しばらく山とランは遠のいています

仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020

2007年5月31日木曜日

富士登山競争のトレーニングに、アンクルウエイトを購入

富士登山競争の練習用にと Ankle Weight を購入しました。
ちょっと、まじっぽいので、さすがに近所でランニングでつけて走ると気恥ずかしいですが、富士登山競争に出る以上、そんなこと言ってられません。



最初、通販で、2.3kgと記載のあったナイキの製品を購入したのですが、なんと片足2.3kgだったのでとてもランニングできる重量ではなくなく、下記のReebokの片足1kgの製品に交換しました(こんな勘違いするのはわたしだけでしょうか)。足首に2.3kgもつけるとランニングは筋力的にまず無理です。それに、走ってるうちにすぐに重さでマジックテープがはがれてはずれそうです。やはりランニングに使うWeightは1kgが限界ではないでしょうか。走るのではなく、歩いたり、足を上げたりするなどの筋力トレーニングにはそれ以上の重さでも問題ないとは思いますが。

実際にこの1kgの Ankle Weight をつけて走ると、ちょうどスポーツクラブのトレッドミルで10%の傾斜で走るのと同様な負荷を感じます。今のわたしには時速10kmで走るのが限界という感じで、自宅周りでのランニングの負荷増強には最適化かと思いました。また、こんなものつけると足の故障が心配ですが、足首につけて走るので故障の多い膝の負担も変わらず、単純に腰から下の筋肉の疲労がいつもよりきつかった程度です、今のところ。なお、購入した Ankle Weight は、マジックテープで装着するのですが、走行中に振動でくるくる回るので、皮膚の擦過傷が心配になります。そこは長目の靴下をはいて防御することにしました。

いずれにしても、近所のランニングコースではここまでして走る人は見かけたことがないので、足首が確実に露出する今の季節はちょっと恥ずかしいですね


2007年5月30日水曜日

マラソンのタイム自動記録 RCチップなど

最近のマラソンでは、ICタグを埋め込んだチップを身につけてタイムを自動計測する大会が増えています。IT化がこんなところまで進んでいるんだと、マラソン大会に出始めてみてびっくりしました。

有名なのが、靴紐につけるRCチップですね。
http://www.runnet.jp/rc/rcchip/


わたしのチップは、複数のレースでも利用できる自分専用のマイチップで色は黄色です。自分のチップを持っていない人はレースごとに黒色のチップを借ります。マイチップの場合、ゴール後にいちいち靴紐をほどいてチップをはずさして返さなくていいのが助かります(ゴール後はそんなことする体力・気力も使い果たしているのです)。

他にも、胸のゼッケンに四角いタグをつけるもの、ゼッケンにバーコードが印刷されていてこれをゴールでスキャンするものなどがあります。
ただ、胸につけるのは、ゼッケンがレース中にはずれたりするので不安です。
バーコードは、ゴールでのスキャンにかなり誤差がでます。大阪・淀川マラソンでは、一昨年は、ゴールでのバーコードスキャンに列ができて実際のゴールタイムと記録タイムはかなりずれていました。昨年は、ゴール時でタイムが記録され、そのゴールの順番でバーコードをスキャンしてゼッケン番号と記録を合わせるように改善されていました。でも絶対にICタグの自動スキャンの方がいいですね。バーコードスキャンは、ランナーがスーパーマーケットのレジで購入される野菜のようだし、ラップタイムはもちろん記録できません。

興味深いのは、ICタグによる自動計測から、いろいろな付加サービスが生み出されています。
途中のラップタイムが記録され、しかも、事前に登録したアドレス宛に、レース中に途中経過をメールで送るサービスがあります(富士登山競争)。
東京マラソンでは、レース中にWEBで各選手の途中タイムがわかる予定でしたが、そのサイトがレース中はあまりのアクセスでダウン。来年はしっかりサーバを増強してほしいです。
その他、ゴール時点で写真を自動的に撮り、それを完走証に印刷してくれるレースもありました(篠山マラソン)。
ちょっと不思議だったのが、ICタグを利用しているのに加古川マラソンではネットタイムを提示してくれませんでした。市民マラソンはゴール前の渋滞で1、2分は必ずロスしますので、これを差し引いたネットタイムが市民ランナーには重要です。なんとかしてほしいですね。一方、東京マラソンではネットタイムは出ましたがスタートラインを過ぎても大渋滞でしたから、ここにもロスタイムはありました。が、これはさすがに計測することはできませんね、大きな大会はこれは仕方がないです。


2007年5月29日火曜日

山の便利グッズ スノーペグ(自作)

雪山でテントを固定する場合、学生時代は、重い竹製のスノーペグなどを持っていったものです。
最近は、ピッケルで四隅を固定したり、ザックなど荷物の重さでテントを固定し、スノーペグはあまり利用しないようです。ただ、わたしの場合は、テントを張ってそのまま近くのピークを登りにいくことも多いので、ピッケルやザックが利用できないことがあります。
そこで、登山用品店でさんざんスノーペグを探しましたが、夏用のペグしか見つけることはできませんでした。Expert of Japanの製品にスノーペグがありましたが、店頭では見つけることはできませんでした。
そこで、アルミのアングルとリベットをホームセンターで購入し、自作することにしました。割りばし程度の長さの二本のアングルを十字にして雪の中に埋め込むとデッドマンのようにかなり強く固定されます。アングルなので強度もあり、しかも軽量です。


左が使用時、右は収納時


雪山用テントシューズ

雪山のテント生活ではこのテントシューズ(当時は象足と呼んでいた)があるととても快適です。足が冷えないし、テントから雪の中に、このテントシューズでそのまま出ることもできます。
写真のテントシューズは、学生時代のカラコルム遠征のときにユニチカから寄付していただいたディンカム素材を利用したダウンの特別製です。
ディンカムは当時ユニチカが大々的に売り出した透湿性素材で、テントシューズには残念ながら足底に使っています。正直に言ってディンカムは透湿性能に問題があったので、今は見かけることはありません。ただ、当時のメンバーにとってはたいへん思い出深い山グッズなので、全員、このテントシューズをまだ持っているのではないでしょうか。


