しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2021年2月13日土曜日

神戸市には在宅の人工呼吸器使用患者に対して非常時電源の助成制度があります

 他の自治体であるのかどうかわかりませんが、
神戸市には、在宅の人工呼吸器使用患者に対して非常時電源(発電機、ポータブルバッテリー、インバータ等)に対する補助制度が昨年夏よりスタートしました。
在宅人工呼吸器使用患者非常用電源整備事業
https://www.city.kobe.lg.jp/a00685/kenko/health/promotion/intractable/emergencypowersupply.html

災害時、停電時、人工呼吸器を使う娘のことで一番心配なのがこの電源です。発電機はかなり前に購入しました。そして車も電源のとれるPHEVにしました。あとはもう少し手軽に使えるバッテリーを探していました。医療用ですから正弦波である必要があり、さらに結構電力がいるのでそれなりの値段がします。そんなわけでこの制度はとてもありがたいと思いました。ただこの制度、大きな欠点があり、最近まで使わずに来ました。この時代に、
・通販は対象外
・指定の見積書に、正弦波であること、呼吸器が6時間持つことを販売先から証明してもらうことが必要
という条件があります。通販ダメと言われ、となると機種の選択肢も限定され、そもそもポータブルバッテリー置いている店などなかなか無いです。さらに人工呼吸器が6時間持つなんて証明をメーカはしないし、それを販売店に書かせることに無理があります。ヨドバシでこんな証明書類を作ってくれるとはとても思えません。

でも最近神戸市のページを見たら、この制度で対象製品を取り扱う店がリストで公開されていることを知りました。なぜか特定チェーンのホームセンターが多いのですが。
近所のホームセンターがリストアップされていたので、現在そのお店に問い合わせ中です。6時間持つという証明をどうするのか見ものです。
人工呼吸器のカタログ上のワット数は定格値ですからかなり大きく、これで計算するととんでもないバッテリー量が必要です。最近はネット上にいろいろあるポータブルバッテリーで人工呼吸器がどれくらい持つか検証している記事があり、6万円くらいのもので、10時間は持っているようです。ただ、これを販売店が書面に書くとなるとなかなか難しいと思います。
ちなみに医療用のUPSを一件見つけたのですが、定価38万円もしました、これはさすがに手が出ないです。

わたしは、制度の趣旨から、そもそも手軽な通販を認めるべきと思います。あとは使用する人工呼吸器のワット数に対して必要なバッテリ量を指定してそれをメーカのカタログで審査すればいいだけだと思うのです。なんで普段この種の製品を扱ってないお店で購入しなければならないのか。折角いい制度なのにこの審査の敷居がとても高くて残念です。

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