しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2008年7月4日金曜日

クライミングロープの最大衝撃荷重って知っていますか

最近、ある登山用品店のカタログを見ていたら、クライミングロープ最大衝撃荷重が強度と記載されていました。これは誤解を受ける表現だと思い、ご存知の方も多いと思いますが、ロープの強度について少しだけ整理してみました。




通常、クライミングロープで強度と言われると、スリングなどの強度表示と同様な静的引張強度をイメージすると思います(8.Xmmのロープで2000kg弱程度)。これと最大衝撃荷重は全く意味の異なる数値です。
最大衝撃荷重は、ロープの衝撃を吸収する能力を表す数値で、できるだけ小さな数値の方が優秀なクライミングロープになります(通常8.Xmmのロープで500~600kg程度)。UIAAでは80kgの重りを墜落係数1.77という過酷な条件で落下させた時に生じる衝撃荷重を計測しています。
シングルで利用する10.Xmmよりダブルで利用する8.Xmmの方がよく伸びるため、衝撃吸収性は高いです。ただし、ロープが細くなると、伸びることによる衝突、岩角による切断等の危険性は高まります。

ちなみに、墜落時に最終プロテクションには、衝撃荷重の1.6倍の力が働くと言われています。過酷な墜落では1tonを越える力が最終プロテクションに働くことになります。このことから、ビレーポイントでは、500~600kg程度の強度を持つプロテクション(ハーケン、ボルト、カム等)を2つ以上セットすること、また、ロープスリングを利用するなら、最近は、6mmではなく1ton程度の静的引張強度のある7mmが推奨されることが理解できます。

詳しくはこちらをご覧ください
http://www.lostarrow.co.jp/support/ti_133.html


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