インナーダウン

防寒具は意外に嵩張ったり、重かったりします。
昔はウールのセーターを持っていきました。最近はフリースのジャケットを利用していましたが嵩張るので、生地にブレスサーモを利用したインナーダウンを購入しました。畳むと手のひらサイズになり、クライミングの確保中の防寒具としてポケットにいれておくこともできます。


MIZUNO ブレスサーモ ダウンライトウエイトジャケット(73MM922)
生地に発熱性素材を使ったコンパクトなダウンジャケットです。価格も安くコストパフォーマンスは抜群です。色の種類がもう少しあったらいいのですが。
                                                                                                                                                           

雪山用登山靴

雪山用登山靴はとても大切なクライミング用具。
学生時代はちょうどブラスチックブーツが登場してきて、遠征にはLOWAのチベッタを使いました。ただ、数年前に段ボール箱からこの靴を取り出すとなんとバラバラに崩壊していました。
雪山に復帰して、まず、登山靴をどれにするか相当悩みました。
プラスチックは古くなると壊れるのでもう時代遅れ、
革製は手入れが面倒、
結局、最近出てきた特殊な布製でGore-TexをラミネートしたHANWAGの靴にしました。


HANWAG EXPLORER GTX
この靴の性能や機能の説明はむしろ輸入代理店のサイトより、登山用品店のサイトの方が遙かに詳しいです。輸入代理店にはもっと頑張ってほしいものです。
この靴ですが、クライミング中の足のサポート、蒸れ、軽さなどは満足いくものです。ただ、靴紐の締め方によって、どうも私の足の小指つけ根あたりが当たります。アイゼンで山を下るときその部分が痛みます。靴の形を変えようと保管中に靴の中に詰め物を入れたりもしましたが、革製品と異なり靴の形の微調整は簡単にはできそうにありません。いろいろ試行錯誤した結果、靴紐の閉め方で避けられることがわかってきました。靴の中で足の一部に荷重が集中しないように甲の部分は比較的緩く、足首からはきつく締めて、下りでも足の先の方が靴の内側にできるだけ密着しないようにしています。


山の便利グッズ スノーショベル

スノーショベルはできるだけ軽くしたいもの。
ピッケルのシャフトにねじ締めで取り付けるタイプを愛用しています。
この手の製品は学生時代からありましたが、運ぶ間にねじがはずれてなくなったり、雪かきに利用しているときにすぐにピッケルからはずれたりすることが多かったことを記憶しています。
そのため、この製品のねじ部分はねじが外れないように、先端を接着剤で固めたりして工夫しています。稜線に出る直前に雪庇を崩すようなルートや雪洞を利用する山行には本格的なスノーショベルを持って行った方が無難かもしれません。


Expert of Japan Red Pad
この製品は四隅に穴があるので、スリングを通してデッドマンとしても利用できます。


2007年5月28日月曜日

山の便利グッズ サングラス

雪山での日ざしはとてもきついです。
メガネを必要とするわたしは、サングラスでいつも悩んできました。
メガネをするだけでもかなり紫外線は避けられるのですが、それだけでは雪目が心配です。

度付きサングラスはレンズの中心の色が薄くなるので格好悪く高価。
メガネに取り付けるフリップアップタイプはダサイ。
ゴーグルは普通の雪山では蒸れるし、重装備すぎる。
いろいろ悩んで、オーバグラスにしました。学生時代にはこんなものはありませんでした。メガネをつけたまま装着できて、登りで顔に汗をかいてもまったく蒸れませんでした。
ただ、日本の雪山ではこれで大丈夫だと思いますが、高所での低温にどれくらい耐えられるかが心配です。カラコルムの7000m峰の頂上近くでサングラスのフレームが折れてしまった経験がありますので気になります。


SPORTS AIZER RACING AS-112
このオーバグラスはずり落ちなく、蒸れも少ないです。
ケースは意外に丈夫で、無理に荷物を押し込むザックの中でも未だに壊れていません。
でも一番の特徴は、やはりその価格です。IBSで購入したのですが、SWANSなどの有名ブランドと比較して半額程度でした。


山の便利グッズ デジカメ用の防水携帯ケース

デジタルカメラ用の防水ケースです。少々雨が降っていても、首からぶら下げていつでもすぐにカメラを取り出して写真が撮れます。ポンチョ形式ですから取り出しがとてもスムーズですし、防水も十分です。
モンベルのアイデア商品で、愛用しています。



mont-bell Compact Camera Poncho (#1123480)


山の便利グッズ LEDのランタン

山では、テントの中の灯りにこれまではローソクを利用してきました。
ただ、ローソクは比較的重く、決して安くありません。また、よくテントの中で倒してしまいます。昨年の夏山でローソクを倒してテントを少しだけ焦がしてしまいました。そんなこともあって軽量のLEDの灯りを探していたら、ちょうどよいものがありました。ローソクのような独特の暖かみはありませんが、LEDですから明るく電池も長持ちし、手軽に使えてとても便利です。
※ついに、車のヘッドライトも近い将来LEDを利用したものが出てくるようですね。


National ワイドパワーLEDマイクロランタン BF-441BP
単4電池4本利用しますが、重さはそれを含めてたった110g
つり下げ用フックがついているので、テントの天井にぶら下げることができます。


