障害を持つ子供の親として、ベテランの部類に入ってきたわたしです。この手の話はほとんど動じないのですが、身近でちょっと重い話を聞いてしまいました。
たまたま娘の短期入院のとき、隣にいたかわらしい赤ちゃん。とっても愛くるしい子で、いったい何が悪いのだろうかと思っていました。なんと、肝臓が悪く、数ヶ月以内に生体肝移植をするそうです。そう言われてみれば、肌の色が多少黄色くなっていました。こんなに元気な赤ちゃんが肝臓を移植しないといけないのか、まだ生後4ヶ月だそうです。
もし、自分がこういった親の立場になったら、自分の肝臓を提供できるか、考えれば考えるほど重苦しくなってしまいます。
今の時代、親に相当なリスクがあってもNoという選択肢はないという風潮になっていると思います。このプレッシャーを感じながら、本当に躊躇無く、子供が元気になることを信じて肝臓を提供できるか、考え込んでしまいます。あるいは海外での移植しかないと言われて、とんでもない借金をして踏み切れるか、答えが出ません。
子供の脳死移植が未だに国内でできないばかりでなく、小泉政権以降、病気や障害を持つ子供のいる家族への資金的援助は相当削減され、家計までも圧迫しています。この子をどうしたら幸せにできるか、自分の人生はどうしていこうか、精神面で相当重い課題を与えられた若い親たちを、せめて政府はもう少し真剣に考えてバックアップしてあげてほしいです。
しばらく山とランは遠のいています
仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020
2008年9月24日水曜日
子供のいのち
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