また、白馬岳の大雪渓で事故が発生してしまいました。
記事:白馬岳崩落◇自然の脅威、雪渓暗転--夏山登山、危険性浮き彫り
ここは、2005年8月にも大規模な崩落で事故が発生しています(詳しくはこちら)。わたしは、まだ一度もこの大雪渓を通ったことがありませんので実際にどんな雰囲気かはわかりません。ただ、いろいろブログを調べると、杓子岳側からの崩壊が進んでいて、雪渓上には落石が散らばっているとのこと。5月でも落石で危ない目にあったというブログ記事もありました。人気ルートの白馬大雪渓はかなり危険な場所であることは間違いないようです。
今回の事故は、悪天候であったことが強調されていますが、2005年の事故は天気は悪くなく、天気の良し悪しによらず、落石のリスクは大きいようです。そろそろ、このルートは、一般登山者向けルートとしての可否を考えなければならない時期ではないでしょうか。
お亡くなりになった方の、ご冥福をお祈りいたします。
2 件のコメント:
大雪渓は8月の上旬に登ってきましたが、登っている途中にも人より大きい岩が雪渓上を転げ落ちていきました。
大雪渓は先日も落石で女性の方が亡くなったし、何人死ねば地元の自治体はコースを閉鎖すべきと気が付くのでしょうか?
安達太良山などは1回の死亡事故後すぐに沼ノ平コースが閉鎖になったのに・・・
人命<金儲けのような気がしてなりません。
>ERさん
実は、昨年、わたしも後立縦走をして大雪渓を下山する計画を立てていました。残念ながら諸事項でいけませんでした。ここは雪渓上を自然に落石がどんどん滑っていくということですね。人為的に起こる落石は混雑を避けるとかいろいろ方法もありますが、これではどうしようもないです。これだけ事故が起きると、白馬の山小屋の方には申し訳ないですが、このルートは閉鎖すべきですね。
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