今朝のみのもんたのTBS「朝ズバ!」で大特集でしたね、西宮神社(兵庫県西宮市)の「開門神事」福男選び。なんとTVカメラが15台も入っていたとか。
わたしは、新年に行われるイベントの中で、この行事を箱根駅伝の次に楽しみにしています。マラソンとは異なるスプリントの世界ですが、みんな転がりながら本殿に向かって200mを爆走する姿がとてもおもしろいのです。
残念ながら、あまりに朝が早いので地元ながら現場で見たことはないです。今年は、出張先の福井で、「朝ズバ!」の中継録画で見ました。
これを見ると、今年も仕事頑張ろうとファイトが沸いてくるのです。
※関西では商売の神様「えべっさん」の神事「十日えびす」がこの時期に各地区で行われます。西宮神社には毎年100万人以上の人が参拝します。ここで新しい笹に交換したらいよいよ今年も本格的に商売が始まるのです。わたしも独立してからは、なぜか毎年のように通っています。右の写真は、本日夜、出張帰りに笹を交換しに行った時に写した、福男をめざす爆走のスタートとなる赤門です。
開門神事「福男選び」は、十日えびすの祭事が行われる1月10日の早朝に、商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社で行われます。朝6時に開門とともに門から約200m先の本殿への一番乗りを目指して一斉に走り込み、上位3人が福男に選ばれます。特に一番に本殿に到着した人は、「一番福」と呼ばれ、縁起がいいので、いろいろな行事や結婚式に呼ばれたりするそうです。
今年は、約2500人が参加し、榮悠樹さん(20)が「一番福」を手にしました。この方、4年前にこの福男選びを全国的に有名にした、「仲間の走路妨害によって他の人のスタートを遅らせ、一番福を得たということで、後で大批判を受けて一番福を返上した」という事件の時に二番福だったそうです。榮悠樹さんは、お父さんの商売が繁盛するように、どうしても一番福を取りたかったそうで、とても好青年でした。でも、彼は、100mを10秒台で走る陸上選手だそうですよ、もはやこの行事は陸上競技ですね。わたしの会社にも、元100m奈良県チャンピオンのスプリンターがいるので、来年は送り込もうかなと思っています。
参考
●西宮神社「福男選び」参加のルール
http://www.decca-japan.com/nishinomiya_ebisu/
hukuotoko_info.html
●平成二十年度福男
http://www.decca-japan.com/nishinomiya_ebisu/
200801hukuotoko_result.html
●「福男選び」に関する新聞記事
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080110/
trd0801100903002-n1.htm
●1月10日夜の西宮神社の十日戎の様子。
境内の中も、外も、人でごった返しています。
本殿はこんな様子です。あまりの混雑で写真はブレてしまっています。
大きなマグロが祭られていて、そこにコインを参拝者が貼り付けます。福笹は福娘から買います。福娘によって購入者の並ぶ列の長さが異なります。
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