地下街を仕事帰りにたまたま歩いていたときに、こんな話が耳に入ってきました。
ご年配の男性二人が、喪中のはがきを出すことについて話していたようなんですが、
お一人の方が、
「息子が山から帰ってこないんや」
あまりに悲しげで、衝撃的なフレーズだったので、聞き耳をたてて少しの間ついて行ってしまいました。
「何度も○○に行ったんやけど、見つからないんや」
「去年の年末に入山して、明日アタックすると連絡をもらったのが最後だった」
「喪中のはがきをだすべきかどうか、、、、」
これまでお連れの方にはそんな話をしていなかったようで、一度話しだすとどんどん興奮して止め処もなく話されていました。
子供を亡くすことの親の悲しみをぶつけられた衝撃の一瞬でした。
わたしも一度、亡き両親をこんな気持ちにさせてしまったことがあります。遊びで絶対に周りの人を悲しませてはいけませんね。雪山シーズン到来、こんな会話が偶然に聞こえてきたのは自分への戒め、絶対に山は甘くみてはいけないと改めて思います。
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