北アルプスが好きな方には是非読んでほしい一冊です。
「北アルプス この百年」
山を登って、いつも当たり前のように使っている登山道、山小屋、そして、山頂に行くと当たり前のように立っている祠。急登に息を切らせ、自然の美しさに完全に浸っていると、その存在は特別なものではなく当たり前のように感じている方がほとんどだと思います。
いつごろ、どのようにしてこの道は出来たのか? 人の名前がついている道があるのはなぜなのか? 山頂の祠はどのようにして出来たのか? 山小屋は誰がいつ頃作ったのか? そんなことを教えてくれるのが、この本です。
北アルプスは近代登山が始まる前から、生活の場、宗教の場であって、お金持ちによる登山が旅行の延長線上で盛んになってくると国から許可をとって営業小屋が建ち始めたそうです。
この本を読むと北アルプスをまた違った角度から楽しむことができそうですね。
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