、一人では乗れないカシオペアや最近出てきたばか高いクルーズ型寝台列車は興味がありません。なんとかこのサンライズだけは無くさないでほしいです。
この冬、何度か北海道に行くので、もう一度「はまなす」に乗りたいですね。座席はちょっと体力的に無理なので、頑張って寝台を取ってみようかな。切符取れなかったら札幌発の最終便を札幌駅で見送るというのもいいかもしれません。
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