しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2010年3月26日金曜日

【雪山】八ヶ岳 大同心大滝と中山尾根

3月12日から14日に登ってきた八ヶ岳のレポです。
メンバーは、Mさん、FunClimbクラブ(詳細はこちら)のSさんとわたしの3人です。

今回の目的は中山尾根摩利支天沢大滝を登ることでした。ただ2日目の天気が予想以上に悪かったため、結局、アイスクライミングは、初日に練習のつもりで登った大同心大滝だけとなりました。3日目に登った中山尾根は天気もよく最高のクライミング日よりでした。今回、大滝も中山尾根も取り付きまでまったくトレースが無く、わたしたちがラッセルしてどちらもトレースをつけました。これも山行の充実度をグレードアップしてくれています。


赤岳鉱泉手前から見た大同心大滝。


下山に使った地蔵尾根途中から見た中山尾根。複数の尾根が重なって見えるので判別がなかなか難しくこのルートは正確ではないかもしれません。




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1日目(3月12日) 赤岳鉱泉に上がってテントを張ったあと、そのまま、大同心大滝を登りに行きました。トレースに誘われてついつい大同心稜に迷い込み、一度戻ってトレースのない沢筋を必死でラッセルして取り付きました。結局赤岳鉱泉から取り付きまで3時間もかかってしまいました。
 
延々ラッセルを続けるとやっと大同心大滝が見えてきます(左、Mさん撮影)。右は、大滝をリードするわたし(Sさん撮影)、アイスキャンディでのウォーミングアップ無しなので正直ちょっと怖かったです。


取り付きまでのラッセルで時間を浪費してしまい、各自1本しか登れませんでしたが、他に人もいなくアイスクライミングを十分楽しめました。動画で登っているのはMさん。


2日目(3月13日) 朝から天気が悪く、赤岳鉱泉から中山乗越にテントを移動。中山尾根の下部岸壁取り付きまでは例によってトレースがまったく無かったので、ラッセルだけして明日に備えることにしました。この時点で、摩利支天沢大滝を登ることは今年は諦めました。

3日目(3月14日) 天気はすっかり回復しました。朝ぐずぐず用意をしていたら、2パーティに昨日私たちがつけたトレースに入り込まれ、先行されてしまいました。この日、人気のある中山尾根は大混雑、上部岩壁で渋滞に巻き込まれるなどとても時間がかかってしまいましたが、天気が良かったので、とても快適でした。上部岩壁の体が外に出て思い切って登るところはとっても気持ちよかったですよ。

  
2日目は、中山尾根下部岸壁取り付きまでトレースを付ける(左)
3日目は、天気も回復し下部岸壁(中)、上部岩壁(右)とアルパインを楽しみました。

 
左の写真の橙色のヤッケが上部岩壁をリードするわたし(Mさん撮影)。右は上から見下ろしたMさん。

 
上部岩壁2ピッチ目以降はSさんとMさんにおまかせ。

 
左は岩場の最終ピッチを抜けたわたし(Sさん撮影)、右は終了点に到達したSさん。

今回の八ヶ岳山行のアルバムはこちらです。
動画については、YouTubeのわたしのチャンネルにアップしています。


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