高校から大学時代の前半、少し生録に凝っていました。左の写真は大学に入学したときにもらったお祝いと貯金をすべて注ぎ込んで購入した愛用のSONYのカセットデンスケ(TC-D5)と小型マイク。これで音楽をバイノーラル録音するのが趣味でした。先日、デンスケを何十年ぶりに引っ張り出してきて動かしてみましたが、残念ながらまともに動かず、分解したらもっと最悪(二本ほど線が切れてしまいました)。大切なものなので、一応形だけは元通りにして飾っています。
そろそろカセットデッキも世の中から無くなりそうだし、大切な生録のテープも寿命がありそうなので、デジタル化することにしました。
下の写真はそのために揃えたセット。カセットデッキは、中古で手に入れました。A&D(赤井電機と三菱電機によるブランド、1991年に消滅)のGX-Z7100EV、当時の価格は85000円だったそうですが、新品みたいにきれなのに1万数千円でした。カセットデッキと言えば、Nakamichi、AKAI、TEACで、一度は使ってみたかったNakamichiを最初は探したのですが、中古でもちょっと高めなのでAKAIにしました。
これに、ローランドのUSBオーディオ・インターフェース”UA-1G”を購入しました(写真は、手前の右)。これでアナログの信号をデジタルに変換してUSBでPCに取り込みます。これも1万数千円でした。
以上でカセットのデジタル化の準備は完了。時間があるときに少しずつデジタル化してDVDに保存していく予定です。いろいろ問題があるので公開はできませんが、伝説のライブがiPodで甦ります。
今回、カセットデッキを手に入れて、当時はまったく手が出なかった機種を格安で手に入れることができることがわかりました。またレコードが聴けるように、少しずつアナログのオーディオを揃えていこうかなと思っています。次はアンプとスピーカ、最後がレコードプレーヤーかな。
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