今日は北斗星が朝札幌に着いて、いつものスープカレーを食べた後、旭川経由で北見まで行きます。長い長い列車の旅です。
で、本題です。
旭川駅がすばらしい。この駅、とっても優しさを感じるんです。
旭川に4時間ほどいたのですが、前回来たときも、旭川駅は木材を多用していて素敵だなと思っていたのですが、今回再度じっくり見て、もっと好きになりました。
旭川駅は、内装に木材を多用していて暖かさがあります。前回来たときは冬で、今回は夏、どの季節に来ても木材のタッチがとても優しく感じます。木工産業が盛んなことから木材が多用されたそうです。
また、駅舎は、駅の隣に流れている川の景観と一体的にデザインされ、水の香りが漂うようで、とても気持ちがいいのです。この川、駅で着替えてすぐにランニングしたくなります。ちなみに、建築コンセプトが「川のある駅」だそうです。
木材や川のことは駅を利用するとすぐに気がつくのですが、今日、北見に行く列車を待っている間にうろちょろしていて、新たな発見がありました。この駅、やたら椅子が多いのです。
旭川駅に椅子がやたら多いこと、後でWebで調べたのですが紹介されているページを見つけることが出来ませんでしたが、この駅、とにかくいろいろな所で座れるんです。いろいろなところで座って、列車を待ったり、人を待ったり、人とおしゃべりしたり。今日の夕方は高校生がテーブルで勉強している姿をたくさん見ました。この駅、せわしさがなく、落ち着きがあって、空気感がとっても人に優しいのですね。
こんな建築は誰がしたのかなと思って調べたら、この駅の設計者は、建築家「内藤廣」さんとのことでした。高知駅にどことなく似ているなと思っていたら内藤さんは高知駅も設計されていました。
こういう空間設計出来る人ってすばらしいな。こういうのがバリアフリー建築なんだと思う。
ちょっと得した気分で、旭川から北見に向かっています。長い列車の旅はまだ続きます。
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