軽量のシュラフカバー

これまで、シュラフカバーは学生時代のカラコルム遠征で日東電工から寄付でもらったミクロテックスという透湿性素材の製品を使っていました。ただこの製品は、他のGore-Tex製品などと同様に3層構造のため重量が600g程度あり、さらに畳んでも嵩張りました。
そこで、軽量のシュラフカバーを探していましたが、モンベルの製品に極端に軽量で小さな製品を見つけました。重量はなんとたった190gです。ただ、2層構造なので単体での利用はできません(中の透湿性素材のレイヤーが破れてしまう可能性があります)。


mont-bell BREEZE DRYTEC Ultra Light Sleeping Bag Cover Wide-Size
モンベルのブリーズドライテックは通気性がGore-Texより高いことに特徴があります。シュラフカバーは耐水性より通気性を優先すべきなので、この素材の方がGore-Texより優位と言えます。モンベルショップの店員さんもそのように説明されていました。この製品は、軽量化のためにサイドジッパーがありません。そのため、この中に入り込むのに少々苦労はします。


これまで使っていたミクロテックスのシュラフカバーとの収納時の大きさ比較。後方が、新しく購入したシュラフカバーです。圧倒的な大きな差があります。


雪山用の羽毛シュラフ

今まで化繊のシュラフを使っていましたが、重く、畳んでもあまり小さくならないので、さんざん悩んだあげく、ついに五月の後立山連峰に行く前に羽毛のシュラフを購入しました。これが大人買いというやつですね。

ただ、冬を想定して購入したので五月の雪山には少々贅沢で、結局、暑くてシュラフの口を閉めることなく、頭を出して寝ました。このシュラフは夏山には使えませんね。


mont-bell Ultra Light Alpine Down Hugger #1
値段も他社製品と比較して安価で、とても軽いのでこれを購入しました
足先が絞れるなど細かい工夫がモンベルらしいです。


mont-bell Compression Stuff Bag S-Size
店員さんのお勧めで、シュラフをベルトで締めて小さくたためる袋を購入しました。この中にはダウンジャケットもいっしょに詰め込みます。ふくらんだシュラフを朝急いでシュラフ袋にいれるのはたいへんなんですが、この袋を使うとすばやく小さく畳むことができます。
ちなみに、モンベルの羽毛シュラフには、大きなStorage Bagが付属していますので、通常の長期保管にはそのバックにいれておきます。


雪山用スパッツ

わたしの雪山用のロングスパッツです。
ロングスパッツを選ぶにあたって、実際に自分の登山靴にうまくフィットするかチェックした方がいいです。わたしの場合、靴が思ったよりも大きく、最初にお見せの人に選んでもらったサイズではジッパーが閉めれることができませんでした。結局ワンサイズ大きなものに交換してもらいました。
また、昔のようにゴムのベルトでスパッツを靴底に固定していませんので、昔のような予備のベルトを山に持って行くのはあまり必要がないかと思います。
ちなみに、最近のクライミングパンツには、雪が靴に入らないように簡易なスパッツがパンツに付属しているものがあります。こういったパンツには八ヶ岳でアイスクライミングをする程度であれば、ロングスパッツは不要かもしれません。


RIPEN FRONT ZIP GAITER
Gore-Texを利用し、生地もしっかりした製品です


 


2007年5月27日日曜日

冬用クライミングジャケット

冬用のクライミングジャケットを購入しました。
昨年、八ヶ岳の稜線にあがった時に、風がきつく、Gore-Texの雨具では少々役不足だったので今年、1月に八ヶ岳に行くときに思い切って購入しました。
登山用品店に何度も通い、かなり迷った結果、下記を購入しました。


Phenix mp DIAPLEX All Weather Jacket
DIAPLEXという透湿性素材を利用したジャケットです。
Phenixというとスキーウエアというイメージで山屋は敬遠してしまいますが、North Faceと比較して安価であることと登山用具店の、野口健が使っているウエアということで購入してしまいました。
機能的には上下ともよく工夫されており、便利にできています。伸縮性もあるので、クライミングで足を引っ張ることは少ないと思います。ただ、かなり重装備のウエアなので重量はそこそこあります。あくまでも冬山用としての利用になります(五月にはちょっと重装備すぎますね)。

DIAPLEXはGore-Texのような耐水性を特徴とするのではなく、透湿性を特徴としているので冬山には適した素材だと思います。実際今年利用した八ヶ岳では、それほどハードな登りをしていないので、その透湿性を実感したわけではないですが。
透湿性素材の説明や比較が下記のサイトにとてもよくまとまっています。
http://www.geocities.jp/chonai_yama/catalog/goretex.html


 


2007年5月26日土曜日

富士登山競争山頂コース募集が締め切られました

富士登山競争の山頂コースの募集が5月20日に定員2500名に達したので締め切られたそうです
参考;富士吉田市役所富士登山競争Webページ
すごい人気ですね
わたしみたいに完走できなかった人は何度も挑戦しますしね
富士吉田市役所の前でのスタートがとても盛り上がるので今から楽しみです
ただ、昨年のように会社のスタッフを無理やり参加させようと思っていたのですが、今年は一人ですからちょっと寂しいですが

ちなみに五合目コースはまだ募集中とのこと


2007年5月25日金曜日

ランニング記録 5月20日から25日

今週は、75.6km走れたので、まずまずの一週間でした。
でも、体重が変わらないのが気がかり。
富士登山競争まであと2ヶ月。


20日日曜日、自宅でアップ&ダウン・コース15.5kmを走る。本当は30km走るつもりだったのが、そこまでテンションを上げれず。

21日月曜日、 気分がのらないのでサボりました。


22日火曜日、モンベル六甲店でボルダリングした後にティップネスで走るつもりでした。が、今日はボルダリングでまったく進歩がなく、意地になってしていたら夜遅くなってしまい走れませんでした。ボルダリングはしばらくまた壁が続くかな。


