富士登山競争は、通常のマラソンのように、ゴールしたら終わりではありません。山頂から五合目まで自力で下山しなければなりません。足場は、火山灰の砂地でそこを一気に走って降りることになります。今回は天気もよかったので、火山灰がモウモウと舞い上がり全身が火山灰まみれになってしまいました。
--マスク---
そんなわけで、是非、今後富士登山競争に参加される方はマスクを持っていってほしいです。一般登山客の方にはマスクをした人を何人か見ましたが、富士登山競争参加者でも、下山時にマスクをしている人がいました。あまりの用意の良さに感心してしまいました。そういったことに用意周到なわたしでもさすがにそこまで気がつきませんでした。
--シューズ--
また、下山時を考えると新しいシューズや靴下を使わない方がいいと思います。確実に、靴や靴下は茶色になり、しかもかなり傷みます。茶色は洗っても完全には抜けません。今回、写真のように、私のシューズは茶色に染まっただけでなく、靴底のゴムが剥がれ、ボロボロ。富士登山競争の完走を最後にこのシューズは引退させることになりました。
なお、富士登山競争に使うシューズですが、わたしの考えではトレイル用の靴は必要ないと思います。富士登山競争はレース中は登りだけですから、山道で下るときに必要な強力なグリップ力は特に必要ないです。通常のランニングシューズで、できるだけ軽い方が適していると思います。ただし、靴底の薄いマラソンレース用シューズは下山時にかなり足が痛いのと、靴の傷みも相当激しくなると思うので、それなりの覚悟はしておいた方がいいです。でも完走してしまえば、些細なことですが。
富士山頂上でくつろぐ
ゴール後頂上であまりゆっくりしていることはできません。
五合目から富士吉田市役所への最終下山バスは1330ですから、それに間に合うように下りなければなりません。
山頂からの下山道
傾斜のきつい砂利道で火山灰が舞い上がる
山頂からの下山道(6合目に近づく)
5合目に到着
ここでお昼のお弁当をもらえます。
おにぎり3つとたくわんだけですが、空腹に耐えれず下山バスに並びながら立ち食いしてしまいました。
また、ここでスタート地点で預けた荷物を受け取ります。
下山後の火山灰で茶色に染まったわたしのシューズ
富士吉田市役所に到着して、やっとシューズを脱いで靴の中に貯まった火山灰を出そうと靴底を見たら、とんでもないことになっていました。靴底のゴムが剥がれ、もはや修理のしようがないほど痛んでいました。一週間前に1度、このシューズで山頂から下山しているので、2回の富士下山で完全に使い物にならなくなったことになります。気に入っていたシューズだったので、ちょっと残念ですが、完走を支えてくれたことにとても感謝します。自宅で洗って、あとは記念に永久保存かな。
しばらく山とランは遠のいています
仕事、そしてコロナの関係でしばらく山やランからは遠ざかっています。来年の春から復帰できるようそろそろ運動再開していきたいと思います。ちなみに今、BIツールのPower BIが半分趣味になって、完全な運動不足になっています。20201020
2007年8月2日木曜日
富士登山競争2007 下山とシューズ
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