しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2008年12月31日水曜日

年末の八ヶ岳、天気がとっても良かったです(本編)

大晦日の夜、この年末の八ヶ岳山行の記事をまとめました。

今年の年末の八ヶ岳は、気温も低く、風もきつかったのですが、とっても天気よいすばらしい冬山でした。

今回は、FunClimbクラブエドヤマさん、Sさん、Tさん、大学山岳部OBのMさん、そして私の総勢5名で、2泊3日の山行でした。ルートは少々変更もありましたが、結局以下のようになりました。



  • 12月27日;入山~赤岳鉱泉
    アイスキャンディでトレーニング

  • 12月28日;ジョウゴ沢~硫黄岳
    ジョウゴ沢を硫黄岳ピークまでつめることに拘りました。本来、裏同心ルンゼから横岳を考えていましたが、もう滝は雪で埋まっていることを知りルート変更しました。裏同心ルンゼは12月中旬までに登らないといけないようです。

  • 12月29日;地蔵尾根~赤岳、下山
    石尊稜~赤岳の予定でしたが、取り付きを間違えてタイムロスしたため、一般ルートの地蔵尾根に変更。アルパインクライミングのルート集に、「取り付きは中山尾根の急登が始まるところ」とありましたが、もっと手前が正解ですね。

 
  晴天の中、赤岳ピークを目指して登る。


2日目の午前中はすごい強風、そんな中ジョウゴ沢に取り付きました。この動画はジョウゴ沢大滝をリードするわたし(Sさん撮影)。


風は少々ありましたが晴天の中、地蔵尾根を下山する私たち。昨年の年末は、ここを吹雪の中下山し、ルートを途中見失って、登るときに設置した赤旗で助けられたことがうそのようです(下の写真は昨年の同じ場所、過去の記事はこちら)。

 






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●12月27日(入山~赤岳鉱泉)

     
前夜、でいつもお世話になっているエドヤマさんの車で東京から移動したわたしたち3人は、小淵沢の道の駅で泊まりました。大阪から夜行バスでやってくるSさんが名神の雪で大幅に遅れ、長野県在住のMさんはいつものようにゆっくりなので、わたしたち3人で、早朝、美濃戸口・赤岳山荘まで車で入り、赤岳鉱泉に向かって入山しました。遅れてきた人もいたので、時間節約のため結局テント泊は諦めて軽量化し小屋泊まりにしました(寒波の中だったので結果的に正解でしたが)。
-15℃程度に冷え込んでいたので、沢沿いに、雪の華がきれいに咲いていました(右の写真)。

         
左の写真は、赤岳鉱泉の近くから見える大同心大滝。中は、赤岳鉱泉近くでのんびりしていたカモシカの親子。右は赤岳鉱泉名物、人工氷壁「アイスキャンディ」。わたしたちは赤岳鉱泉に到着したらすぐにアイスキャンディでトレーニングを始めました。

    
左の写真は、アイスキャンディを登るわたし(エドヤマさん撮影)。アイスキャンディではドライツールでの登攀も行えます(右の写真)。


●12月28日(ジョウゴ沢~硫黄岳)

           
この日は、どんよりした曇りでかなりきつい風でした。そんな中をジョウゴ沢をつめて硫黄岳に抜けようと出発しました。左の写真は、ジョウゴ沢F2をリードする私。右の写真は、F2を越えて沢筋をつめていく私、正面に乙女の滝が見えてきています。いずれもエドヤマさん撮影。


   
左の写真はジョウゴ沢をつめていくエドヤマさん、こんな狭い場所があります。
中は、乙女の滝。右は、乙女の滝の隣のなめ滝。次回はこの滝を登ろうと思います。今回は強風でとても登れる状態ではありませんでした。


           
左の写真は、ジョウゴ沢大滝をリードする私(Sさん撮影)。右は、大滝を越えて、硫黄岳めざしジョウゴ沢をつめていくエドヤマさんとSさん。

   
ジョウゴ沢をつめていくと、途中から視界が開けてきました。気温は低く風もかなり強いですが、景色は最高です。わたしは持ってきた一眼レフ(フィルム)をザックから取り出し、撮影を始めました(左の写真、エドヤマさん撮影)。ちなみに、この記事に掲載している写真はすべてコンパクトデジカメの写真、フィルムの写真はかなり後になります。


強風の中、ジョウゴ沢のゴール硫黄岳ピークに到着したMさんとわたし(エドヤマさん撮影)。やはり、アルパインクライミングは、氷瀑だけ登って下るのではなく、ピークまで抜けるのが醍醐味ですね。次は、大同心大滝から横岳頂上をアタックしたいと思います。


●12月29日(地蔵尾根から赤岳、そして下山)

        
本来であれば、石尊稜に行く予定でしたが取り付きを間違えタイムロスしてしまったため、一般ルートの地蔵尾根から赤岳をアタックすることにしました。この日は、風もそれほど強くなく、天気は最高でした。

 
左の写真は横岳(大同心、小同心)。右の写真は、赤岳主稜を登ってきたパーティ。このルートのゴールは赤岳頂上でとても気持ち良さそう、3月に登ってみようと思います。

   
左の写真は、赤岳頂上でのMさんとわたし(Sさん撮影)。右の写真は赤岳頂上小屋。この小屋、強風に耐えるため壁が鉄板なんです。


赤岳頂上から見た富士山富士山はどこから見てもきれいな山です。

※今回の八ヶ岳のアルバムは以下
 http://photozou.jp/photo/list/63380/696390


4 件のコメント:

ER さんのコメント...

明けまして、おめでとうございます♪
八ヶ岳、お天気良くて気持ちよさそうですね~♪
今や私は、冬山に入れる体ではありませんが・・・来年(早くも^^)こそは、ガッツリとアイスクライミングがしてみたいです!!

榊原淳 さんのコメント...

>ERさん
今年もよろしくお願いいたします
八ヶ岳はアプローチが短いからそんなに体力はつかいませんよ。今年は、3月まで毎月八ヶ岳に通います。興味があればいつでも声をかけてください。1泊で入れます。
ゴールデンウィークは、白馬と岳沢の2カ所を欲張ってしまおうと思います。これも興味があれば声をかけてください。
そう、仕事で○島大学に何度か行きそうです。

エドヤマ さんのコメント...

榊原さん、八つお世話様でしたm(__)m
今度は一眼を背負ってあげたいと思います。
1月~2月はアイス強化月間と銘打ち、また行きましょう!

榊原淳 さんのコメント...

>エドヤマさん
こちらこそ、お世話になりました
冬山でなかなか一眼レフを出せることってないのですが、今回はラッキーでした。
アイス、ばんばん行きましょう