しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2009年2月7日土曜日

7大陸最高峰に挑戦する若者

インフルエンザの疑いでどこにも行けず、昨日から出張先の東京のホテルで隔離状態だったわたしは、ずっと読もうと思って鞄の中にいれていた7サミッター野口健さんの「落ちこぼれてエベレスト」をやっと読むことができました(野口健公式サイトはこちら)。
※7サミッター(Seven Summiter)
 世界7大陸最高峰を登った人。詳しくは
こちら


クライミングする人からは、野口健さんに対してはいろいろな意見がありますが、10代から7サミットに挑戦する若者の姿がとても気持ちいいです。それにしても、この方の登山の様子は山でもお酒でもやたら嘔吐するシーンが多いのが、彼らしくっておもしろいです。

野口さんの記録は1999年5月にエベレストを3度目の挑戦が成功し達成されました(当時25歳だった彼は7サミッター最年少を記録)。登り方がごくごくオーソドックスなものなので、ここが評論好きのクライマーからいろいろ言われるところなんでしょう。でも、こんな若者が一人でスポンサーを集めて3回もエベレストに挑戦できてしまうこと、これはすごいことだと思います。
わたしも体力作りとお金集めを頑張ったら出来るかな?なんて思ったりしてとても身近に感じます。

ちなみに、7サミッターの最年少記録は、その後2001年に石川直樹さんが22歳で記録を更新し、現在は、アメリカのサマンサ・ラーソンさんの18歳だそうです。


野口さんが7サミッターになった10年後の今年2009年春に、今度は、単独・無酸素という究極のスタイルで、7サミット最後のエベレストに挑戦する若者がいること、ご存知ですか。彼の名前は栗城史多(公式サイトはこちら)。20歳から山を始めて、その2年後からマッキンリーを皮切りに7サミッターを目指しています。

栗城さんは単独登攀に拘り、エベレストはまだ日本人では一人も達成できていない単独無酸素で臨むそうです。彼のWebや動画を見ていると、ほんと普通の若者で、わたしがイメージする究極のスタイルに拘るアルパインクライマーなんて感じがほとんどありません。こういった時代ですからスポンサー集めには少々苦労しているようですが、是非成功させてほしいです。


2 件のコメント:

しろ父 さんのコメント...

栗城さんについて、教えていただいてありがとうございます。彼のことは、このブログで始めて知りましたが、是非、エベレスト成功させてほしいですね。今後、注目していきたいと思います。
野口健のほか、山野井泰史、間勘平については、ブログで時々消息を確認していますが、栗城さんもそのひとつに入れておきたいと思います。

榊原淳 さんのコメント...

>しろ父さん
栗城さん、応援しましょうね。
若さいっぱいという感じで、元気がいっぱいもらえます。