毎年、年明けは、年末年始の雪山事故が報道されてしまいます。
今年もやっぱり起こってしまいました。まだ二人が行方不明の奥穂高で遭難した神戸のパーティのこと、とても辛い事故です(新聞記事;1月2日朝日、1月4日読売)。
3人とも山の経験は豊富とのことですが、年齢的に体力が十分ではなかったでしょうか。予備食の少なさも気になります。白出しのコルから奥穂高頂上までは結構スリップの多い場所ですし、あるいは涸沢岳から下山ルートを見つけることができなかったのでしょうか。
劔は別格ですが、この山域も冬はやっぱり厳しいですね。アプローチが比較的長い山は、例え首までのラッセルになっても引き返すことができる体力と十分な予備計画、そして天候の適切な判断が必要。わたしはちょっと自信がないので冬は近づけないです。
そう、3日に放送された”イッテQ”で、内村さんの富士登山が放映されていました。わたしはあの事故があったので放送はしないと思っていました。内村さんの登山は、片山右京さんの事故より2週間ほど前の12月6日に行われていたようです。まだ暖かい時期でしたね。山は天気しだいということでしょう。
放映終了時、冬の富士は危険なので一般の人は入らないようにという趣旨のコメントが入ったのは、片山さんの事故への配慮ですね。
パーティの力量にあった場所に、十分天気を考えて、慎重に登山しないとと、改めて思う瞬間です。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。
3 件のコメント:
今度北八ヶ岳にいく予定で子供用のサングラスを見ていてこちらをしりました。なかなか準備も費用がかかるんですね。
山岳マラソンとはオドロキです。すごいですね。
コメントありがとうございました。テレビ番組を見て感動してブログに書きましたが、子供に障害があるわけではありません。こんど12~14に雪山に行きます。備品の準備だけで右往左往しています。山のブログ、少しづつ拝見させていただこうと思います。
>ソンの日記さん
山は、天気しだいですから、天気だけは十分調査していって出かけてくださいね。
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