しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2011年3月25日金曜日

【雪山】 八ヶ岳小同心クラック

3月11日から13日、八ヶ岳に「FunClimbクラブ」(詳しくはこちら)のSさんと八ヶ岳の小同心クラックを登ってきました(左の写真の右の岩峰)。

初めての雪の岩壁なので、入門コースの小同心クラックを選び、昨年末から練習してきました。入山した日は東北で大地震があった日、赤岳鉱泉の小屋もかなり揺れました。いろいろ考えましたが、小同心だけ登らせてもらってその翌日予定していた赤岳主稜やアイスは止めにして下山しました。


以下小同心クラックの記録です。西面なので、朝、日がなかなか当たらずかなり冷え込むので、登攀当日はゆっくりテントサイトを出ました(7時40分出発)。アプローチの大同心稜は後半ラッセルが続き、小同心クラックに取り付いたのは11時半でした。
そのころ、ちょうど小同心に日があたり、八ヶ岳にしては嘘のように暖かい快適な登攀となりました。岩の雪を払いのけながら慎重に登ったので、横岳頂上まで抜けたのが14時半。だらだらと硫黄岳周りでテント場にもどったのは17時でした。                                                
   
 
赤岳鉱泉までは重荷にあえぎました(左は大きく発達したアイスキャンディ)。赤岳鉱泉にテントを張りましたが、翌朝はとっても冷え込みました。今までの八ヶ岳で一番冷え込んだような(-20度近い?)。    


アプローチの大同心稜は途中からひざまでのラッセルが続きます。時間がかかります。    


大同心稜の終点近く、左が大同心、右が本日のターゲット小同心。    


 
大同心の基部から小同心クラックの取り付きまでトラバースしていきます。トレースは無く、雪も安定していないので緊張します。このトラバースでとんでもない時間かかりました。そのため、小同心登るころには岩に日が当たって快適になっていました。      
   
    

1P目、リードするわたし。この岩場、人気ルートなのにピンが少ないです。取り付きもピンがないので少し迷いました。ピナクルにスリングかけながらランニングビレーを取っていきます。     


1P目、フェースから写真中央の明確なチムニーに入っていきます。ホールドは雪をかぶっていて、一つ一つ丁寧に雪を払っていくと見つかります。慣れるまで緊張しました。       


1P目 フォローするSさん。  



2P目を大胆にリードするSさん。本人曰くこの岩は楽勝とのこと。  


 
3P目 フォローのSさん        4P目 フォローのわたし。     

 
4P目 小同心の頭           5P目 横岳頂上(遠くに富士山)。      

来シーズンは年末は赤岳主稜、3月は大同心雲稜ルートを登ろうと思います。
    


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