しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2012年7月4日水曜日

【完走記】サロマ湖100kmウルトラマラソン2012 サブテンはそんなに甘くない

2度目のサロマ湖100kmウルトラマラソン、とっても楽しかったです。

そして感動しました。下の動画を是非ご覧ください。ゴール閉鎖に必死に駆け込んだ女性、ゴール前でふらふらになりがら、あと少しで間に合わなかった男性。ゴール出来た人も出来なかった人もほんとすべてを出し切っているんですね。自分が一生懸命やっていることってこういうことなんだと改めて感じたシーンでした。




2度目のサロマ、今年こそはサブテンと挑んだのですが、結果は、以下でした。
10時間27分13秒
サブテンって、自分が想像しているより遙かに難しいことわかりました。ずっとマラソンで目標にしている10分切りより難しいかもしれないです。まあ、簡単に達成できる目標では、本来の目標じゃないですから。


6月23日、レース前日 
会場には、わたしは昨年同様札幌からJRで向かいました。いっしょに走る山仲間のFunClimbクラブ(詳しくはこちら)の3人はその日飛行機入りし、千歳からレンタカーをぶっ飛ばしてきます。宿泊はいつものように公園の芝の上にテント張りました。あいにくの雨で気温も低く肌寒かったですがレースにはちょうどいいかもしれません。到着後すぐに、これも昨年と同様カニ汁いただきました。

今回、仲間は到着が遅くなるので、ブログで知り合った札幌のywatさん(彼女のブログこちら)の所属するランニングチーム「爆走マイペース」(WEBサイトはこちら)の皆さんといっしょに食事をさせていただきました。こういうの、今までのマラソンではなかったのでたのしい時間となりました。 


6月24日、レース当日 
AM3時に起きて準備開始。スタート前に仲間と記念撮影です。
昨年は途中から脚が攣りまくって後半歩いてばかり、タイムはボロボロでした。そのため、今年は脚にはテーピング、レース中にスポーツドリンクは嫌いでもこまめに取ることにして万全の体制で望むので、サブテンはかなりの自信がありました。

AM5時、レース開始となりました。
レース当日気温が低かったこともあって今日は自分の気持ちいいスピードで走ろうとあまり時計も見ずに走り続けました。これが失敗の原因でした。キロ5分ペースで42.195kmまで走ってしまい、この時点で3時間半をちょっとすぎた程度でした。50km近くなって右足の膝の後ろがぴくぴくとし始めたので50km過ぎの中間ポイントで脚にテープを増強し締め付けました。この細かい痙攣はなんとか治まったのですが、その後脚がどんどん重くなりはじめ、30分以上あった貯金をどんどん食い始めました。

それでも十分貯金は残っているので何とかサブテンで滑り込めると思っていました。でも、ここで一つわたしに勘違いがあることがわかりました。ウルトラは問題さえ無ければたらたら走っていたら自然にサブテン取れると思っていました。後半、時計もろくに見ずに流して走っていた区間があったのですがあまりのタイムの落ち込みに、びっくり。ウルトラもマラソンみたいにずっと必死で走らないと目標タイムに届かないということが今更ながらわかり、そこからは必死でした。
80km過ぎからのワッカ原生花園に入った時点で貯金は15分を切りました。ワッカの折り返しで貯金が10分近くあればサブテンで滑り込めると、棒のようになってきた脚で必死に走りました。途中サブ930のKさん(女性)とすれ違い、「まだ間に合うよ」と声もかけられ、ほんと必死で90kmに向けて走ったんです。

でも折り返しはとっても遠く、その時点で貯金は数分、もうこの脚ではとても間に合わない状態になりました。ちょっと情けないのですが、この時点で完全に気持ちが切れてしまい、後はまるで歩いているような状態になっていきました。それにしても、昨年もおいしかったけど、今年もエイドのスイカがめっちゃおいしかった! 90kmまでは各エイドで一つずつしか食べていなかったスイカを、90kmすぎからは立ち止まっていくつも食べてしまいました。

ラスト10km、途中山仲間のSSさんとすれ違い、彼には追い抜かれるなと思いながらとぼとぼとワッカの自然を楽しみながら走り続けました。ワッカが終わろうとしていたころ、山仲間のTSさんに会い「彼には負けることはない」と確信しつつ、その後、札幌のywatさん(女性)とすれ違って声を掛け合いました。この大会Facebookでわたしのことを知っていたYさん、Tさんから声をかけられたり、さらに娘がいつもお世話になっている病院の看護師さんが旦那さんの応援に神戸から来ていて途中3度も声かけられたりして、ほんといろいろな人と会えて楽しさ倍増でした。

いよいよ左にまがって10mちょっとでゴール、というときに山仲間のSSさんが追いついてきました。わたしは「先に行けよ」と言ったのですが、「いっしょにゴールしましょう」と。彼がゆっくり走ってくれていっしょにゴールとなったわけです。が、わたしの予想どおり、その後からこの話題でいじられまくっています。
  
     
    ゴール気持ちよかった!  


ゴールでは、山仲間のMさんが待っていました。彼は怪我から復帰してまだ間もなかったのですが途中まででいいのでと走りました。実はMさんを一番最初に飲み会でこのサロマに誘ったんです。次回は体作って完走しましょう。宣言どおりサブ930を達成したKさんにも会いました、「今年も1時間くらい先にわたしがゴールしたね!」と。。。。。。
 

心配していた山仲間のTSさん、ゴールのコールが無くて結局見つけることができませんでした。後で電話もらってゴールしたとのことでした、よかった。
TSさんがちょうどゴールしたころ、わたしは北見まで移動しなければならなかったのでゴール会場から先に抜け出し、会場入り口あたりで最終ゴールシーンを見届けた後、棒のような脚を引きずってオホーツク海の見えるバスターミナルに向かいました。
翌日、これもまた昨年と同様に北見で地ビール オホーツクビールのビアレストランに行って、おいしい地ビールとジャガイモや塩やきそばをいただきました。
 


今回のサロマ、ゴールから一週間ほどは、もうウルトラは当分いいや、わたしには向いていないと思っていました。でも疲れが抜けてくると、サロマってほんと楽しかったなあと思えるんです。特にネットに公開された自分のゴール写真を見て、またこんなことしてみたいという思いが強くなってきました。

来年サロマに出場できるかはわかりませんが、とりあえず、サロマでサブテン取れなかったら罰ゲームとして歴史街道丹後100kmウルトラマラソンに出ると自分で決めていたので、それを忠実に守ることにしました。
先ほどエントリー完了、ゴールの感動を9月にも味わいますよ!





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