しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2008年2月11日月曜日

【FunClimb通信】八ヶ岳アイスクライミング、行ってきました (速報)

八ヶ岳からやっと神戸に戻りました。茅野駅から神戸に移動する間にブログを書こうと思いましたが、さすがに疲れ、アルコールを摂取してほとんど寝てしまいました。

今回、FunClimbクラブの京都のMさん東京のエドヤマさん(Yさん)と3人の山行でした。エドヤマさんは、前半1泊の参加で、Mさんとわたしは2泊3日です。
いろいろあって、当初の計画を現地でかなり変更しましたが、充実した山行でした。今、腕はアイスクライミングで、肩は荷物の重さで、腰から下は学生以来ご無沙汰していたラッセルの疲労で、ぐったりです。

初日は「晴れのち雪」というとんでもない急変の天気で、午後からは典型的な日本の湿雪の冬山でした。二日目からは天気は回復し、その日の午後から最終日の三日目までは、まるで春山みたいで、サングラスをしないと雪目になりそうな日差しの強さでした。冬山で日焼けなんてしたのは初めてかもしれません。悪天候の後に見る雪山の美しさ、そこにいる人だけの宝物ですね。

まず、今回は、この八ヶ岳山行の概要を速報します。詳細は、久しぶりに一眼レフで撮りまくったフィルムの現像が出来上がった後でアップします(一眼レフはいつも山に持ちこんでいますが、最近ほとんどザックから出せませんでした)。



2月9日(1日目) 雪の中、エドヤマさんが登る
登山口の美濃戸口近くにある通称「河原奥の氷瀑」
わたしは、ここで初めてアイスのリードクライミングをしました。
雪の中、人も少なく、3人で何本も登ってしまい、ここから赤岳鉱泉に向けての出発が遅れてしまいました。結局、北沢の林道終点地点で真っ暗になってしまったのでテントを張ることにしました。
ちなみにこの日、私は大失敗をしてしまいました。クライミングの後、林道にもどる渡渉でなんとヘッドスライディング。恥ずかしながら、雪山入山時に水に浸かる等とんでもないことをしたわけですが、わたしのアウターの防水性は抜群で右手が濡れるだけで、そのまま山行を継続することができました。


2月10日(2日目) ジョウゴ沢上部はラッセル、大滝を目指す
この日は、まず、赤岳鉱泉に移動して、アイスクライミングで昔から有名な「ジョウゴ沢」へ。ここは沢沿いに氷瀑が連続します。最初の「F1」と呼ばれる小さな滝は雪に埋まってアイスクライミングはできず、「F2」からが本番です。F2を登った時点で、エドヤマさんは時間切れとなり1人下山となり、残ったMさんとわたしは上部の氷瀑を目指しました(大滝、ナイアガラの滝、乙女の滝など)。ただ、前日までの雪でトレースはまったくなく、膝から腰の深いラッセルとなりました。途中、単独行の方が後から追いつき、3人で「大滝」(写真中央の氷瀑)を目指してラッセルを続けました。しかし、時間切れとなり、わたしとMさんは、大滝の近くまでとし、引き返すことにしました。翌日、再度ジョウゴ沢の大滝を目指すため、予定していた南沢大滝は諦め、この日は赤岳鉱泉にそのままテント泊としました。


2月11日(3日目) ジョウゴ沢大滝を登る
昨日のリベンジに、ジョウゴ沢のF2を大急ぎでダブルアックスし、半分消えかかっている昨日作ったトレースに沿って「大滝」の取り付きを目指しました。もちろん大滝一番乗りで、下山のタイムリミットまで、何回もアイスクライミングを楽しむことができました。

※この日、赤岳天望荘ではたいへんなことが起こっていたことを下山後知りました。15人が一酸化中毒だったそうです(ニュースはこちら)。確かに山の上空をヘリコプターがたくさん飛んでいました。中毒になった方が早く回復されることを願うばかりです。


2 件のコメント:

エドヤマ さんのコメント...

F2から先、探検隊みたいですね。
行きたかったなあ・・・と強がってみたり。
お世話様でしたm(__)m

榊原淳 さんのコメント...

>エドヤマさん
冬にこんな良い天気はじめてでした。惜しいな。