23日水曜日、早朝、自宅で10kmのラン。


24日木曜日、早朝、自宅でアップ&ダウン・コース15.5km。岡山へ日帰り出張の後、夜ティップネス六甲店で傾斜10%をゆっくり10km走る。これで2日間サボった分の距離を挽回できたかな。


25日金曜日、朝からきつい雨、それで、今日は昼休みに梅田のティップネスで傾斜10%を時速10kmで走る。まずは、手すりを持ちながらでも時速10kmで1時間継続出来ることを目標、とりあえずこれはクリア。
夜は、20時からモンベル六甲店でボルダリング。また、一つ赤テープ5級のルートが登れるようになった。赤テープ12本中7本制覇。ここからの難易度は相当高そぅ。

26日土曜日、早朝自宅で10kmのラン。その後六甲山で富士登山競争に備えて少しだけ上りの練習。昨日の雨とちがって、今日は真夏の日差し。



曜日

距離 km

時間

時速 km

累積距離 km

5月20日


15.5 

1:32:31 

10.1 

5,546

5月21日






5,546

5月22日








5,546

5月23日


10.0

0:55:00 

10.9 

5,556

5月24日


15.5+10.0

2:55:00 

8.7 

5,581

5月25日


10.0

1:00:00

10.0 

5,591

5月26日


10.0+4.6

0:59:30+?

10.1+?

5,606

週間合計距離

75.6 

地球一周到達度

14.0%

※体重; 62.8kgからスタート、週末に62.6kg 
    ほとんど変わっていない。でも体脂肪率は15%を切ったので
    そろそろ減り始めるかな。
※月間累積走行距離(5月);206.2km

2007年5月24日木曜日

アイスバイルとアイゼン

雪山のシーズももう終わり、この冬使った雪・氷用クライミンググッズを紹介します


PETZL T10 SARKEN(サルケン)
今年、アイスクライミングのために購入しました。
前爪は縦爪で、ミックスクライミング用です
氷はやはりモノポイントが氷が壊れず八ヶ岳では主流ですが、
氷だけするつもりはないので、どうしても抵抗があり、二本爪にしました。
氷専用のアイゼンは結構重いのですが、これは比較的軽いです。
ただ、やはり爪は長めなので、通常の歩行はそれを意識しておかないと躓きます。


PETZL U10M AZTAR M(アズター マルトー) 
            U10P AZTAR P(アズター ピオレ)

アイスクライミング用に購入したバイルです。
八ヶ岳の主流はリーシュのついていないカーブの大きなバイルですが、わたしはミックスでも利用できるように比較的カーブの少ないものにしました。この程度のカーブであれば、堅い雪にもシャフトを差し込んでビレーポイントに利用できます。最近はリーシュ付きのバイルはあまり人気のないせいか、価格も最新のものと比較すると安めです。
講習会でバイルに関してはいろいろアドバイスをもらい、自分で改良しています。
バイルのピックは、ヤスリでかなり鋭くしました。氷への刺さり具合はこれで抜群によくなりました。氷に堅く刺さるときの「ビーン」という振動が気持ちいいです。ピックを研がないで使っていたときは、氷がすぐに壊れてなかなか固定できませんでした。なお、運ぶときに怪我をしないようにビニル製のパイプで保護をしています。
シャフトの手を握るところの人差し指と小指の部分はナイフでゴムを削って、手の握力がなくなってもバイルが回転しないように工夫しています。
ちなみに、氷に堅くピックが刺さったときに、無理矢理抜くとその勢いで顔にバイルがぶつかり、顔を切ったりするの要注意です。


Black Diamond のアイススクリューです
まだ、リードで登っていないので、実際には使っていません。


以下は縦走用の道具です


KAJITA KAJITAX
学生時代に使っていた長めのピッケル。
28年も前に購入したものです。ただこのシリーズ未だに現役で売られていますし、山でもよく見かけます。当時はかなり軽量の部類でしたが、今はKAJITAXの2/3以下の重量のものもありますね。体力が落ちてきたら、軽量のピッケルを新調しようと思っています。今は、このピッケルにとえも愛着があり、縦走のときはこれが体にフィットしています。ちなみに、シャフトのゴムは当時アイゼンの団子雪をとるためにアイゼンを何度もたたいているので、ボロボロになっており、ビニルテープで補強して使っています。


KAJITA KAJITAX LXT12
縦走用に購入したアイゼン。学生時代のものも使えそうでしたが、やはりワンタッチで装着できることとスノープレートと一体になっていることで新調しました。いろいろ他社製品とも比較しましたが、軽さと価格それとKAJITAという安心感でこれに決めました。学生時代に悩まされたアイゼンに高下駄のよゆに付着した団子雪からこれで解放され、安全性も高まっています。


2007年5月23日水曜日

ランニング用の手袋、アームウォーマー

ちょっと季節はずれの話題
冬もののランニングウエアを片付ける前に、この冬に活躍してくれたグッズを紹介


寒い冬は、手袋は必須ですが、ランニング中は手は汗をかくので発熱性の素材を利用したものが良いです。わたしはミズノのブレスサーモという素材を利用した手袋を利用しています。水にぬれると発熱するという素材で、洗濯も普通にできますし、薄くても暖かいのでとても気に入っています。雪山の手袋、下着もこの素材のものにしています。




冬のレースは、半袖のシャツとアームウォーマか、長袖のシャツにするか悩みますよね。
昨年末12月にあった加古川マラソンでは、レース直前まで悩みました。かなり天気がよかったので、多少は寒かったのですが、温度調節がしやすい半袖のシャツとアームウォーマにしました。結果ははじめて3時間30分を切れたので選択は成功でした。
その後にあった2月の東京マラソンでは、雨で気温もかなり低かったので迷わず長袖にしました。
ちなみに、アームウォーマもミズノのブレスサーモです。


 


