しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2011年8月28日日曜日

北海道マラソン2011完走記 暑かった

北海道マラソン2011 北海道庁の赤レンガが見えてきたときは、ほんと救われた気持ちになりました、もうゴールだと。左の写真はゴール後ホテルへの帰り道振り返った赤レンガ、忘れられない光景になりました。  

とにかく暑かったです。スタート時点で28.5度、この暑さがこんなに辛いとは。記録は、 

 3:54:42  

このタイムは、2005年の初マラソンの時のタイムと同じ。最近のレースから35分近く遅くなってしまいました。レース前はどんなに暑くても3時間半は切るつもりだったのですが、この暑さはわたしにはとても無理でした。でも、道マラの旧制限時間の4時間をぎりぎりクリアできたのでとっても満足です。  

今回も、予定どおりマラソンに参加でき、猛暑の中を完走できて、こんな健康を与えてくれている神様に感謝します。マラソン初めて7シーズン目、今度こそ途中危険かと必死でした。よく頑張ったよね。   


とにかく暑かった。写真はゴール後にホースで水をかけてもらう選手。 


北海道マラソンの完走メダル。おしゃれでいいでしょ。これもらえてとってもうれしい。 





8月28日、朝起きると外はまさに快晴、「あぁ今日も暑くなるな」とがっかり。山だったら大喜びの天気なんですが。

 
スタートの中島公園、照り返しがまぶしく、暑くてみんな木陰に隠れて準備をしています。


暑いとは聞いていましたが、12時10分のスタート時点からもう28.5度、ほんと暑かったです。
最初の1kmから異様に息が上がるので、周りにつられて突っ込んでしまったかなと思って1kmのラップを見てびっくり、いつものマラソンより40秒ほど遅い。これはやばいと設定したペース4分48秒を維持しようとしましたが、体が重くてなかなか思うようになりません。「食べ過ぎてしまったか、しまった、こんなのでゴールできるか」と不安に思いながら5kmまで来ました。そこで初めてのエイド、水を思いっきりかぶったら体がすっと楽になりました。これでこれは暑さの影響なんだとわかりました。

このレースは思いっきり水かぶりながら走ればいいんだと理解し、設定ペースで走り続けたました。が、15kmすぎから、まるでマラソン後半のいつものようなペースダウンが始まりました。いくらエイドで水をかぶってもペースは落ちる一方。体を冷やすために水もがぶ飲みしましたが胃がもう”ちゃぷちゃぷ”で気分も悪くなってくる始末。これは途中棄権になってしまうかも、とにかく4時間切ればいいやと思い、計算しながら進みました。

ペースはその後もどんどん落ち、30km地点で計算すると、このスローペースでは4時間もやばいかも、もう歩いてでも完走できればいいやと弱い自分が思い始めました。でもその近くのエイドでおばちゃんに大きな氷をもらってそれを帽子に入れて頭冷やしながら走ったら少し元気回復。多少はまともなペースになり、エイドも時々立ち止まらなくてよくなって北大を必死で走り抜けました。北大を出れば、最後の赤レンガを必死でめざし、なんとか旧制限時間の4時間を切ってゴールできました。以前の道マラだったら収容車に追われながらのゴールでした。無事ゴールできてほんとよかったです。    


 
ゴール前、必死にゴール目指して走るランナー

 
ゴール後選手は大通り公園でぐったり。一方ぞくぞく収容者が戻ってきます。バスからは必ずタンカーで人が運び出されます。ゴール後もその場でもどしたり、倒れたりする人を見かけます。わたしもゴール後数時間気分が悪かったです。


ゴール後周囲をぶらぶらと見物していたのですが、大きなテントが気になって覗いたら、そこはまるで野戦病院状態でした。数多くのベットがテント中に所狭しとならんで、点滴のポールが乱立していました。今まで20回以上マラソンに出ていますが、こんな状態は初めて見ました。ここまで救護施設を準備するなら、もうスタート時間を9時にしたらいいのに。いつか死人が出てしまいますよ。ちょっとこの光景は複雑な気持ちになりました。

 
北海道マラソンは完走メダルはとってもおしゃれなんですが、参加賞のTシャツがいけませんね。北海道の地図がプリントされているTシャツはさすがに普段着ることができません。サロマの参加賞のポロシャツはワンポイントでよかったのに。歴史ある大会なんですからもう少しセンスの良いTシャツがほしかったです。
右の写真は、計測用のICチップのタグ。最近このタイプが増えてきましたね。こんなチップならレース前にゼッケン含めていっしょに送付してくれたらいいのに。前日エントリーの狙いはわかりますが、札幌近郊の人には面倒でならないですよね、きっと。
それと、道マラのエイドって水が中心で、スポーツドリンクも少ないし、レモン、ドライフルーツ、氷砂糖、チョコレートなどの食べ物がとっても少なかったです。このあたりもサロマと比べたらずいぶん見劣りしました。こんな過酷なレースですからエイドは充実してほしかったです。
でも、応援はすばらしかったですよ。ありがとうございました。


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