ASIA、今年の来日も、ついつい行ってしまいました。
2007年、2008年に続く、オリジナルメンバーでの今年の来日、ニューアルバムを引っ提げての来日でした。。。。
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来日前にタワレコでニューアルバムを試聴したのですが、今ひとつだったので今回の来日はあまり期待しないようにしてました。が、予想以上にだめでした。
まずびっくりなのが、会場が満席になっていないこと。二階席は販売しなかったようで、閉鎖、一階も後ろの1/3近くが空席でした。いくら当時のファンでも連続すると飽きてしまうのですよね。この状態は、呼び屋のウドーも大誤算だったでしょうが、ファンのわたしも大ショックでした。
さらに演奏の内容ですが、会場の席が空いているとなかなか盛り上がらないの常ですが、大御所ですからそこはカバーしてくれると思っていました。結果、一部の人は満足していたようですが、2007年の来日のような興奮にはとても及びませんでした。1万円近い出費は正直もったいないなと思いました。
John Wetten(ヴォーカル・ベース 元 King Crimson)の声が出ていない、Geoffry Downes(キーボード 元 Buggles)の影がない、だいたいこの二人、あいかわらず太りすぎ。
Steve Howe(ギター 元 Yes)も、見せ場のアコースティックギターソロは盛り上がりませんでした。唯一Carl Palmer(ドラム 元 EL&P)だけが会場を盛り上げていました。彼のドラムはほんとすごいですよ、ドラムソロって退屈することが多いのですが、笑いも取り入れて一番盛り上がっていました。
それと、新曲が多かったのでYESやEL&Pの曲の演奏は省略され、一番残念だったのは、Steve Howeが来日すると必ず演奏していたYes時代の名曲"Clap"と"Mood for a Day"は1フレーズも無しでした。
70・80年代ロックファンを狙った往年の人気バンドの来日は、連続した来日はなかなか難しいようですね。1回目はなつかしさで集客できますが、新鮮な新曲をなかなか出せないので、2回目以降はファンも興味が半減してしまうのですよね。来年はASIAの来日はないと思いますが、それぞれのメンバーがそれぞれのオリジナルバンドでもっと小さな会場で聞けたらいいですね。
今回、あまりに残念だったので、近いうちに、学生時代に行った全盛期のASIAのライブのオープニングを紹介したいと思います。
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