2007年5月22日火曜日

ランニング用の帽子、イアーバンド

ランニングでは、夏は帽子、冬はイアーバンドが必携。

ただ、なぜか今年2月の東京マラソンでは帽子を使いました
雨でめがねが濡れて前が見えなくなると思って使ったのですが、これが大正解でした。

帽子は、メッシュタイプのものが蒸れずに使いやすいです。ただ、レースでは小さくたためるようなタイプものがあるといいですね。曇りになったらじゃまになってきますし、蒸れが気になってきたら外したくもなります。また、東京マラソンのようなこともあるので、冬のレースでも念のために持って行った方がいいかもしれません。

イアーバンドは濡れても暖かいものがいいですね。これは暑くなってきたら丸めてランニングパンツのポケットに仕舞うことができるので冬のレースには最適です。


お気に入りのFILAのイアーバンドとアシックスの帽子


2007年5月21日月曜日

ふくらはぎのストレッチ、テーピング

ランニングをすると必ずといっていいほど、足の故障に悩まされますが、ランニングを1年半ぐらいいろいろ続けて、最近はほとんど故障がなくなりました。

わたしのストレッチは、「ホリスティック医科学ケア」で教えてもらったセルフストレッチの方法で主に以下の部分に対して行います。
・ふくらはぎの腓腹筋
・太もものハムストリング
・お尻の梨状筋
・腰の腰方形筋、広背筋
その他、いろいろな本を読んだり、シューズのショップのアドバイスをもらいましたがランニングでもっとも重要なのはふくらはぎの腓腹筋のストレッチだと思います。
ここが堅くなると足首が曲がらなくなり、ショックが吸収できず、いろいろなところが痛くなってきます。足首、膝、腰、背中などなど。
ふくらはぎのストレッチは、もちろん道具なしでもできますが、下記のストレッチ用のボードを使うととても効果的です。洗面所などにおいて、毎日の習慣にするといいですね。このボードですが、通販などで1万円くらいでよく売られていますが、わたしはCO-OPで数千円で手にいれました。





こんな努力をしていても、やはりレース前に練習量を増やしたりすると痛みが出てくることがあります。東京マラソンの前は、今までまったく痛まなかった膝が痛くなってしまいました。それで、ニトリートのひざかんたんというテープを使いました。簡単に貼れるので便利です、ちょっと値段が高めですが。
その他、痛みが出たら自己流で痛い箇所をテープで締めて走ることもあります。これだけでもずいぶん効果があります。でも痛くなったら練習量を減らしたり、外でのランニングは控えてスポーツジムのトレッドミルで走るなどすることの方が大切ですね。


2007年5月20日日曜日

ランニングで故障したらここに、効果てきめん

ランニングやマラソンをすると足、腰、背中が次々に故障してきます。ストレッチが足らないのが最大の原因ですが、一度痛みが出るとなかなか直りません。これでランニングを辞めてしまう人も多いと思います。
わたしはこれを克服するために、スポーツクリニックを見つけました。
もちろん、シューズ・靴下、テーピングも大切ですが、痛みを早期解消するためにはやはりスポーツ専門のクリニックですね。


ランニングやスポーツで故障したら、兵庫県の方は、是非、神戸の板宿駅の近くにある有限会社ホリスティック医科学ケアに是非行きましょう。 東京にもホリスティック療法で治療してくるところはあるのではないですか。


痛みの原因を理論的に丁寧に教えてくれて、関係する関節を一つ一つ動かしてくれ、40分ほどマッサージしてくれます。そして毎日のストレッチの方法も教えてくれます。わたしはここで何度もランニングの痛みを解消してもらいました。
オリックスのスポーツ選手もよく来るそうです。


予約が必要で、行くときはスポーツウエアが必携です。


電話 078-739-5561

兵庫県神戸市須磨区前池町3丁目2-3

最寄り駅;山陽電鉄あるいは神戸市営地下鉄板宿駅

 


参考;Google Map


2007年5月19日土曜日

ランニング記録 5月13日から19日

今週は、富士登山競争に向けて本格的なトレーニングを開始しようと思い意気込んでいましたが、週末までには息切れてしまい、土曜日はさぼってしまいました。

あと、2ヶ月半、頑張らないと。



13日日曜日、夕方に自宅のアップ&ダウン・コースを15.5km走る。

この日の日中は暑かったせいもあって、夕方に何人も外に出てきて走っていました。

涼しく気持ちのよいランニングでした


14日月曜日、早朝にランニング。昨日の疲れがあって足が重いのでゆっくり走る。


15日火曜日、早朝は、東京出張の資料づくりがあって走れず、夕方東京で営業が終わってから五反田のティップネスで走る。五反田のティップネスに設置してあるトレッドミルは他のティップネスと比較してなかなか表示がおもしろい。


16日水曜日、朝、ティップネス新宿のトレッドミルで5kmだけ走る。

夜は、中野島のPUMPでクライミング。今日は、5.9、5.10aをテンションなしでリード。

5.10cは休み休みのリードでまだまだこのレベルのリードは難しい。

今日はかなり仕事のストレスがたまっていたが、クライミングは良い治療薬。


17日木曜日、早朝トレーニングができず、夕方、帰りの新幹線を最終にして新宿のティップネスでトレッドミルの傾斜を10%にし10km走る(1000mを登ったことになる)。その後、傾斜3%で5km走る。まだ、途中で何度も手すりをもってしまったり、歩きが入ってしまったりするので、富士登山競争にはまだまだかな。


18日金曜日、事情があって今日は会社を休む。ただ、夕方、いつものモンベル六甲店の2階にあるジムでボルダリングし、そのあと、ティップネスで8.5kmを時速13kmで走る。ボルダリングでは新たに2本赤テープ5級が上れるようになった。これでモンベルの赤テープは半分くらい制覇できたか。ボルダリング・ランニングの連続メニューは、全身トレーニングでとっても気持ちが良い。


