しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2012年3月8日木曜日

ちょっと面白い、山の技術伝承

最近山を登る人で天気図書いたり、天気図を多少読めたりする人はどれくらいいるのでしょうか。天気予報がわたしの大学山岳部のころとは比べ物にならないくらい正確になって、モバイル環境も充実して天気図を描く必要性ってほんと少なくなりました。特に最近行く山は、閉じ込められるようなことのないアプローチが短く、携帯電話も少し移動すれば入るような場所なので尚更です。
でも、こんな時代になっても天気図描くことってとっても大切だと思っています。わたしは現役時代から天気図描くのがとっても下手でラジオから聴き取るのが大の苦手でした。でも下手でもいいんですよ。大切なのは天気がどのようなしくみで変わるのか、天気予報が何を根拠に出してきているのか、この理屈を体得するのが大切で、それは描くのが一番。写経をするのといっしょかな???

それでこの6年間でいっしょに山に行く初心者に天気図を描かせることを無理やりさせてきました。さすがに最近は面倒がられることを無理やりやらせるのも辛くなってきたので、山に行くときにラジオと天気図を持たせることは必ず装備表で指示しましたが、実習までさせませんでした。そんな初期の初心者が、最近雪山をいっしょに登る新人に天気図を描かせているんですね。ちょっとうれしい。天候判断は最終的には自分でするもの、こんな危険なスポーツをする以上、しっかり天気のしくみを覚えてほしいです。それが責任だと思うんです。

この何年かの事故で、「なんでこんな天候で突っ込むの」というのが何件かありました。しかもガイドやベテランが関わっています。山を安全に登るために、ビギナーであっても天気予報は人任せにせずに、自己責任で判断できるようになりたいですね。



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