しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2008年10月20日月曜日

今夜はプログレッシブナイト 「EL&P」

今夜は、来日が発表になって半年待ったEmerson, Lake & Parmer(EL&P)「Keith Emerson」のライブに。良かったです。


Brain Salad Surgery Brain Salad Surgery 70年代プログレッシロックですが、今でも十分プログレッシブでした。
新曲数曲のあと、大好きな「Kam Evil 9」。ここで完全にタイムスリップです。高校生のとき、兄のLPレコードで"骸骨"のジャケットが気になって、こっそり聴いてびっくり、なんて音楽なんだと。あのときの感動がよみがえります。



今回のメンバーは、ボーカル兼ギターのMarc Bonillaの速弾きギターとKeith Emersonの掛け合いが楽しめました。最初はMarc Bonillaの声があまりに、アメリカンで(まるで、オールマンブラザーズみたいなサザンロック風)、もう一つかなと思っていました。でも、だんだんボーカルの声に馴れて、ギターとキーボードの掛け合いがおもしろくなり、EL&Pの名曲が演奏される度に盛り上がっていきます。そして、Keith Emersonの弾く低音の音圧ががんがん体に直接響きます(前から五番目の席だったので)。

アンコールは、定番の
「Funfare for the Common Man」
真冬のモントリオールオリンピックのスタジアムで一人で演奏するプロモーションビデオが印象的だった曲です。

最後は、あの「展覧会の絵」のラストでグレッグレイクが"Once more music!"と言った後に始まるあの「NutRocker」。チャイコフスキーのナットクラッカー「くるみ割り人形」をもじったプログレッシプロックの名曲です。


いやあ、とにかく最高でした。


大阪からの帰りの電車で、iPodでEL&Pの曲を割と大きなボリュームで聴いていたら、神戸で電車を下りるときにニコニコしながら私を見る同年代の男性が???
知り合いかなと必死で思いだそうとしたら、
「今日のコンサート良かったですね、EL&Pの曲が聞こえたんで」
(すみません、イアホーンから音が漏れていて)


う^ん、なんと幸せな日なんでしょう。

PS.
このコンサート、60・70年代ロックを実際に聞いていた人ばかりだと思ったら、若い人、さらに女性が多いのです。彼らは、コンサート会場を出るときにみんなめちゃくちゃ音楽を語っているのです。この時代の音楽って30年以上過ぎてもちっとも古臭くなく、とっても刺激的なんですよね、きっと。なんか、うれしいですよね。
あの時代、中学・高校生だったのに、渋谷陽一のラジオ番組を、次はどこのバンドがどんな曲が出してくるのかと生意気に必死で聞いていたのを思い出します。


※今回の来日公演の演奏曲(C.C.Lemonホール)
「1st Presence」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「Last Horizon」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「Karn Evil 9」 『Brain Salad Surgery』
「Piano Concerto No.1」 『Works, Vol.1』['77]
「Bitches Crystal」 『Tarkus』['71]
「Malambo」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「Touch And Go」 『Emerson, Lake & Powell』['87]
「Lucky Man」 『Emerson, Lake & Palmer』['70]
「Miles Away pt1」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「Miles Away pt2」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「Crusaders Cross」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「Fugue」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「The Barbarian」 『Emerson, Lake & Palmer』['70]
「Prelude To A Hope」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「A Place To Hide」 『Keith Emerson Band Featuring Marc Bonilla』['08]
「From The Beginning」 『Trilogy』['72]
「Hoedown」 『Trilogy』['72]
「Tarkus」 『Tarkus』['71]- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -  - - - - - - -
「Fanfare For The Common Man」 『Works, Vol.1』['77]
「Nutrocker」 『Pictures at an Exhibition』['71]


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