19日土曜日、昨日の疲れが抜けていなかったので今日はトレーニングをさぼってしまう。体の疲れが抜けないときは無理をせず走らないのが長続きのコツ。無理をするとすぐに故障をしてしまうので。



曜日

距離 km

時間

時速 km

累積距離 km

5月13日


15.5 

1:18:57 

11.8 

5,482

5月14日


10.0

0:54:51

10.9

5,492

5月15日


10.0

0:50:00

12.0

5,502

5月16日


5.0 

0:21:30 

14.0 

5,507

5月17日


15.0 

1:30:00 

10.0 

5,522

5月18日


8.5 

0:39:20 

13.0 

5,530

5月19日










週間合計距離

64.0 

地球一周到達度

13.8%

※体重; 62.8kgからスタート、週末に62.5kg 
禁酒の日が一日も持てず、カロリー過多。
※月間累積走行距離(5月); 130.6km

2007年5月18日金曜日

ウインドブレーカー

 昨年、富士登山競争用に購入したモンベルのウインドブレーカー
「U.L.ウインドジャケット」です
なんと、70gでとっても小さくたためます。十分、ウエストポーチにも入ります。
写真からその薄さもわかりますよね。
昨年の富士登山競争はレース本番にも持って行きましたが、今年はこれさえも軽量化していこうかと悩んでいます。でも頂上まで上がれたらとっても寒いのですよね。練習にはとりあえず持って行きます。



2007年5月17日木曜日

ランニング用ウエストポーチ

長距離のランニングをするときはウエストポーチを使っています
レース用と練習用の2種類を持っていますが、どちらも new balance の製品です


まずは、レース用にできるだけ軽いものを探しました
ティッシュ、あめ、小銭などをいれます
雨が降りそうなときは、ビニル製の簡易ポンチョをいれます。
練習のときは、携帯電話、iPodもいれます。

                     ▼ここにボトルを入れます
 
こちらのポーチは富士登山競争用に購入したのですが、少々重いのでレースには使わず、暑い時期の長時間の練習に使います。500mlのペットボトルが1本入ります。ボトルを入れられるポーチはたくさんありますが、おしゃれなものが少なく、かなり探してこの製品に決めました。
ただ、中身が満杯のボトルを入れながら走るのは重さで揺れてなかなかたいへん。走りながら途中の自動販売機でドリンクを購入し、飲みながら中身の少なくなったボトルを入れて走るような形で利用しています。


2007年5月16日水曜日

ランニング用の時計


わたしのランニング用の時計を紹介します。


左;TIMEX IRONMAN W-89
右;CASIO PHYS GPR-100


最初の時計が、
TIMEX IRONMAN W-89 50LAP
この時計、山用に買ってランニングにも使っていたのですがいくつか欠点がありました。一番困るのはLAPは50本まででメモリは1本だけなことです。これでは毎日走る人にはあまりに貧弱でした。
それと、ストップウォッチのSTOPボタンが手の甲側(向かって右側)にあり、通常のマラソンでは問題ないですが、手を使う富士登山競争等ではこのボタンをときどき圧迫してしまい、気がついたら止まっていることが何度もありました。
あとはよくあるデジタル時計ですから、良いのですが、この二点だけはいただけません。


次に購入した時計が、ハートレートモニター付の
CASIO PHYS HEART RATE MONITER LAP MEMORY 200
ヨドバシカメラのポイントで手に入れました。胸にセンサーをつけて脈拍数を計る流行のタイプです。ボタンの位置や押し具合、表示文字の大きさなどとてもよく気にいっていました。ただ、半年くらい使って、どこかで行方不明、、、、
探しまわったのですが、結局見つからず、今は胸のセンサーだけ残っています。
脈拍を測るのは最初は面白かったのですが、そのうち、だいたい自分の状態がわかってくると興味がなくなり、実際にはあまり脈拍を計測しながら走ることはありませんでした。脈拍数がわかったからといってそれで走行中にスピードをコントロールしたりするようなことをしないので、どう使うのがいいのか。が、時計の形状がよかったのでとても残念です。

そして今使っている時計が、GPSで距離や速度が測れる
CASIO PHYS GPR-100
ヨドバシカメラで2万円弱で売っていたので衝動買いをしてしまいました。
GPSを利用すると電池が2時間程度しか持たないのでレースには使えませんが、普段のランニングでペースを見ながら、出張先のランニングで距離を測りながら走るのには便利です。電池の関係上、残念ながら長時間のトレーニングやマラソンは初代のTIMEXを利用しています。
いずれにしても、この手の商品、まだまだ改良しないといけないところがありますね
・電池の持ちがせめて5時間くらいあると
  市民ランナーのレースに使えるのですが
・まだ重いですね
・速度の精度が走行中かなり上下する、
  最終的な平均速度はそこそこの精度ですが
・衛星電波の取得に時間が5分以上かかり、
  さらに走行中にときどき衛星を見失ってしまう
 充電中のGPR-100
ところで、カシオのホームページを見ましたが、PHYSのコーナーにこの時計が掲載されていません。以前はありました。ひょっとしたら、製造中止?。
http://casio.jp/wat/PHYS/

ということで、次のレースにはもうひとつ時計がほしいなと思っています
・LAPメモリが50本以上
・ストップボタンなどの操作性の良いもの
 (間違ってストップボタンが押されないように)
・表示文字ができるだけ大きく、はっきり見える
・できたら、LAP時間と時刻が並列で表示される
 まだそんなの見たことがないですが
・できるだけ軽い

カシオかセイコーでしょうか、やはり。
候補
http://casio.jp/wat/PHYS/run_500.html
http://casio.jp/wat/PHYS/run_60.html
http://www.seiko-watch.co.jp/psx/about/speed.html#runners



★最新の時計の記事はこちらです
  
2009年5月14日「ランナーと山屋を支える腕時計」
  この時計のチョイスがベストだと思いますよ!


