しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2009年6月17日水曜日

リードクライミング中のトラブル

先日の御在所岳藤内壁の一の壁で、リードクライミング中にちょっとしたトラブル。冷や汗{/汗/}かいてしまいました。



アンカーボルトのヘッドとハンガープレートの間に10mmのロープが右の写真のように挟まってしまい、ロープは完全にロック状態となってしまいました。ちなみにカラビナはロープを挟んではいませんでした。※右の写真は状況を説明するために加工したもので現場ではないです


ロックしたのがわたしの位置から3本下のアンカーだったので(約10m下)、必然的にわたしは壁の途中で身動きがとれなくなってしまったのです(上にも下にも行けない)。

悩んだあげく、目の前のランニングビレーを、長いスリングを連結して段階的に位置を下げながら、スリングを掴んでロックした3本下のアンカーまで下りていくことにしました。とっても緊張し、「本当にこれで良いのか」何度も見直しながらゆっくり下りていきました。

最終的に、アンカー2本分下りたところで弛んできたロープを固定して懸垂下降をしようとごちゃごちゃしていたら、隣のルートを上ってきた方が悪銭苦闘している私を見るに見かねて、手を伸ばしてロープをボルトから外してくれました。無様でした{/悲しい/}。

帰宅後、Webでアンカーをいろいろ調べたのですが、現在普通に販売されているアンカーはボルトとハンガープレートの隙間は10mmのロープが挟まるような幅はないようです。でも実際には隙間の大きなアンカーも設置されているわけで、ロープの流れを、こういったことも配慮してランニングビレーをセットしないといけないということだと思います。


3 件のコメント:

うりう さんのコメント...

こういうことも起こるのですね。
写真を見ますと、ヌンチャクのカラビナがひっくり返っているように見えます。これも影響しているのでしょうか?。前回、Yさんとクライミングへ行った時に、Yさんはヌンチャクに対してひっくり返らないように細工をしていました。
こういうことで防げるのであれば、こういうことをやるべきですね。

榊原淳 さんのコメント...

>うりうさん
写真は、わたしがフォトショップで加工したもので現場ではないです。今回カラビナはまったくロープを押さえていなかったので、純粋にアンカーにロープがロックされた状態でした。
アンカーの構造の確認とアンカーの上をロープが通らないように配慮することぐらいでしょうか。ボルトヘッドとハンガープレートの隙間が広いアンカーは要注意です。

うりう さんのコメント...

こないだの小川山ですが、ハンガーボルトをとめる六角のボルトが緩んでいて、ハンガーボルトがぶらぶらの状態のものがありました。このようなハンガーボルトの場合は同じことが起こりそうですね。
もちろん怖いので手で締めましたが。