今回のベトナム ダナンの旅の目的は、ベトナム戦争の慰霊です。
前回、ベトナムにはじめて訪れて、ホーチミンやハノイのベトナム戦争関連の展示を見たり、会社の若手ベトナム人スタッフと話をしたりしても、イメージしている戦争の悲惨さを感じませんでした。これはベトナムの国策なんでしょうが、ジャーナリスト村山康文さんの「韓国軍はベトナムで何をしたか」という本を読んで、やはり戦争は悲惨なものだと改めて認識しました。今回はそれを肌で感じようと韓国軍とアメリカ軍が起こした大虐殺の現場に実際に訪問することにしました。若いベトナムのスタッフに付き合ってもらってダナンから往復300km弱の車の旅です。
最初の慰霊地は、ダナン近くのフォンニ村です。74人の村人が亡くなっています。韓国軍による虐殺事件の一つで、最近になって海外にも知られるようになってきました。74人の犠牲者の中に私と同じ年に生まれた子供が何人も含まれてました。戦争は恐ろしいと実感する瞬間でした。
Phong Nhị - Phong Nhất massacre memorialい
慰霊碑は田んぼの中にいっそりとあります。
犠牲者のリスト、生まれた年が書かれています、なんと私の生まれた年と同じ子供、前後の年に生まれた子供が多数います。同じ時代に生まれたのに、言葉を失います。
次に、車に延々乗って、ソンミに来ました。ここの周辺は比較的大きな街です。
ソンミは米軍が504人もの村人を虐殺したところです。ソンミは広島・長崎と同様に保存されて慰霊碑がたっています。やはり、犠牲者に子供が多いのです。ここは事件が起きてからまもなく問題になり、裁判も行われました。504人が短時間に皆殺しになった村、いったい戦争は何のために繰り返されるのか。
二つの強烈なベトナム戦争の傷跡に訪れ、この戦争の悲惨さを感じました。同行してくれたベトナムの若いスタッフは、ソンミについてはさすがに知っていましたが、フォンニ村についてはまったく知らなかったようです。彼は深く深く手をあわせていました。
ソンミは米軍が504人もの村人を虐殺したところです。ソンミは広島・長崎と同様に保存されて慰霊碑がたっています。やはり、犠牲者に子供が多いのです。ここは事件が起きてからまもなく問題になり、裁判も行われました。504人が短時間に皆殺しになった村、いったい戦争は何のために繰り返されるのか。
二つの強烈なベトナム戦争の傷跡に訪れ、この戦争の悲惨さを感じました。同行してくれたベトナムの若いスタッフは、ソンミについてはさすがに知っていましたが、フォンニ村についてはまったく知らなかったようです。彼は深く深く手をあわせていました。
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