 


2007年5月15日火曜日

ランニングシューズを購入するなら

快適なランニングはやはりシューズ。
わたしは、レース用シューズは必ず以下のお店で購入します。


アスリートクラブ
http://www.athlete-club.co.jp/index.html
東京は神田にあります


店長の三宅さんは元NTTで趣味のランニングからこんなお店を北海道から始めたベンチャー経営者だそうです。とても丁寧にアドバイスをしてくれます。足は三次元計測しして、インソールをオーダメイドしてくれます。足の形やランニング経験、記録をみて適切な靴も選択してくれます。


わたしはいつもレース用のシューズはここで購入します
最初は3時間50分台だったわたしが、東京マラソンでは自己最高の3時間24分で走れたのもこの靴が大きく貢献していると思います。


ただ、購入するとインソールをあわせて2万円くらいしてしまうので、ちょっと高いですが、楽しくレースをするには靴はとても大切なので。ちなみにすり減った靴底は修理してもらえます。


ちなみに、ホノルルマラソン前はオーダがすごいので出来上がるまで結構日数がかかります。早めにオーダーした方がいいです。



初代レース用 new balance 823 
靴底がかなり減ってしまったので現在は練習用に利用しています。
この靴にして、マラソンで足首がまったく痛くなくなりました


初代シューズのオーダ・インソールと修理した靴底 
インソールは足の指のあとがしっかりついています。このインソールがとても大切なんです。
レース用のシューズは靴底が薄いのですぐに減ってしまいます。減りの激しい部分にゴムを貼り付けています


 
現役レース用シューズ
ASICS TARTHER TJROO4

この靴で東京マラソンを走りました。
このシューズは、レースとレース前の練習だけに利用しています。とても軽くて、グリップも強くて走りやすい大切なシューズです。


 
練習用シューズ
MIZUNO WAVEイダテン

このシューズはインソールはオーダメードしていません。主に20km以下の練習に利用しています。
今年の富士登山競争はこのシューズで走る予定です。富士登山競争は下りで靴が火山灰でぼろぼろになりますので、この大会を完走して引退させるつもりです。ちなみにこの靴はアルペンで買いました。






そう、ランニングシューズを購入するときは、サイズに注意してください。
わたしは、普段25.5cmのサイズですが、普通の靴はサイズ表示より大きめのサイズだそうで、ランニングシューズは、1.5cm大きいサイズの靴を購入します。小さなサイズのシューズを履くと必ず足の指のつめがはがれます。地面を蹴るときに靴の先に爪が圧迫されるからです。また、最近は足の幅が大きな靴がありますが、自分で足幅が広いと思っていても実は狭いケースもあるので、いずれにしても何足も履いてお店の人と相談し十分納得して購入してください。


PS. 最近銀座にアシックスのランニング専門店ができたとか。練習用シューズはここで試しに購入してみようかなと思っています。足の3次元測定もしてくれるそうです。
銀座8丁目外堀通り沿い リクルート・ホテル日航前にあるそうです
http://www.asics.co.jp/running/store/


 


2007年5月14日月曜日

富士登山競争のコース写真(試走)

昨年ですが、富士登山競争のコースを試走したときのコース写真を紹介します。やはり馬返しまでのランが勝負ですね。

087頂上鳥居(ゴール)CIMG0921
087頂上鳥居(ゴール)CIMG0921 posted by (C)さかき


アルバム(コース各写真)
http://photozou.jp/photo/list/63380/143729


2007年5月13日日曜日

富士登山競争に備えてランニングコースの変更など

富士登山競争モードに今週から入ります 富士登山競争は、7月27日金曜日に行われます。今年でもう60回にもなる伝統ある山岳マラソンです。富士吉田市役所前から早朝にスタートし、4時間30分以内に山頂に到達しなければなりません。水平距離は21KMでたいしたことはありませんが、高低差がなんと3000Mです。この大会を完走すると市民ランナーの勲章になると言われるため、全国から足自慢の市民ランナーが集まります。わたしは、昨年、本8合目の関門で1分足りずリタイヤとなってしまい、その屈辱を今年は確実にはらしたいと思っています。


http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=1709



今週からトレーニングコース等を変更して富士登山競争に備えます。

・自宅のランニングコースの変更。 
  アップ&ダウンのコースを加えて15.5kmのコースに変更します。
   
参考;Google mapでもコースを紹介しています
 
・スポーツクラブのトレッドミルの傾斜アップ 
 傾斜10%時速10kmを1.5時間継続することを目標にしていきます(1500mの登り)。


・減量4Kg  
 やはり、速度にもっとも効果のあるのは減量です
 お酒を減らして、なんとか目標を達成しようと思います


  6月に入れば、現地で練習の予定(土日となるとそんな人がたくさんいます)


2007年5月12日土曜日

ランニング記録 5月6日から12日

 5月6日からの週は、6日に下山のあと麓の白馬に宿泊、その後松本に移動をして仕事をして松本に宿泊、8日の夕方に東京に移動して、10日に神戸に戻りました。


今週のトレーニングは出張先でなかなか気持ちの良いランニングができました。

7日は、早朝白馬の姫川沿いを後立山連峰を背景にランニング

     夕方(ほとんど夜でしたが)、松本の薄川沿いをランニング

8日は、早朝に同じく松本の薄川沿いをランニング

    ただ、その後は、風邪で喉を痛めてしまい、

           トレーニングは控えました。

12日は、体調ももどってきたので、早朝に自宅で軽くランニング。

    そのあと、クライミングジムで汗を少し流しました


体調がよくなかったので距離が稼げず、少々体重の増加が気になります。ただ、クライミングジムで新たな赤テープ(5級)のルートが登れるようになったので少しだけ気分がいいです。


来週からは、いよいよ再挑戦の7月末にある富士登山競争に備えて、斜度のあるコース中心にしてトレーニングの量を増やしていこうと思っています。それとなんといっても体重を落とさないと。体重を落とすのが最もタイムに効果がありますから。お酒をひかえて4KGは減量を目標にします。



曜日

距離 km

時間

時速 km

累積距離 km

5月6日


7.0 

 

 

5,430

5月7日


18.0

1:36:43

11.2

5,448

5月8日


12.0

1:05:57

10.9

5,460

5月9日


 

 

 

5,460

5月10日


 

 

 

5,460

5月11日


 

 

 

5,460

5月12日


6.6

0:34:20

11.5

5,467

週間合計距離

43.6

地球一周到達度

13.6%

2007年5月11日金曜日

山用のマットレス

これまでずっと学生時代に使っていたキャラバンのエアマットを使っていました。
が、当時のように小さなテントにギュウギュウ詰めになって寝ないので体が固定されず、いつも朝になるとエアマットがはずれていて、地面からの冷たさで目が覚めていました。
それで、この五月山行のために思い切って自動膨張式マットレスを購入しました。エアマットより多少は軽いのですが、畳んでも容量は大きいので、そこは気に入らないのですが、実際に使ってみて、夜は快適でした。サイズは半身をカバーするSサイズで十分ですね。




Cascade Dsign Therm-A-Rest PROLITE4 S-Size
他社から、もっと安価で軽いものもいくつか出ていますが、やはりこのマットではブランドのサーマレストを購入してしまいました。畳んだときの大きさが気になります。でもこの製品、本体が高いばかりでなく、収納袋まで別売りで、夏山用の安い羽毛シュラフが購入できますよね。


2007年5月10日木曜日

冬用グローブ(手袋)

わたしの冬用グローブを紹介します。

雪山で末端の防寒はまだまだいろいろ問題あるようですね。
現状では、学生時代に使っていたように、ウールの手袋(もちろんハンガリアン)とオーバー手袋の組み合わせが保温性ではベストのように思いました。アイスクライミングではギアをいじらないといけないし、バイルを強く握らないといけないので、五本指の一体型のグローブでないと難しいとは思います。ただ、これは1月の八ヶ岳の早朝を移動していたら指の感覚がなくなるほど冷えてしまいましたので防寒ということを主体に考えるのであれば、現状は、上述の毛糸の手袋とオーバー手袋の組み合わせをお勧めします。


IBS MATTENBELL Gore-Texグローブ TG-0605
実際に各社のグローブをはめてみて、この製品がもっとも手にフィットしたのでこれを購入しました。
このグローブはGore-Texを利用した一体型のグローブです。インナーの薄手の手袋をして装着するにはちょっと窮屈です。冬の八ヶ岳で利用しましたが、防寒としては早朝の氷瀑への移動で指の感覚がなくなるほど冷えましたのでそれほど期待はしない方がいいです。ただ、日本人の手(わたしの手)によく合っているので、アイスクライミングには適しているグローブかなと思います。
最初に購入したものは、手袋を外すときに縫いつけてあるインナーが手といっしょに出てきてしまい、クライミングの現場でグローブを簡単にはめたり外したりできなくなってしまいました。当然IBSにクレームをいれて交換しましたが、縫製面でちょっと不安が残ります。


左側は今ではめずらしくなったウールのハンガリアンです。
右側はインナー手袋としても利用できる薄手のミズノのブレスサーモの手袋です。
寒い冬はやはりハンガリアンでないと、私の年代の山屋は心細いのではないでしょうか。聞いたところによると日本の輸入商社にゴタゴタがあり、現在日本では手に入らないとのこと。登山用品店で実際見かけないですよね。学生時代の手袋を大切に使っています。
一方、水分を含むと発熱するミズノのブレスサーモを素材とした手袋もなかなか優秀です。
インナー手袋として、冬の山でテントサイトでの手袋として購入しました。五月の後立山では、結局この薄手の手袋とオーバーミトンだけで十分でした。マラソンで利用しているものよりも薄手で編み目の細かいものを利用しています。手のひら側にゴムの滑り止めがついたものもあります。


HERITAGE GORE-TEX OVER GROVE
今ではあまりオーバーミトンを使っている人を見ませんが、やはりこれとウールの手袋の組み合わせは最高でした。Gore-Texを利用したこのオーバミトンはとてもよくできています。サイズはゆったりと作られており、二本指のミトンと防寒性能は大差ないのではないでしょうか。5本指なのでなれてくると結構細かい作業もできます。特徴は手首と入り口クイックアジャスターと呼ばれるコードロック。片手で引っ張って占めることができます。これは重宝します。



これは学生時代にカラコルム遠征で利用したミクロテックスと呼ばれる透湿性素材を利用したオーバミトンです。ミクロテックスは日東電工が開発した素材で当時キャラバン社が縫製をして大々的に売り出していたものでした。私たちはこのミトンを遠征用に日東電工から寄付してもらい、当時のメンバーは大切にまだ持っているようです。さすがにラミネートした膜が剥がれてきたので、わたしは引退させて保管することにしました。ミクロテックスはその後、日東電工社とGore-Tex社との間で特許紛争があり、結局日東電工はこの分野から撤退という悲しい結末でした。耐水性・透湿性、耐久性は当時遙かにGore-Texなど他社製品を超えていたと思います。
当時、キャラバン社は、わたしたちの世代にはあまりに有名な今は亡きあの山岳同志会の小西政継氏が監修をしていました。私は遠征から帰ってきたあとに小西政継氏に実際に会い、テントやミトンなど寄付していただいたミクロテックス製品について報告した記憶があります。このミトンがハンガリアンをした手にはちょっと小さかったと言うと、「君たちはそんな厚い手袋を着けるからだね、私たちは絹の手袋だから、、、」。思い出深い山グッズです。